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たのむから、放っといてくれ

きょーはとある体験会で、梅酒つくりに行ってきた。

梅酒にはわりと有名な酒造で、まずは販売用の梅酒づくりの様子を見学してから
梅園の梅を好きに採取してから梅酒づくり、それを持ち帰り。

セミナー好きでメモ魔なので梅酒づくり見学のさい、社長の話をききながら
アナログ人間なので、紙媒体のメモに話を書き留めまくり。

それから梅園にむかう途中、参加者のひとりの女性から
「梅酒、好きなんですか?」
と訊かれた。

「べつに好きじゃないです」

と正直に答えてしまった。

「熱心にメモとってたから、てっきりお好きなのかと…」

セミナー好きでメモ魔だから。
日本酒好きだけど、梅酒はそこまでだけど、おもしろそうなんで参加した。
興味深い話だったのでメモした。
でも、なんでお前にそれ説明せなあかんねん。

「女の人って、話し好きですよねえ。
婚約者の彼から、(彼の)おかんとようそんな話することあるなあって言われますけど、女の人ってそうですよね~」

って、以前秘書職を引き継いだときに引継ぎしたひとから言われたけど
「いやいやいや、そんなオンナを十把一絡げにしないでくれよ」
と思った。

女性の特性として、脳のツクリ的に言語野が発達してるひとが多いらしいけれど
あたしは男っぽいのか、いや女性だって一定いると思う、
口下手だし、別に親しくもないひととあれこれ話に花が咲けるタイプではない。

その場の運営的にとか、このひとは合いそうだなと思うひととは交流することもあるが
この体験会のこの女性は最初から、いろんなひとに積極的に話しかけており、
陽キャなのが長所で、そうでないのはKY的な雰囲気を最初からハッキしていて
苦手なタイプだなあ…と思っていたのだ。

その後も、炎天下汗だらだらかきながら作業に集中しているわたしになんか言ってくるから
「はい?」
と訊き返すと
「暑いですよね~」
とか。

そんなどうでもいいことで話しかけてくるな。

そのあとの試飲会では、「どれが一番好きでしたか」と。

べつにムスっとしているわけではなく、
必要に応じて他の参加者とも言葉を交わしているのに
わたしが望む以上に交流を強制してくる、
彼女からの働きかけに無愛想な自分がヘンな人みたいな気持ちにさせられて不快だった。

ひとにはいろいろなタイプがあるのだから、
べつに他人と交流望んでません~ってひとは放っといてほしい。
わたし社交性バツグンです!
それが至上!
みたいな態度はメンドいな~、と思った。

体験会自体は、学ぶことも多く、梅園さまよって梅採取したり洗ったりでたのしかったんだけどね。

公私ともに、習いごともふくめ、「みんなと交流できるのが上級」と勘違いしてるひとがいるのには閉口してしまう。

口下手、交流嫌いにコンプレックス感じてるからもあるけどさ。

正直、放っといて欲しい。

てなわけで、帰宅後はさいきんお気に入りの絵を描いて心を落ち着けました。


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