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ジムバトル 12/23 サンエイト沼津

 二週間ぶりのジムバトルに参加してきました。今回は、経験値の蓄積はもちろん『タッグボルト環境での強いデッキを探る』という目的もありました。我々は上位プレーヤーではありませんので、ひとまず地元のジムバトルでの対戦を意識しました。


 マサラタウンカップで惨敗した後、シティリーグの結果や各地のジムバトルや新弾バトルの結果を探っていって気になったのは、セレビィ‐フシギバナとフローラルヒールの特性を持つシェイミを組み合わせたデッキでした。
 一見して狙いがはっきりしており、ルガゾロやマッシブーンはこのデッキに勝つことは難しいだろうということが見て取れました。そこで、自分でも入賞デッキを元にセレビィ‐フシギバナを組んでみました。スパーリング相手として息子の使うマッシキュウコンとマニューラの入ったルガゾロを選び、回数を重ねていきます。
 ところが、ルガゾロやマッシキュウコンではまったくこのセレビィ‐フシギバナに勝てないことが明らかになります。回復量が多いのはもちろんですが、こだわりメットやエーテルパラダイス保護区、ライフフォレストが場に出ると、セレビィ‐フシギバナのHPが少しずつしか減らず、早ければ2ターン目からセレバナが殴り始めるため、マッシ系のデッキは全く相手になりませんでした。
 ルガゾロはもう少してこずるかと思っていましたが、ルガルガンGXの弱点が草なのと、ゾロアークの打点がはっきりしているため、ベンチにポケモンを並べさえしなければ、ほぼ勝てることがわかってきました。
 こうなると、身近なカードショップでセレバナが安く扱われていることもあり、必ずジムバトルにはいるものとして考え、マッシブーン系やルガゾロ系のデッキで参加しても勝ちは望めないことが見えてきました。
 そこで、セレバナに勝てるデッキを考えていくことになります。自分は、タッグボルトのカードプールの中で、リザードンが一番好きなため、ズガドーン‐リザードン【通称を、ズガードンにするかリザドーンにするか悩み中】を本線として考えていましたが、息子に奪われてしまったため、セレバナとレックを組み合わせる方向でいきました。ちなみに息子は自分からデッキを奪ったあげく、そのデッキを使わず、カエループでジムバトルに出るという暴挙を行っていたことをこの場で記しておきます。

それではジムバトルレポです。

1戦目 メガニウム‐ニドクイン(依田芳人さん)
 気鋭の若手、依田さんとの対戦です。最近勝ちを重ねている方なので、「緒戦から大変だなぁ…。」と感じながら対戦に入りました。序盤相手はたねポケモンを並べていかれます。アローラロコンでみちしるべを使われた際に、なぜかアロキュウをサーチされなかったので不思議に思ったのですが、それならばとグズマでチコリータを引っぱり先制。アロキュウが手札にあることも想定しなければならなかったかもしれませんが、このときの依田さんの表情が渋かったため、どうやら正解だったようです。
 この一手で大勢が決まったらしく、あとは順当にタネポケモンを落としていって勝ち。依田さんとの対戦は、前回も序盤に大きな決断があったので、参考になりました。
 終了後に尋ねるとサイドに落ちていたそうで、あそこで山札の中にアロキュウがあったらまた違った展開になっていたのかもしれません。

2戦目 グレイシアゾロアーク(ぬぬぬさん)
 高校生でとよさんのお知り合いのようです。TwitterのTL上でお見かけしていたものの対面するのは初めてでした。
 実は私、グレイシアGXと対戦するのは初めてで、内心緊張していました。先手のぬぬぬさんが、まずはタネポケモンを展開していきます。イーブイに水エネを貼りグレイシアGXに進化し、ご丁寧にマーズでこちらのディスカードまで要求し、ターンエンド。正直ここでハイボを落とされていたら死んでいました。しかし、後手で始めた1ターン目ハイボからテテフ‐リーリエをサーチし、ベンチにポケモンを置いて全力で展開します。ここで少し追いついたようでホッとしていました。しかし、前のレックウザGXにエネは貼れず2ターン目の動きを計算していきます。
 相手は2ターン目にゾロアークGXを立て、取引をからめてさらに展開します。ゾロアークが120出してレックウザGXを殴ってターンエンド。
 一方こっちも展開はよく、クワガノンが立ち臨戦態勢が整います。120ダメの乗ったレックウザGXをベンチに下げ、無傷のレックウザGXを前に出します。ここで迷ったのは、前のゾロアークを殴るべきか、ダイゴの決断で勝つためのパーツを引きにかかるべきかでした。
 結論から言うと、ここで1ターンを犠牲にしてもパーツをそろえるべきでした。殴ったゾロアークGXは次のターンアセロラで回収され、このターン差が勝利を逃す一手となってしまったのです。
 とはいっても、相手も自分の貼ったワンダーラビリンスが処理できず、苦しんでいる様子でした。こちらはと言えば、サポがとにかく引けませんでした。ダイゴの決断を使うタイミングに迷ったせいで、完全に流れが停滞した感じです。結局お相手のフロストバレットで、レックウザGXが2体倒され、サイドを双方4枚ずつ取ったところでタイムアップ。ダイゴの決断を使えなかったところが大きかったです。悔いの残る対戦でした。
 また、グレイシアGXがバトル場にいるのに迅雷ゾーンを使ってしまうなど、双方で見逃しているミスもあったため、気をつけなければと反省しました。

3戦目 ルガゾロマニューラ(カナヤマさん)
 序盤テンポよく展開したこっちに対して、マーシャドーで手札を流しに来られたのですが、その結果欲しいパーツが全てそろうという幸運に恵まれ、危なげなく勝ち。
 『セレバナでGX技を打つ手もあったなぁ…。』と終わってから反省しました。

 結果2勝1分けで2位でした。まだまだミスが多いと自分でも感じますが、若い人が増えているのは自分にとって励みになります。息子は、私の言うことを守らず、カエループを使用して1勝2敗。150打点が普通に出ることやピカゼクでベンチとの2枚抜きが可能になる今の環境では、カエループは難しいのではないかと思っていましたが、その通りだったのと、プレイングの難しさが想像以上だったようです。

 久しぶりのレポート楽しんで書かせていただきました。年末は大阪に遠征しますので、レポを積極的にあげていきたいと思います。

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