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2023年TOPIXコア30におけるRSIパワーゾーン戦略の年間成績

軽めの年末企画。
RSIパワーゾーン戦略に従い、2023年1月から12月末までの1年間、TOPIXコア30の全銘柄で取引を行った場合、どのような成績を出せたのか検証してみた(取引に採用する時間足は日足。200日移動平均線を下抜けたら損切りとしている)。

結果は下表の通り(プロフィットファクター順)。勝率100%の銘柄が任天堂、東京エレクトロン、三井住友フィナンシャルグループの3銘柄。これらは負けてないので分母の総損失が0のためプロフィットファクターが計算できないが、便宜上最上位とした。


表:2023年TOPIXコア30におけるRSIパワーゾーン戦略成績表(プロフィットファクター順)


4位以下は第一三共からソフトバンクグループまでの20銘柄が黒字。赤字となったものはSMCから最下位のニデックまでの7銘柄であった。

年間を通して30銘柄中23銘柄が黒字となっており(勝率76.7%)、単純に1単元(100株)ずつRSIパワーゾーン戦略に従って取引を粛々と行ったと仮定した場合(実際はSMCやキーエンスのように単元株とはいえおいそれとは買えない銘柄もありますが、目をつぶって下さいw)、総利益が2,830,500円、総損失が-458,700円、損益計が2,371,800円。これらから算出した全体的なプロフィットファクターは6.17となった。

なお、テスト期間内における配当金収入はカウントしておらず、それを加味すれば総利益はもう少し増えるはずである。

大雑把な傾向を述べると、チャートが長期的にに右肩上がりの銘柄はこの戦略は強い(よくワークする)ということであり、ニデックのように下げ基調の銘柄はなかなか勝てないというごく当たり前の結果となった。

[参考]トップ3とワースト1の資産曲線は下記の通り。

同率1位:任天堂


同率1位:東京エレクトロン
同率1位:三井住友フィナンシャルグループ


ワースト1位:ニデック

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