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【Note1ヶ月連続投稿企画第9回】機動戦士ガンダムMSigLoo

機動戦士ガンダムMSigLooとは?

宇宙世紀0079。後に“1年戦争”と呼ばれた時代。
地球連邦への独立戦争を挑んだ“ジオン公国”は、新兵器・新型機を矢継ぎ早に戦場へと投入する。一見、華々しくはあるが、過酷な現実がその背景には存在した。
本作品は、新兵器等を実用試験するジオン軍「第603技術試験隊」に参加した人間たちとジオン軍の試作兵器の活劇を描く「群像劇」である。
「黙示録0079」では、1年戦争末期ジオン軍の敗色が濃厚な中を駆け抜ける第603技術試験隊、最後の戦いが描かれる。

この作品の見どころ

1.1話30分完結とは思えないくらい濃密な人間ドラマ

「ガンダムシリーズ」でも珍しい1話1話ごとに物語の主人公やその機体が変わるオムニバス形式で進む今作品。
不採用になった機体の再評価試験に挑む元戦車乗りのエキスパート、自分が制作した機体を軍上層部のプロパガンダに利用されその屈辱から再起を誓う少佐、戦闘訓練すらまともに受けずに前線に送り込まれた少年兵。様々なパイロットたちが見せる「想い」や「覚悟」が見ている心を揺さぶる。

2.この作品を彩る様々な「評価試験機」

この作品に登場する殆どの機体はどこか欠陥がある「理論上最強の機体」ばかり。そんな機体達が見せる「輝き」がこの作品の見所のひとつ。

3.ガンダムシリーズには珍しい「主人公視点」の物語

今作の主人公であるオリヴァー・マイ技術中尉(以下中尉)の視点で展開される物語は、私の知る限り意外と少ない「主人公視点」で進む。
中尉の各機体の報告書の内容として描かれている、というのもおそらくほかのガンダムシリーズには無い見方だろう。

後語り

昨日のポケ戦とは違い、完全に「機動戦士ガンダム」を見た人向けの作品ではあるが、人間ドラマとしても非常に面白い作品。
1話1話見た後に虚しさを感じるが、その中になにか熱いものを感じることが出来る。

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