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フォトブックは惜しみなく愛を与える

最近、デジカメで写真を撮る人が増えた一方で、それをプリントする人は少なくなっているんだそうです。

確かに、自分のことを振り返ってみても、「写ルンです」くらいしか使ったことのなかったときには、「現像してプリントしてもらう」という工程を経なければ、どんな写真が撮れているか分からないという状況でした。だから、今のようにデジカメで撮った写真をその場で液晶画面に表示させて確認できるとなると、よほどプリントしたい写真以外はそのままハードディスクに眠ったまま、ということになってしまいます。

逆に、撮ってみて、失敗だなという写真はどんどん削除してしまえるので、シャッターを押すのが気軽になって撮影枚数は増えたという面もあります。

なんだか年賀状に似ているなぁ

パソコンの住所録から、プリンターで宛名書きを印刷した年賀状が増えてくると、手書きで書いてある年賀状って逆に「ありがたみ」がありますよね。

下手な字であっても、時間を割いてその手書きの文字を書いてくれたということは、受け取る側も容易に想像できます。

それと同じで、親が残してくれたアルバムなんかは、「フィルムカメラで(無駄のないように)撮って、ぜんぶ現像した上で、親が選んだ写真をアルバムに残してくれた」という手間がかかったものです。もし、デジカメで撮った写真が大量にハードディスクに残っていて、それを子供に全部見せてあげられたとしても、そこにはそういった「手間」がないわけです。

シャッターを1回切るときの心の込め方も違うし、デジタルデータで残しておくだけでは、「どの写真が素敵かな」と選んだ親の気持ちが伝わっては来ないですよね。

フォトブックには親の「視線」が反映される

眠っているデジタルデータをプリントして、昔ながらのアルバムを作って残しておいてもいいんですが、今ならフォトブックにするのがいいでしょうね。簡単なコメントも追記できたり、デザインもテンプレートから選べばかなりセンスのいいレイアウトが素人でも可能ですし。

そしてなにより、フォトブックを作っておくと、その時の子供に対する「親の視線」が残しておけるような気がします。

ただ単に、撮った写真を時系列にフォトブックにするのでも悪くはないですが、何かテーマを決めて表情の変化を特集したり、成長の過程が分かるような写真を並べてみたり、その時に親として感じたことをコメントしてみたり。撮ったデジタルデータを眠らせたままにせず、そういった「編集作業」を経ることでフォトブックが子供を題材にした一種の作品になるといっても過言ではないと思います。

子供が大きくなって、このフォトブックを見た時に「あぁ、こんな風に育ててくれたんだ」というのが親の子供に対する視線や想いと共に伝わるというのは、素敵なことだと思いませんか?

なんだかフォトブックのステマみたいな記事になってしまいましたが、子供の1歳の記念にフォトブックを作ってみて、とてもよかったのでオススメ。

作ってみて良かったと思ったフォトブック

Photoback Journal

いろいろな大きさのフォトブックが選べるが、ここの「Journal」は、A4サイズの雑誌風のおしゃれなフォトブックが2,000円弱で作れてしまう。レイアウトのテンプレートも豊富で、変化を持たせることで飽きのこないフォトブックになる。なんかそれっぽい雑誌に仕上がって手元に届いたので、少し感動したくらい。

TOLOT

送料込みで500円で小さくて可愛いフォトブックが作れる。手軽な上に、1枚ずつ普通のプリント屋さんでプリントしてもらうより安いので、気軽に注文できるかな。両親にプレゼントとしてフォトブックを頻繁にあげるなら最適かも。


以上

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