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今秋全地球をカバー、地球上のあらゆる場所からインターネット アクセス - Starlink

まなか

 SpaceX が手掛ける衛星インターネット サービスの Starlink ですが、軌道上の通信衛星が 1,800基を超え今年 9月には全世界をカバーするネットワークの準備が終わるそうです。いよいよ Starlink 日本上陸!? 今月時点で Starlink の利用者はすでに 10万人、サービスの開始待ちの人は 50万人以上とのこと。
 Starlink はご存知の通りインターネットのインフラが整っていない地域や場所にインターネット通信環境を提供するサービスです。米国連邦通信委員会 (FCC) はブロードバンド環境を「ダウンロード速度が 25Mbps以上」と定義していますが、実は米国ではブロードバンドどころかインターネット インフラが満足に提供されていない地域が多くあり、パンデミック時の遠隔授業を受けられない家庭も多かったそうです。通信サービスは主に人口密度の高いところからサービスが提供されますので、都市部から離れれば離れるほど通信サービスの質は下がる反面コストは上がり、カスタマサポートの質も低下する傾向にあります。
 Starlink は $499 (5万円強) で衛星端末やルーターなどがセットになった Starlink キットを購入することで、月額 $99 (1万円強) で遅延数十ミリ秒以内、300Mbps を超えるブロードバンド環境が使えるようになります。しかし Starlink の衛星は地球の低軌道を飛んでいるため、障害物を避けてできるだけ広く空を見渡せる場所にアンテナを設置する必要がります。米国のベータ ユーザーの中には、10mのタワーを裏庭に建てその上に Starlink アンテナを設置した人もいましたが、強風時にはアンテナを撤去する必要があるなど、アンテナの設置方法には工夫が必要のようです。
 SpaceX社の計画では、最終的には数万基の衛星で地球をカバーする予定ですが、現在の 2,000基弱ではまだ通信が途切れる等の通信品質の問題があるようです。映画配信などある程度データをバッファリングできるサービスでは問題ないようですが、ビデオ会議やリアルタイム性が要求されるようなサービスでは途中で通信が切れることが多発するようなので、無人島で在宅勤務するにはまだしばらく待つ必要がありそうです。

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