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喋りが上手くなるためにしていたこと

先日オフイベにてぼぶそんさんに「喋りが上手くなるために何をしているか教えてほしい」と話しかけていただいた際に、「いやぁ~昔ちょっとやってただけで今は何もしてないですよ」としか言えませんでした。
とはいえ昔は何かしらやってたわけで、じゃあ何をやってたっけかな~というのを記憶の奥底から掘り返してみたら意外とあったので、ここにまとめておきます。

毎日の発声練習

発声練習は当時マジで毎日やってました。当時は高校生で、学校に行く日はテスト当日も含めて毎日やってたし、土日も学校に行って1日中練習してたし、学校に行かない日は自室や屋上でやってました(今考えると非常に近所迷惑)。
具体的な内容としては以下のとおりです。

  • 腹式呼吸(鼻から吸って口から吐く。上手くいかないときは寝てやるといい。)

  • 発声練習(「あ~~~~~~~」って感じで声を出し続ける。一息でだいたい25秒くらい。)

  • 滑舌(「あ・い・う・え・お」って感じで短く発音する。)

  • 早口言葉(外郎売とか)

  • 原稿読み

朝練だとこれを大体30分くらいで、普段の練習だと3時間くらいかけてやってました。

上手い人の真似をする

とにかく上手い人の真似をしていました。
コンテストの上位入賞者の読みを聞きまくって特徴を掴んで真似したり、NHKのアナウンサーのアナウンスをじっくり聞いたりしていました。
この手のものは正解がないので、誰か理想とする人を見つけてその人に近づこうとするのは上手くなる方法の1つだと思います。

自分の喋りを聞く

自分の喋りを客観視するためにも、自分で聞いて改善点を見つけるのは大事だと思います。
私は自分の声が好きではないので、自分の出たイベントのアーカイブを見て気の抜けた自分の声を聞いては「いやもう聞いてられんわこんな」となるのですが、当時自分の喋る声を聞くのは全然苦ではなかったので、毎日録っては聞いてを繰り返していました。
この繰り返しのおかげで上手くなったという自覚があります。
ちなみに今も「聞いてられんわ」と思いながら結局全部聞き、「う~んここはもうちょっと表現を変えた方が良かったな……」などと反省会をしています。

場数を踏む

全然簡単なことじゃないのは分かっているのですが、場数を踏んできたのは大きかったと思います。
全校生徒の目の前で話す機会はもちろん、地域のお祭りの司会やオーケストラのコンサートなどにも参加させてもらえたので、人前で話すことが苦痛ではなくなりました
初めて参加したRiJ2019でも物怖じせずに喋れたのは、これまでの経験があったからだと思います。

自己肯定感を養う

私は自分の声が嫌いだというのは前述のとおりですが、自分の喋りを聞いていて苦痛に感じないのは自己肯定感のおかげだと思っています。この自己肯定感がなかったら、多分今頃RTAの解説はやってないです。
小学生の頃に担任の先生から「音読が上手」と褒められて調子に乗り、「な~んだ、私って喋るの上手いんじゃん」と思いながら生きてきたところ現実の壁にブチ当たってプロになるのを諦めた身なので、「プロには及ばないけど一般人ならまあ上手い方」とランクを下げてでも自分を褒めながら生きています。
自分で自分のことを「今回もよく頑張ったよね」と認めてあげるのも大事ですが、走者から「解説頼んでよかった」と言ってもらえること、見ていた方から「面白かった」と言ってもらえることが何より自己肯定感を育んでくれています。
いつもありがとうございます。

喉をいたわる

私はもともと喉が強くなく、年2ペースで扁桃腺を腫らしては声が出なくなっていたので、なるべく喉をいたわるように気を付けていました。
大事なイベントの前には、

  • こまめにうがいをする

  • ぬれマスクをして寝る

  • 緑茶・紅茶・ウーロン茶を飲まない(喉の油が流されちゃうので)

  • 当日の朝にぬるま湯でうがいをする

を徹底していました。
喉のコンディションはマジで大事なので、今でも喉はちゃんといたわっています。(と言いながら、RTAイベントでは出番の前にはしゃぎすぎてしょっちゅう喉を枯らしています)

まとめ

意外と色々やってんじゃ~ん
少しは参考になるのかな なればいいな

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