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【あらすじ公開!】2021年9月 再演 / 新作

1/9、10に開催される次回公演の出演者募集オーディションのご案内と、その宣伝として、次回作のあらすじを公開します!

まず、オーディションへのご応募に関してのご案内です。
今回のオーディションでは、新型コロナウィルス対策の為、1次審査と2次審査を設けております。1次審査では、過去に出演された舞台・映画の映像、もしくは、短編作品「火葬場にて」の中から一役を選んで頂き、動画に撮影したものをお送りください。台本は、こちらのページからご確認頂けます。

撮影の際、相手役はご用意頂かず、相手役の台詞の間を開けて、選んで頂いた役の台詞のみ録画してください。撮影のフォーマットは問いません。
こちらを基に1次審査を進めます。1次審査を通過した方は、お選び頂いた日程に、こちらが指定した会場までお越しいただき、2次審査として実際に演技を拝見します。
本来であれば、ご応募頂いた皆様とお会いしたいのですが、感染症対策の為、今回は断念致しました。ご理解のほど、何卒よろしくお願いします。

次回公演の開催時期・会場は、こちらです。

2021年9月10日(金)〜9月20日(月)
@劇場MOMO(中野)
(7日に劇場入り、7〜9日で仕込み予定)

弊団体では、次回以降の公演にご出演して頂ける方も広く募集しておりますので、もし来年の公演はスケジュールが合わないという場合でも、次回以降の出演にご検討頂けるようでしたら、是非ともご応募ください。

この記事の最後に、諸々のオーディション情報を記載したページをご案内しております。詳細はそちらをご確認ください。

また、弊団体では、演出助手、制作、衣装など、スタッフとして公演に関わって頂ける方を、広く募集しております。経験や、年齢は問いません。こちらは、オーディション時期に関わらず柔軟に募集しています。上記に記載の無い役職であっても、我々に少しでもご興味を持ってくださるようであれば、いつでも気軽にご連絡ください。

次回公演のあらすじ

次回公演のあらすじを公開致します。次回公演は、再演「ざらば(2017)」と新作「タイトル未定」の2本立て公演です。

「ざらば」(再演)
この演目では、全員が一人三役を兼ね、全ての時代に登場することで、輪廻を描く。物語は、1952年、1988年、現在、3つの時代に跨っているミステリー。架空の未解決事件「幣園(しでぞの)一家連続殺人事件」を主軸に繰り広げられる。被害者は、戦時中に兵役を逃れる為、ストックホルムに移り住んだ富豪 幣園一族。

1952年のある朝、ストックホルムの屋敷に、当主 幣園 勝太郎の正妻である朝子の姉、藤方 夜子と、娘の月子が訪ねてくる。幼くして身篭ってしまった月子の療養の為であった。そして、彼女達が来てすぐに、幣園家の人間が不可解な死を遂げていく。
時は流れ、1988年の東京、日本有数の証券会社「財津証券」である。その日、一部の社員たちの間で「幣園コーポレーション」の買収計画が持ち上がる。その会社は、件の事件に巻き込まれたものの、奇跡的に一命を取り留めた幣園家の長男 経太郎によって再興した有名企業だ。買収を目論むメンバーの中に、経太郎の長男 悟が居た。彼は、父の企業を買収し、父よりも優秀である事を証明することで、屈折した親子関係を精算したいのだ。
さらに時は流れ、現在。静岡県の大学に通う木崎 誠は、卒業論文のテーマに「幣園一家殺人事件」を取り上げることにした。彼が、遠い北欧で、人知れず迷宮入りに至ったこの事件を追いかける、その理由は。
「タイトル未定」(新作)
とある新興宗教団体の事務室を舞台にしたブラックコメディー。
修道士たちが、様々な悩みを持つ信者たちを相手に、お布施の計算や懺悔のスケジュール調整をしている。しかしこの宗教団体、実は全くのデタラメで、完全な詐欺である。黒幕は、古参の修道士。「仏教だってキリスト教だって、最初は皆んな詐欺みたいなモンだ。」と、彼はうそぶく。腐り切った組織の中で山本は、信者達を騙す罪悪感に苛まれていた。そんなある日、関係者たちの身に、一斉に不幸が降り掛かる。「これは祟りだ。」と動揺している彼らを尻目に、山本は「本物の霊能力者」を探す。
新しくやってきた霊能力者は、いかにも胡散臭い中年女性だった。しかし彼女には、「人の心を見通す力」が備わっていた。プライベートな秘密を言い当てられたり、驚くべき予言の数々を見せ付けられた修道士たちは、彼女を信用する。そして、元いた教祖は失脚し、今度はこの霊能力者が新しい教祖として祭り上げられる。

「ざらば」は、新宿公社 初期の代表作であり、上演時の評価も高かった作品です。また、新作に関しては、現時点で既にラストシーンまでのプロットが御座いますが、宣伝の都合上、この記事には途中までの記載とさせて頂いております。もし、オーディションへのご応募を検討されていて、「ざらば」の上演記録映像や、新作のラストシーンまでのプロットをご覧になりたい方はお問い合わせください。

ご応募に関する詳細は、下記ページからご確認頂けます。記載された情報以外に、ご不明点、お気づきの点などが御座いましたら、応募窓口と同じく、shinjuku.kousha@gmail.com までご連絡ください。応募締切は、1月4日です。

それでは、沢山のご応募、お待ちしております。

                         (文責・小林弘幸)


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