深読み怪文書

ガクヅケのあつあつ新ネタやりやり配信ライブ〜がつの月〜の4本目のネタを勝手に考察して勝手に書き連ねた文章になります。

動画が公式で上がったのでそれを見てから読んでいただいた方が書いてあることは少しわかるかもしれません。

直接的な流れは一応書かないようにします。
動画をたくさん見て欲しいので。


サムネイルが良すぎる、この動画。最高。

というか、ガクヅケのあつあつ初体験チャンネルに上がっているネタ動画のサムネはどれも良い。

『姥捨山』『キングオブコント』のサムネイルもかなり好き。



では本題に。


・なぜこの若者を狙ったのか
無作為に選んだ若者であったのか(カツラを人間の髪の毛で作れるくらいの毛量がある人や髪質がいい人などをその場にいた街ゆく人たちの中からその場で選んでいるのか)
→この場合、家族の復讐してやるという気持ちが膨れ上がるということもわかる。

・女性が若者の本当の母親で、まだその若者が小さかった頃に無理矢理引き剥がされてしまったため、殺してでも自分の元に戻ってきて欲しかったという仮定
→若者がイチゴが好きだということをわかったうえで、若者が住んでいる土地やよく通る道などを調べ尽くし、毒イチゴを仕込んで試食させ殺した。
年代的には少し昔の話のよう(時効の話などから予測)だがネットなどもそこまで普及していない時期に過去の記憶はあっても、住んでいる場所などの情報を手に入れる方法があったのか。
女性の執念で小さな情報などからどんどん大きな情報までたどり着くことができたのか。

・カツラ叩き売りの最中の文言
アホの若者
→これだけでは無作為に選んだ人物なのか実の息子なのかの判別はつかない。(無作為に選んでいたとしたらアホの若者はそのままの意味だろうし、実の息子だったとしても苦しいかもしれないが商売中のセリフとしていう可能性は十分にある)
ただ、時効が成立しているということを説明するときにも国を批判する意味でアホという言葉を使っているため女性の口癖のようなものである可能性もある。

世の中に2つとない一点もの、子供のよう
→まぁこの部分は人間から作れば誰から作っても一点ものだろという感じもするのだが、その後に子供のようという発言が入ってくる
大切に時間をかけて作ったものを「息子(娘)のよう」と表現することはよくあるが、もし若者が実の息子だった場合、子供のようという発言がかなり重く感じられる。
そのほかにも「一生大切にしてくれる方」などの発言もあり、最後の別れを惜しんでいるような雰囲気もある。
とにかく大切にしてほしいという気持ちがこの叩き売りのなかで随所に感じられる。
それは時間をかけてカツラを作り上げたことによる達成感なのか、カツラへの思いからくる言葉なのか。
そのほかにも「作るの大変でした」「貴重な作品」「売りたくない」「一生大事にしてくれる方」などの大変さ、売りたくない、大切なものという想いが感じられる。

・女性に復讐しにくる警官(若者の弟)
→この弟は情報を集めるのがうますぎないか…。
どうやって兄(若者)が殺されたのかがわかっている、誰が殺したのかわかっている、どこでカツラを売るかの情報も手に入れてその場にきた。
若者が殺された後はそのまま女性が連れ去っているだろうと思うのだが、殺害方法、若者(兄)を殺した犯人このどちらもわかっているのは弟本人の努力なのか、それとも若者が殺害された時に女性が気付きづらい場所にいていちご(毒いちご)を食べて倒れた兄を見ていたのか。
若者がもし女性の実の息子だった場合、弟のことを知らないのは話の辻褄が合わないような気もする。
警官の顔を見て女性は「よく見たら似てる」と言う。
腹違いの兄弟だとしたら見た瞬間に兄弟だとわかるくらいに顔が似るのか、それとも弟も女性の息子で何かしらの理由で兄だけを溺愛していて、兄だけを殺してでも近くに置いておきたかったのか。
ただ、弟の本当の母親も女性だった場合、顔を覚えていないのはおかしいのかもしれない。母親の顔も覚えていないほど小さい頃に引き剥がされているとしたら話は別だが。

・警官の顔を見て言った「よう見たら顔が似てますねぇ」
→15年前に殺した若者の顔なんて覚えていられるのか。
15年ってかなり長い。
小学校に入学した人が大学3年生になる年数。死体を15年もの間置いておくのなんて無理な話だ。
太宰治の羅生門でも門の上にいる老婆の近くには腐敗した死体が転がっている描写がある。死体は日持ちしない。
ということは、その若者を殺したそのすぐ後にカツラを作るための髪の毛だけをむしり取って死体はどこかに捨てているのではないかと思う。
羅生門の老婆は腐敗した死体の中で髪を抜いてカツラを作っていたが大抵の人間にはそんなことはできるはずがない。
腐敗していく死体と共にいたとしても、顔がわかる程度なのは最初の方だけだろう。
そんな中、15年後に警官(若者の弟)が「弟じゃ!!!」と叫んだ時に「よう見たら顔がにてますねぇ」と言えるのだろうか。
その場の雰囲気に合わせて警官を「似てますね」と言う言葉で落ち着かせようとしたのか。
殺害したという衝撃で顔が脳裏から離れていないのか、特に若者の顔なんて覚えていないが警官に話を合わせるために「似てますねぇ」と言う言葉を発したのか、特殊な保存方法でいまだにどこかに若者の死体を保管してあり顔を飽きるほど見ているからなのか…。

・警官(弟)に毒いちごを口にねじ込まれた時、女性はなぜ抵抗しなかったのか
→殺害方法が警官(弟)にばれていたことに驚きを隠せず、抵抗する暇もなかったのか。
警官に弟だということを告げられた後かなり動揺しているように見える。女性の言葉の勢いも警官の弟発言から弱まっている。
抵抗するまもなくいちごを口にねじ込まれてしまったのか、自ら抵抗することをやめたのか。

・いちごの試食場所は?
→最初の話をかなり後の方に持ってきてしまったが、まずいちごの試食をどこでやっていたのかが気になる。
どこかのスーパーなどの店舗の中だとは思えない。倒れた若者の処理ができないだろう。
田舎の道にポツンとあるタイプの売り方か。農家の人が安く野菜を売っていたりするようなやつ。あのタイプは基本無人でお金を入れる箱などが置いてあることが多いが、今回のはまた話が違うので(かつらを作るための人選、特定の人物を引き止める必要があるなど)人通りがあまりない、ただ人が全く通らないような場所で出張販売のようなことをしていたのか。
15年後に叩き売りしている場所も同じ場所なのか。売るときは人が少なすぎると商売にならない。
叩き売りをしている最中は、お客さんに話しかけているような雰囲気もあったのでそれなりに人は集まっていそうではある。
ただ、警官(弟)が見つけられたということは、15年前にいちごの試食をやっていた場所(若者が殺害された場所)かもしれない。
警官が毒いちごで兄が殺害されたということがわかっているのならばどこで女性が試食をしていたかは簡単にわかりそうなものだ。場所を大幅に変えていたら女性は見つかっていなかったのではないかと思う。
場所、(聞こえていたら)「いちごの羅生門」という言葉、女性の持っているカツラの形などのヒントが合わさった結果の突撃だったのではないかと思う。



勢いで書こうとしてかなり時間をかけてしまった。

あつやりライブから約1ヶ月経って、まだこの熱量でひとつのネタが好きっていうことが今までなかったので意地でもこの文章だけは完成させようと思った。

何箇所も同じことを書いている可能性もあるし何言ってるかわからない箇所も多々ありそうですが、読んでくださる人がいたらありがたいです。

オタク一個人の勝手な深読みなのでそこはご了承ください。

終わり。

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