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憧れなくなったわけでは無い

女子力本で学んだ、パンツとブラジャーの色を揃えてましょう。から、パンツとブラジャーを全部黒にする(色は考えない)になり。いやいや、黒いものを肌に直接は運気が下がる(スピった)、からのベージュと黒が混在する下着となった。黒は汚れが目立たない。素材もスベスベよりしっとり綿がいい。尻は隠してなんぼだ。多分。

下着店で、手袋付けた手で胸を寄せて上げて、ブラジャーに詰めてくれると胸が大きくなる。「バストは育つんですよー」って涼やかな声で教えてくれた、素敵な人たち。でも、家に帰ったらその寄せて集めた脂肪はもうその位置に無い。もう一度、育てるために、脂肪を掴み、また集めて入れて。あれ続いたことがない。育てる喜びに必要な、小さな変化(この場合バストの大きさの変化)を見つめる目がなかった。。

そして喰い込むワイヤー。

もう、胸は無いってことでいいよ、となったのはいつだったのか。ノンワイヤーバンザイ。

もちろん胸が無いと似合わない服もある。ベアトップは私には腹巻きにしかならない。ごめんなベアトップ。

村上春樹さんがエッセイで、自分のことを好きになってくれた人は何人かいた。その彼女たちは僕を見た目で選んでなかったはずだって書いてた。おぼろげな記憶。

同様に、私の事を好きになる人は、私の事を胸でも顔でも選んでないなっていうことだ。性格も犯罪歴が無いことくらいしか。。って書いたのは河原泉。

胸が大きい自分が好きなんです!だから頑張るんです!もわかる。一瞬あった。化粧毎日する自分が好きって思い込もうとしたけど、できなかった。その辺に関心が低いと認めたのは最近。

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モノクロの中のエレガントな女性たち。素敵だなと思う。常にセットされた髪。サガンも取材や出かける前には必ず美容院へ行くって何かで読んだ。時間ってどこに使うかですよね。

女をやめる。という/言われるけど、男をやめるって聞かないですね。なんでだろ。

おわり

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