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Nordend4608mTourSki(モンテローザ山群)

2021年5月2日~3日

メンバー

田村 / レオナ

5月2日 モンテローザ小屋へ

ツェルマットの駅に集合、ゴルナグラート行きの登山鉄道ツェルマット10:48発に乗車、ローテンボーデンに11:16着
当初はクラインマッターホルン(3820m)からシュバルツトー氷河を抜けてモンテローザに入る予定でしたが、悪天候で視界が悪い為、予定を変更。
全日に雪が降った為、小屋への山道にも少し雪が積もったのでスキーで滑走を試みるが、石だらけで断念!スキーがかなり傷だらけに。
滑るのは諦めてスキーを担いで歩く、氷河のところまで下り少し滑って氷河を渡ろうとするが、このところの氷河の後退で医師もかなりあり苦労しながら氷河に出る、途中日差しが強くなるとかなり気温が上がり、暑さでばてながら小屋へ。小屋近くのモレーンも石をよけながら登る感じ。小屋に入るのにローテンボーデンから5時間もかかってしまった。
モンテローザ小屋は快適、食事もスープ/サラダ/メイン/デザート
食事の後に支払いを済ませて21:00にはベットへ

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上:モンテローザ小屋

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上:小屋近く

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日に焼けたレオナ(サンクリームをお忘れなく!)

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パンプキンスープ

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サラダ

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Riz Casimir(まあスイス風のカレーと言ったところでしょうか)

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チョコレート・ムース

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夕日のマッターホルン

5月3日 Nordendへ

朝3時45分に起床、朝食は4時から軽く食べ4時45分に出発
予報では頂上はマイナス23度だが小屋を出ると、無風状態で今日は日中熱くなるかなと思いながら外に出て用意をし歩き出すが、体が温まるどころか標高を上げると気温がどんどん下がり、手が凍りそうに寒い。寒いので休憩は出来るだけ短くして、ゆっくりと登り続ける、陽が出る暖かくなるかと思いつつ角度的にずっと日陰でますます寒くなる、10時頃には気温が上がるかと考えていたが4000辺りではたぶんマイナス20℃以下、幸い風がないのが救い
前々日に降った雪で古いとレースはなくなっている。
モンテローザのサッテルで主峰のデュフォースピッツ(スイス最高峰4634m)方向と別峰のノルドエンドに分かれる(約4100m)、少し下りまた登り出す。前には3パーティ、4300m周辺からクレパス帯に入る、今シーズンは気温のアップダウンが激しく20cmほど降った新雪の下は、ハードアイスだったりクラスト、2チームはあっさりと下山。もう1チーム地元のガイドが率いるガイドが頑張ってルートを切り開こうとするが、かなり苦労する。
知っているガイドだったので声を掛けて状況を聞くと、下地が固すぎてかなり危険との事。無理やり行けば行けそうな感じだがかなり時間がかかりそうで。既に5時間歩いていたのであまり無理をしても事故の元と考え約4400mから下山。初めは5月にしてはいいパウダーを滑ることが出来ハッピー!
と思いきや、最悪のクラストが続き小屋に近づくと、沈まない春の雪に。
小屋でケーキを食べて下山
早いシーズンであれば軽く流してツェルマットまで滑れるのだが、既に雪が少なく、氷河の末端も川が流れているため一度、岩場を登った後下り。
通常小屋から1時間もあれば下山できるところをほぼ3時間
1日8時間を超える行動で岩の間のスキー、山スキーブーツで岩登り、
かなり疲れた1日でしたが、寒い以外は最高の景色!

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ルート図

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