【みどころ第一弾】実在の歴史上の人物が登場…!!「13番地のパブロ・ピカソ」配役発表…!


こんばんは、劇団員の青木です。


昨日はもうなんだか既に夏を感じさせるような
暑さになってきましたね。


そんなこんなで鋭意稽古が進んでおります
「13番地のパブロ・ピカソ」



今回はそんな作品のみどころ紹介第一弾!



新宿公社本公演、
第四回目にしてはじめての試み。



今回は一部実在の人物を扱っております。


そこで…!どどどどどんと!!
一部配役を発表したいと思います!



本編は2つの時代を軸に物語が進んでいきます。



1907年、パブロ・ピカソがまだ無名の絵描きだった頃。「洗濯船」とアダ名のついた貧乏長屋にタムロする若者たちの物語。

1952年、ピカソが現代芸術の巨匠となった時代。パリの外れに住んでいるとある画商たちがピカソと契約を結ぼうと知恵を絞る物語。



ということで今回は!!第一弾!!
1907年のみなさんの配役を中心に発表しようと思います!


役の説明については作者小林にヒアリングしましたので、ぜひご覧ください。
ちょいと長いですがよろしければぜひお付き合いください。

それではいってみましょう!
1907年の登場人物達です!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



■パブロ・ピカソ : 青野竜平

現代芸術の巨匠。ピカソが世に出ていなければ、美術が100年遅れていたとも言われる。しかし、若い頃は全く絵が売れず、満足にご飯も食べられない生活。16歳で、王立美術アカデミーに入学するほどの画力だったが、本人は学術的な技法を嫌い、晩年は「子供のような絵」を描く事にこだわった。死ぬまで辞められなかったものは、タバコと女。



■ジョルジュ・ブラック : 谷恭輔

ピカソと共に「キュビズム」という技法を創った。当時は、お互いが完成と認めるまでは、作品を世に出さないという約束があったほどに親密で、その頃の絵は、どちらが描いたのか区別も難しいほど。しかし、ピカソがキュビズムを手放すにつれて、徐々に疎遠になってしまう。


■アンドレ・ドラン : 松浦康太

画家。菓子職人の息子。不遇の天才。「洗濯船」に出入りして、ピカソやブラックと親交を深めた。しかし、彼らのような才能の塊に囲まれて、彼は日々、自分の実力に対しての不安に苛まれる。第二次大戦中、占領下のパリで、ナチスドイツに「フランス文化の権威」として利用されてしまい、終戦後、追放処分となる。晩年に、病気で視力を失い、最期は自動車事故で死んでしまう。



■マックス・ジャコブ : 久井正樹

ユダヤ系フランス人。同性愛者の詩人で、ピカソを生涯愛していた。スペイン訛りの治らないピカソに、正しいフランス語を教え、文学の素養を与えた。歌と踊りが大好きで、気さくなムードメーカーだったけど、酒に悪酔いする所があったらしい。


■フェルナンド・オリヴィエ : 蓮見のりこ

ピカソ描く油彩画の中に、初めて現れた恋人。美しいフランス語を話し、芸術の素養があった。ピカソは彼女を溺愛し、束縛したが、最後には彼女をキャンバスの中で解体し、侮辱して、利用した。一時は「同じ男」を取り合った間柄だったが、ジャコブとは生涯にわたって親交が深かった。



■アリス・ジェリ : 土佐まりな

芸術家ではなかった為、劇中の人物の中では一際資料が少ない。わかっていることは、ピカソがドランと引き合わせ、二人は一目で恋に落ちたこと。そして、ドランの恋人になる前は、モーリス・プランセという名の保険経理士と結婚して離婚した経歴があり、その男と結婚する前はピカソの恋人であったこと。猫を思わせる顔立ちが、界隈の芸術家たちを虜にしたらしい。

上記はアンドレ・ドランが書いたとされる肖像画


■ベルト・ヴェイユ : 松永直子

若手時代のピカソを支えた画商。彼女は、名も無い画家たちを支援する事を生きがいとしていたけれど、そのせいで画廊の経営はガタガタ。当人も食べるのに困る日すらあった様子。すごく正直な人で、相手がどれだけ無名だったとしても、絵画を不当に値切ったりすることは絶対に無かった。ピカソはそんな彼女を慕い、名実ともに現代美術の先駆者となった1921年に(劇中に描かれる時代から15年ほど後)、彼女の為に描いた肖像画も残っている。
上記はピカソが描いた肖像画。


■ダニエル=アンリ・カーンワイラー : 尾﨑宇内

知る人ぞ知る当代随一の画商。彼がフランス美術を世界に広めたといっても過言では無い。裕福なユダヤ系の家系に生まれ、代々に渡って類い稀な商才を受け継いだ。彼は、音楽を愛し、指揮者を目指した事もある。何でも自分の思い通りにしたい欲求があったそうだが、語り口は温厚で紳士そのもの。しかし、彼は素人のように雑な仕事をする画商を目の敵にし、ベルト・ヴェイユの事は心底軽蔑していた。


■アルルカン/少女 : 工藤彩加

16世紀のイタリアで流行した仮面劇の中に出てくる代表的な道化役。軽業師としても登場し、ピエロとも言える。ずる賢いが、素直な人気者として描かれることが多い。売れない時代のパブロ・ピカソは、折に触れてアルルカンをモチーフに絵を描いた。つまりアルルカンは、行き場のなかった当時の彼の分身とも言える。


■ジャクリーヌ・ロック : もなみのりこ

ピカソの最後の妻。72歳のピカソと出会った、26歳の彼女は、たちまち恋に落ちる。彼女には離婚歴があり、子供もいた。しかし出会ってから8年後、ピカソ80歳の年に、二人は結婚することを決める。彼女にとって、ピカソと過ごした20年間が人生の全てであった。事実、ピカソが死んでしばらくして、彼女は自らの頭をピストルで撃ち抜いて自殺する。



さて、いかがだったでしょうか。

でてくるでてくる、実在の人物たち。



さて、もうお分かりかも知れませんが
1907年のは実在の人物たちの物語。

では1952年は…?

まだ登場していない、石田迪子さん、浦川拓海さん、山本周平さん、吉澤尚吾さん、青木沙織の役所については

第二弾で明らかに…!お楽しみに。



芸術を売る、買うとは!?っていったいなんなんだー!
ぜひ劇場でお待ちしております!


↓ご予約はこちらから↓
https://ticket.corich.jp/apply/89716/



お得な500円割引の木曜夜
そして
土曜の昼から席が埋まってきております!
ご予約お待ちしております!


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新宿公社
第4回公演「13番地のパブロ・ピカソ」@ サンモールスタジオ

【日程】
5月09日(水) 19:00
5月10日(木) 19:00★
5月11日(金) 14:30 / 19:00
5月12日(土) 13:00 / 18:00
5月13日(日) 11:30 / 16:00

【チケット料金】
一般(前売)3,300円 / (当日)3,800円
22歳以下 2,000円
高校生以下 500円

★木曜よる割(=5月10日19:00の回 前売り予約のみ適用)
(一般)2,800円
(22歳以下)1,500円
(高校生以下)500円

【会場】
サンモールスタジオ

《アクセス》
東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩3分。
〒1600022
東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第3M-B1
http://www.sun-mallstudio.com/access.htm

【出演者】
青木沙織、青野竜平(以上、新宿公社)、工藤彩加、谷恭輔(KAKUTA)、土佐まりな、松永直子、石田迪子、浦川拓海(ラッパ屋)、尾﨑宇内(青年団)、蓮見のりこ、久井正樹(演劇集団円)、松浦康太、もなみのりこ、山本周平、吉澤尚吾

【あらすじ】
なあ、アンタ。俺の描いた絵、買っておくれよ。
100年たったら、これ一枚で城ひとつ買えるぜ。

奇人変人奇妙キテレツ
薄情者でヘドが出る
アヘン中毒ただのキ×××
性根の腐った恥知らず

とある画商は、戦争帰り。
ピストルで効き腕をやられて、絵描きになる夢を捨てた男。
もう何も、怖いモノなんて在りはしないよ。

仲間の画商が彼に言う。
「あのジィさんに取り入るんだ。そしたら、ここで人生一発逆転よ。ここらで勝負かけようぜ。」

余計な世話だ。
パブロ・ピカソ、僕はお前を許さない。

【スタッフ】
舞台監督…北島康伸 / 新井和幸
音響…斎藤裕喜 / 河相朱音
照明…長尾裕介(LEPUS)
舞台美術…入倉津
当日運営…潮田塁
演出助手…天野莉世
宣伝美術…吉田能(あやめ十八番)
スチール撮影…松村宇洋
当日スチール撮影…石井俊
当日企画…檀上仁美
パンフレット製作…テツユウキ(東京ジャンクZ)
【企画】新宿公社

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