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岩手の景勝 不動の滝

大正10年に『岩手日報』が募集した「県下三勝十景」で第一位なったという景勝地で、日本の滝100選にもなっている絶景の地、不動の滝。

名勝不動の滝
地元の人からお不動さんと言われ親しまれる

国道の282号線沿いに大きな鳥居があって、そこから3kmくらいでしょうか、JR花輪線荒屋新町駅駅からだと約4kmのところに桜松神社があります。桜松神社は、江戸時代には滝に不動明王を祀る修験道の地で、櫻松不動明王と称していました。明治の廃仏毀釈、神仏分離で、明治40年に瀬織津姫(せおりつひめ)を主祭神とする桜松神社となっています。

国道沿いに建つ大鳥居

樹齢数百数十年のスギ、アカマツ、ブナの原生林の中を渓流となって安比川に合流します。冬のお不動さんは、シンとした参道に川の流れる音と、鳥のさえずりだけが響きます。

樹齢数百年と言われる杉の参道
岸壁に食い込んで建てられた本堂

滝に近づくにつれ、轟音が響き渡ると、目の前に雄壮な滝が現れます。

橋と滝の風景が美しい

5月には桜松神社の広場に桜が満開となり、毎年5月3日に不動の滝まつりが開催されます。四季をとおして風情が変わるので、ぜひ立ち寄って見てください!

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