著者江上治の「1000円ゲーム」を読んでみて
「1000円ゲーム」というビジネス書籍について、私なりに発信していきます!!
まずこの本は営業職の方に向けての本ですが、私は営業職以外でも活用できるような話だと思いました。
この本から学べる3つのこと
・人に物を勧めるとき実践してもらえる確率が格段に上がる。
・互いに必要としあう人間関係ができる。
・感謝を惜しみなくされる人間になる
まず1000円ゲームというのを皆さんは知っていますか?
二人一組で行うビジネスゲームで、片方が1000円を目の前に出してもう一方の人がその1000円に見合った情報を5分間で相手に提供して相手が満足すればその1000円をゲットできるというもの。
私自身高校3年の時に経済の授業で経験があるんですが、1000円に値する内容をしかも5分という限られた時間で提供するのはなかなか簡単ではないです。
初めてやる人は決まって自分が関心のある事を熱心に話します。しかし、人は十人十色で相手にその話が価値のある事はほとんどありません。それは、自分中心の話になっておりこれをするといいよなどといった決めつけをしてしまっているからです。その人にはその人の考えや関心がありこうすると必ずうまくいくなどは存在しないのです。
そこでこの本の著者はこのゲームの目的は、「1000円を獲得すること」ではなく相手の悩みや需要を聞き出して「その人の役に立つこと」が本来あるべき目的だといいます。「1000円を獲得すること」は結果としてついてくるおまけであるのです。
そしてこのゲームで「人の役に立つ能力」を育てて、人に「与える」ということが得意になりその結果感謝され恩返しに「与えられる」という人間関係が生まれるということです
まとめ
いかがだったでしょうか、私はこの本を読んでみて今までの自分を見返すきっかけになりました。本やソーシャルメディアで得た情報を友人や家族に勧めるとき自分よがりな「やってみなよ!」になっていた気がします。それはただの自己満足に過ぎなかったんですね。これからはしっかり相手という一人の人間に対して役に立てるように情報を共有していきたいと思います!
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