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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を映画館で観ました!

おはようございます!
ドスコイ中原です。

先週の週末、最新作の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を観に行ってきました。映画館で観るのは2020年の年初に観た『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来、実に1年10か月ぶりで、映画館というシステムで映画を観るという価値を見直しました(笑)

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映画館で観るということ

映画館というシステムは外部から遮断・隔離され、作品を観るための集中力が求められます。でも全く知らない他者がいる、とてもパブリックな空間であるということも忘れてはなりません。ところが、映画が始まるとプライベート的な空間に早変わりする。それは、上映が始まるやいなや私たちが包まれる暗闇が醸し出しているのだと思います。この暗闇が醸し出すハイブリッド空間こそ、映画館というシステムの魅力の本質ではないかと思っています。作品に集中する個人の“緊張”と、全く知らない他者と一緒に観るという“緩和”のバランス。これが映画館が100年以上存続し続けているポイントではないでしょうか・・・

ジェームス・ボンドの存在理由

最新作の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、主役であるボンドの存在理由が失われつつあるのかなと思ったりしました。スパイとして活躍する人よりハッカーが重宝されるこの世界では、肉体を鍛えた殺し屋など、いかれた悪役が恐ろしい計画を実現するのを止めることはできなのだと。でも、作品を観る多くの人にとって、ジェームス・ボンドという人間像がある程度は刷り込まれていて、例えば男性であれば“ああいう風なダンディーになりたい”とか、“単にスパイになりたい願望”や“危機一髪を乗り切れる男になりたい”といった様々な価値観がるのだと思います。

ボンド・ガールが印象的だった

ちなみに、今回の作品で個人的に印象に残っているのは、キューバのCIAエージェント・パロマ役を務めて人気沸騰中の女優アナ・デ・アルマス。セクシーでグラマラスはいままでのボンド・ガールと同じなんだけど、アクションシーンをエレガントなドレスにハイヒールを着用してこなしていて、それでいてキュートでオチャメなのがとても良かったです。キューバのシーンでは、確実にボンドの魅力を凌駕していたんだと(笑)

ということで

ダニエル・クレイグのボンドは死んだけれど、ジェームズ・ボンドは不死身で、また新作が製作されたら観に行くんだろうなと思いつつ・・・

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