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二松学舎大付の野球部


東東京に属する高校野球の強豪校、二松学舎大付のお話。
筆者にはとても印象に残っている学校です。それは2009年最後の夏、準々決勝で二松学舎と対戦。4対3でサヨナラ負けをして現役生活を終えたからです。京屋陽というすごい打者がいました。。。以降、後輩達も対戦してきましたが計4度跳ね返されました。本当に負けてくれないです。

ここ最近は世田谷西シニアの後輩も進学しているそうです。

2020年今秋は準決勝で敗退でしたが、近年安定した強さを維持しています。

OBのプロ野球選手

2000年代以降に輩出したプロ野球選手
■小杉陽太(元横浜DeNAベイスターズ)
■鈴木誠也(広島東洋カープ)
■大江竜聖(読売巨人軍)
■永井敦土(広島東洋カープ)
■秋広優人(読売巨人軍)

特に鈴木誠也選手に関しては侍JAPANの4番打者を打つなど、日本を代表する強打者となっています。今季ドラフト指名を受けた秋広優人選手は身長2mで投手もできる二刀流と騒がれました。プロでは野手として勝負するとのこと。

各々なんですけど、型に縛られないそれぞれ個性を持っているなという印象を受けました。

2010年以前の二松学舎の選手って大砲ばかりいて強力打線が売りのイメージ。

近年の二松学舎の選手は走攻守の三拍子揃っているなと。
いつか二松学舎を率いる市原勝人監督に選手スカウトのことどういう視点で獲得しているのかすごくすごく聞いてみたいな。

これからプロ野球選手はもっと輩出されるのかなと思います。

夏の呪縛

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二松学舎野球部の歴史を語る上でも外せない夏の3年連続決勝戦敗退

■2002年 帝京6-3二松学舎
■2003年 都立雪谷5-0二松学舎
■2004年 修徳3-2二松学舎

このうち2002年と2004年は選抜高校野球大会にも出場。
過去選抜準優勝の経験もあるように、春の二松学舎というイメージは大いにありました。小学生ながら父と神宮球場で全試合観戦していましたが今でもあの負けは覚えています。

「また負けたか」

小学生の自分でも見ていて可哀想すぎるだろと。言ってはないけど、観客のため息や雰囲気からそう言っているような,,,

2013年夏も東東京大会の決勝に進出するも修徳高校に大差で敗戦。勝手に決勝戦まできたら負けるイメージがついてしまっていました。


この敗戦を乗り越えて二松学舎大付野球部は本当に強くなりました。2014年夏に1年生トリオの活躍もあり宿敵である帝京を破り、11度目の決勝戦で初優勝を果たしました。このときは二松学舎を応援したな,,,

東京の高校野球ファンもきっと嬉しかったのではないかなと思います。

以降、近年はコンスタントに甲子園出場へたどり着いています。

■2015年春の選抜高校野球大会
■2017年夏の選手権大会
■2018年夏の選手権大会

夏の予選という地獄を乗り越えた二松学舎は近年肩の力抜いて戦えている。
東京には帝京、関東一、国士館、日大三、東海大菅生、早稲田実と倒さなければいけない強豪私学は多いし、都立高校だって強豪私学を倒してやろうと向かってきます。

こういう縮図の東京都高校野球が大好き。

これからも二松学舎大付の野球部に注目していきたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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