決算メモ 4390ips 2022年3月期 第一四半期決算(愚痴ります)
2021.8.13
僕の主力銘柄である4390 ipsの第1四半期決算が発表されました。
2022年3月期第1四半期決算短信
2022年3月期第1四半期決算説明補足資料
ふんふん……
売上が前年比で8.1%増、利益で13.9%増と…
なにっ!?
…この時ばかりは一瞬体が固まりましたよ💦
結果的に、補足資料&IRへ問い合わせにて安堵したものの…今回は流石に堪えたホルダーも多かったのではないでしょうか。
ここは、フィリピンという情報の取りにくい新興国でのビジネスを主力としています。
売上が期中で偏りがちで、また社会情勢によって計画がズレ込むなんてことはザラでございます。
これは仕方の無いことで、投資家としてしっかりと情報を取り、追って行く必要があります(僕がTwitterをしている目的でもあります)
ただ、その作業は中々大変で、更に今回のような特殊な要因(後述します)で期待値に及ばない数字を出すことは、投資家から難しい銘柄、として印象付けられてしまい、この素晴らしい企業を応援する魅力が損なわれてしまうことにもなりかねません。
「この企業は長期投資家が多い」
確かに良い言葉ですが、投資を始めて日の浅い方、また、これから始める方にも、是非この企業の社会的責任のある取り組みを知ってもらい、時間軸に拘らず応援してもらいたいと思っています。
ipsには、応援している投資家に対し、もう少しわかりやすい対応・対策を取っていただきたく、普段は温厚でスマートで【和製オーランドブルーム】とまで言われることしばしばの私shinnも、今回ばかりはかなりキツめに要望をさせていただきます。
え?…ハイ、温厚だけ、合ってます(うっせえなw)
えー、以上で愚痴りは終了。
取り急ぎの分析をしてみました(セグメント毎、気になる部分のみ)
▪️ 海外通信部門
大口の契約方式変更(この経緯はネガティブな要素ではない)により、C2C回線リース料が毎月の入金から第4四半期(IR確認)に一括払いとなることが影響しました。
ただ、営業展開の推移は心配しなくて良さそう。
今回、指標として、C2C回線のCMGR(月間成長率)が掲載されていました。
6月末時点でほぼ計画通りであること、提供中帯域の1-3月の凹みは、コロナの影響によるアクティベーション(使える状態にする作業)の遅れによるもので、これは一時的な機会ロスにはなるものの、事業成長の悪要因ではないと捉えております。
既に決着している6月時点での見通しCMGRにおいては契約社数で22%、また気になる提供中帯域では23%と、しっかりキャッチアップしている様子です。
(契約社数は、その企業自体の規模もあるため、売上の面で気にすべきは提供中の帯域と考えます。今後継続して掲載するかは検討中とのことでした)
【参考例】契約社数が1月で10社であった場合、
3月の契約社数が16社でCMGRは26%、6月の契約者数が27社でCMGRは22%となる試算となります(合ってるかな?)
引用 CMGR(Compound Monthly Growth Rate)とは?複利でみる成長率の計算方法まで解説!
▪️P国内通信部門
C2Cの国内回線利用分が寄与し前年比で大幅増ですが、肝心の法人営業は依然停滞とのこと。こちらはまだ長引きそうです。
また、交渉中の大口一社との契約は、残念ながら今Qに間に合わなかった様です。
年内(即ち、年度内)には締結を目指しているとのことでした。こちらは辛抱強く待つしかなさそうです。
▪️国内通信部門
時間配分の都合で一言「計画通りですよね」の問いに「計画どおりですね」の返答で終了。
▪️美容・医療部門
レーシックの売上は順調に回復している様子。
移動制限のかかっている現在はやや施術数が落ちているものの、そこまで悪くないというコメント。
▪️その他
在留P関連事業がその他事業となり、報告セグメントから除外に。
このnoteではここまで。
質問、ご意見は気軽にTwitterにてお声掛けください。
shinn