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膝痛について

こんにちは!
柔道整復師の露口です。

このブログを読んでいるあなたは、膝に痛みを感じた事はありますか?
痛みを感じた事があるという方は、それは膝のどの辺に痛みを感じましたか?
前側?後側?外側?内側?どこでしたか?

まだ、膝に痛みを感じた事がないという方は、いつか体験するかもしれない膝の痛みを前もって知っておく為に読んでいただければ幸いです。


私は膝に痛みを感じたこどあります。

痛みを感じた所は、膝の裏、膝の外側、膝の内側の3箇所です。

ここで一つのポイント!

それは、膝の痛みと言っても、痛みを感じる部分は色々あり、1箇所だけではないということです。




私の場合は膝の痛みを出していた原因は膝の裏側の痛みはガングリオン(ベーカー嚢腫)、膝の外側の痛みは腸脛靭帯炎、内側の痛みは鵞足炎とバラバラでした。

痛みを感じた時期についても、ガングリオン(ベーカー嚢腫)は高校生の時で、腸脛靭帯炎と鵞足炎はランニングを始めてからなので、つい最近の出来事です。


ガングリオン(ベーカー嚢腫)については、特に何をした訳ではなかったのですが、気がついたら膝の裏に『ぷくっと』した腫れがあり、押すと痛い、膝を動かすと痛いという症状でした。


ここで、ベーカー嚢腫について簡単に説明します。

1877年にベーカーにより報告された膝の裏に液体が溜まっている状態のことをベーカー嚢腫という名前で広まっていきました。

私たちの関節には滑液包と呼ばれる液体の入っている小さな袋が多数存在しています。
滑液包は腱や靭帯の周辺に存在して摩擦を軽減させて腱や靭帯を、滑らかに動かしてくれています。


膝にも滑液包があり、膝の裏側にある滑液包が何からの原因により溜まってしまうこどベーカー嚢腫の原因とされています。



溜まってしまった滑液包から液体を注射で抜くか、袋を切開して取り除くかの処置が多く、私は注射で抜いてもらいました。





注射で抜いた後は、腫れもなくなるので、痛みは感じませんでした。

『これでもう大丈夫だろ〜』と思っていましたが、翌日歩いているとまた、膝の裏側が腫れてきて痛みを感じるようになったのです。



注射で抜いてもらう時に医師の先生は『注射で抜いても、袋がそのままだとまた、腫れてくるかもしれないよ。また、痛くなったら切開して袋を取った方がいいね。』と言っていたのを思い出しました。 



注射した翌日に痛みが出たので、『今度は注射じゃなくて手術しないといけないのか〜』 手術というフレーズに憂鬱になってしまった私は、なんとか手術をせずに済む方法は無いかと、自分なりに色々を試行錯誤してみることにしました。



そんな試行錯誤の末にたどり着いたのが、『膝の裏を伸ばすストレッチ』でした。







特に難しいストレッチでは無く、単純に膝の裏を伸ばすだけのストレッチを膝裏に違和感や痛みを感じた時に頻繁にやるようにしてみました。


すると、数日で膝の痛みを感じなくなり、膝裏の膨らみの出なくなったんです。
私の場合はベーカー嚢腫も小さい方だったことなどもあり好転したんだと思います。


腫れ方や痛みの出方などは人それぞれです。
ベーカー嚢腫で苦しんでいる方がみんな、ストレッチをすれば改善する! ということは難しいですが、私と同じように、まだ、ベーカー嚢腫が小さい時ならストレッチで対応できるかもしれません。


また、ベーカー嚢腫と似ている病気として下肢静脈血栓症という病気がありますので、無闇に患部を刺激するのはおすすめできないので、近くの治療院か私にメールでご相談下さい。


膝は体を支えるたり、歩いたりする時にとても重要な役割をしている関節です。
いつまでも痛みがない生活が送れるように、しっかりケアしていきましょう!

次回以降は腸脛靭帯炎と鵞足炎の症状が出た時について紹介しますので、興味のある方はチェックして下さい!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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