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新型コロナウイルス感染症第3波到来
新型コロナウイルス感染症が世界、日本、そして兵庫県でも感染者の増加が止まりません。
昨日の報告では日本で1649人、兵庫県81人と過去最高を記録しています。日本では主に都市部、そして寒冷地域である北海道の感染者の増加が著明です。
第2波と第3波の違いとは?
①感染者の年齢層と重症度
東京のデータを見てみると、第2波の主な感染者は20代が46%、30代が23%と大半占めています(60代以上7%)。第3派について見てみると若年層の感染者が減少し、高齢者の患者が増加(60代以上14%)しています。第2波は軽症者が多く重症者は少ない傾向でしたが、現時点で第2波の重症者数と同じ患者が入院しています(重症者は件数報告後に増えてくるため、更なる重症者の増加が予測されます)。
②環境要因
第2波は夏に流行したため、気温、湿度が高く
窓を開けて換気もしやすかったため、ウイルスが感染力を維持することが出来ませんでした。
第3波は気温、湿度共に低くなる冬…そして換気がしにくい状況等から感染者が増加する要因となっています(香港大研究チームはコロナウイルスの感染力は37℃で2日持つが、4℃では14日以上も長持ちすると報告)。
気象庁の3カ月予報によると、今年の冬は例年並みかやや寒い見込みで、11月は平年並みが多いが、12月は平年より寒くなるところが多いため、更なる感染者数の増加が予想されています。
③感染経路
第2波の主な感染経路は夜の街関連が大半を占めていました。しかし第3波は家庭内感染、職場内感染が主な感染経路です。
そのため家族が感染して家庭内に持ち込み感染を拡げているケースが目立ちます
第3波の感染対策は?
今、感染対策は締める時期です。感染対策は流行状況に応じて締める、緩める事が大切です!
個人個人、今まで行ってきた以下の感染対策を強化してください!
①体調管理(十分な睡眠、栄養を摂取)
②3密+2回避
③手指衛生(入館、退館時、患者さんを触る前、触った後)
④ユニバーサルマスキング(勤務中、人混み等の屋外も必ず) 流行に応じて勤務中はマスク、ゴーグルの装着必須を検討しています。
⑤換気(30分毎に5分。特に職員食堂)
⑥更衣中、食事中は会話しないこと。
マスクをしてから会話するようにしてください。
⑦インフルエンザワクチン接種
⑧12月1日から完全面会禁止
そして職員の皆さんが家族内感染を起こさないためにもご家族への指導もお願いします。
引き続き現場での感染対策を宜しくお願いします!
*トップ画面はニュースステーション画面を転載しています。