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カサンドラ 噛み合わない会話

噛み合わない会話が永遠に続く。

私をしんどくさせているのは、沢山あるけど、根幹は夫との永遠に噛み合わない会話だ。

私たちには透明な壁がある。

どうしても混じり合う事のない薄い透明な壁があって、決して交わることはない。

別居後、初めて一時帰宅した時。

夫逃げる。避ける。

言い争いしないように落ち着いて、声をかけて話し合いの場についてもらった。

息子の育児は人の何倍も大変。私たちは良くやってるよ。
別居中の息子の様子など話す。

迷ったが、やはりパニックになって怒鳴ったことを振り返って欲しかったので、問いかけてみた。

私「あなたもストレスがあったかもしれない。私も至らなかった部分があったかもしれない。でも、些細なことで怒鳴り散らしたこと、振り返って欲しいんや。あの日の事、あなたはどう思う?」

夫、フリーズ。
無言が続き、、、

重ーい口をやっと開いたかと思えば

夫「一喜一憂しないで欲しい」

と。

一瞬、え??
と耳を疑った。
まさかの自分の振り返りではなく、私への要望だったから。


モヤモヤして一喜一憂したのはあなたやでと言いそうになったけど、我慢して飲み込んで、もう一度、娘が怖かったこと。私も怖かったことを伝えた上で、考えて欲しいんや。どう?と尋ねてみた。


けれど、再び夫は無言で、今度はやや怒りぎみになり

夫「…今じゃなくて、もっと先を考えて欲しい」といった。

私、絶句。


いつもいつもそう。
こうやって、話が全く違うところに飛んでしまうのだ。


噛み合わない。
全く噛み合わない。


私「私は今日、通信制の中学の見学に行く。明日、不登校の親の会にも行く。いっぱいいっぱい先々のこと考えて動いてるんやで。わかる?」

夫「いや、今じゃなくて、もっと先を考えて欲しいんや」


という感じで、交わらない。


しかも、先々の事をすごく考えて、マネージメントを一手に背負って行動しているのは私なのに、その事をまるで理解していない現実が辛すぎたのだ。

いつもは私は怒っていた。なんで、こう話が噛み合わないんだ!と。

でも、もうASDとわかった以上、夫を責めるのは違うと思ってる。


本人の努力だけではどうしようもない事なんだろう。

悲しい。

あきらめた。

敗北感。




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