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優勝前夜、澤村の三振。

今回は、優勝前日の試合について思うことを話します。まだ慣れていないので、文章など見苦しいですが…よろしければ。

この日の先発は山口俊。アクシデントもありながら好調に飛ばします。打線は坂本、大城、重信に本塁打。5点差の安全圏リードで7回に。この回、山口に代わって大竹がマウンドに上がるが救援失敗で5点差→3点差。続く中川も不調で、原監督は澤村に託す。ハマスタ優勝の可能性を消したいDeNA。グランドスラムが出れば逆転だ。さらに、バッターは巨人キラー、ソト。一発の期待も高まる。

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澤村は攻めた。一気に2ストライクに追い込んだ。3球目、低めの速い球を必死に小林が受け止める。1ボール2ストライク。勝負の一球。

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146kmのスプリットが低めに決まった。ソトは強振したが、バットには当たらなかった。その瞬間、澤村と小林は吠えた。ガッツポーズもした。大ピンチを、空振り三振で抑えたのだから。澤村が先発挑戦したが跳ね返された、屈辱のハマスタのマウンドは、この瞬間歓喜のマウンドに変わったのだ。

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この三振を受けて、チームは活気づく。坂本、岡本が本塁打で差を広げ、9-4で勝利する。さらに翌日も勝利し、5年ぶりのリーグ優勝を勝ち取ったのだ…!


実は試合後の後日談で、こんな話もあった。

宮本コーチ

「澤村、澤村いきましょう」

原監督

「いや続投、、続投しよう」

宮本コーチ

「いや、澤村いきましょう。澤村とソトの相性は5打数1安打で2割です。相性いいです。いきましょう!」

原監督

「えっ?…、じゃあ、分かった」

宮本コーチはこのことを、

「あそこで皓太の続投は僕の中では考えられなかった。四球、四球でホームランキングのソトを迎えた時にいや、これは投げられないだろうと。メンタル的には耐えられないなと思った。監督の『続投』が少し弱く聞こえた。迷ってるなっていうのを感じたの。で二度押ししたんですよ。僕も優勝したいし、ここで勝負かけないと自分が後悔すると思った」

https://www.google.co.jp/amp/s/hochi.news/amp/articles/20200414-OHT1T50176.html

(上記より引用)

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個人的に思うのは、あそこで澤村が抑えていなかったら、優勝できていなかった。チームの士気も上がっていなかった。優勝を結びつけた。それくらいに、最高の三振だと思いました。

ここまで読んで下さって、ありがとうございました、

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