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僕、ナガヤマがなぜ永山運動室を始めたのか?1/3

僕は25歳の時に

ジムに通い出した。
なぜならゴルフのドライバー飛距離を伸ばしたかったから。その時に入会したジムのインストラクターは、大きな黄色いマシンを使う肩・胸・脚・背中のパーツわけしたメニューを提案してきた。
しばらく取り組んだら確かに出力は増えた。
出力は増えたけれど、スウィング中に自分の持っているパワーが発揮できない感覚があって、無我夢中にボールを打った結果、僕は背中と腰を痛めた。
それでもそのジムでカラダを動かすことは続けた。
ちなみに同じインストラクターが減量をしたい人に提案していたメニューは、僕に提案していたメニューと一緒だった。
彼は格闘家を目指してトレーニングをしていたが、いつも怪我をしていた。

そして時は流れ、

僕は34歳の時にサーフィンと出会う。サーフィンは白波が立つ前の波に乗る。つまりバッサーンとブレイクする波のさらに先に向かって板の上に腹ばいになってパドルをして沖に行かなければならない。
その白波を越える事をゲットアウトというのだが、僕は最初の時全くまともにパドルが出来なくて、ひたすらブレイクする波にもまれて体力を奪われて、くたばった。まともに海から歩いて上がれなかった。
バランスとか柔軟性とかが自分の中に全くない事がわかり、もの凄く悔しかった。
と同時にサーフィンは、風のない朝と夕方のタイミングで行う。風の吹く昼間は波が立たないのでサーファー達はビールを飲んだりして、リラックスした時間を過ごす。
僕が入った海は千葉の九十九里だったので、海とゴルフ場は大変近い。なので波乗りをしてゴルフをすれば時間が有効に使えるし、体力的な挑戦も出来るし取り組んでみようと思った。
調べてみるとSURF&TURFというらしく、当時取り組んでいる人はいなかったので頑張ってやってみた。
やってみるとメチャクチャに疲れた。
疲れを通り越して背筋全体が炎症を起こし、激痛に2日間寝れずに苦しめられた事もあった。
とにかくこの取組はとても大変なことがわかって、自分なりにトレーニングというものを見つめ直した。
そして一番の近道を辿りたいと思った。だってもうその時は若くなかったから。

けれども相当探したが、

僕のやりたい事「サーフィンとゴルフのパフォーマンスを同時にあげたい」ということについて、体系的に教えてくれるジムやトレーナーはいなかった。
誰一人、「腰(骨盤)を廻すとはどういう動きなのか、具体的には筋肉がどういう働きをしてカラダは動くのか」「立ち上がるということはどういう動きなのか、筋肉がどのような働きをするのか」という僕の質問に答えられなかった。
僕からみて本当のエキスパートはいなかった。どこか曖昧なところがあったり、コミュニケーションが悪かったり、いまいちハラオチ出来なかった。
いつしか僕はジムに失望し、フィットネスマガジンを購入して、そこに書いてある事をチラチラ実施するヘナチョコ男になっていった。。。

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