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エロ漫画の歴史 海外漫画の影響(第三回)

こんにちは 去勢されたネカフェ難民のシンイチです
今回も エロ漫画の歴史について
振り返っていこうと思います
普段はニコ動やようつべにこんな感じの内容の動画を投稿しています
BANそちらもチェックしていただけると嬉しいです
それでは早速参ります


海外漫画

大人漫画のお色気ギャグやナンセンスの他 
男たちの股間を刺激したのが 海外漫画のエロです
カストリ雑誌や風俗雑誌にも 海外漫画は随分と掲載されていました
だんだんと紹介されていくにつれ 目新しさも無くなり
55年の「漫画タイム」には 
「海外漫画は面白くないと言われる ユーモアの程度が低い」 との記述も
徐々にハードボイルドな部分が全面に押し出され
グラマラスなイラストは二の次となり 
飽きられるようになっていきます

その他 画報誌の走りでもある  
「漫画画報」「漫画実話」といった 
A5版の「漫画」を銘打った(そんな漫画でもない)雑誌でも
海外漫画は多く特集されました
また 劇画系の先生方も多くも影響を受け 
暗黒街や犯罪ものを多く連載しました


漫画天国

60年ごろになると 外国漫画に影響を受けた新しい時代の作家たちが登場
60年8月に創刊された漫画天国 には
水野先生のアクションもの 「果てしなき夜」が連載されています


水野先生のアクション

「頭の体操」や 「キャプテンフューチャーシリーズ」の作画でなどで有名な 水野良太郎先生は 
米国機関紙 「Stars and Stripes」で連載していた ミルトンカニフに影響を受けた
アメコミの移植のようでした
後の青年漫画に繋がっていく 流れの一つでした
水野先生は 終戦時小学3年生
ラジオからはジャズや西部劇が流れ アメリカやヨーロッパのちゅー文化に触れながら
思春期を過ごした水野先生世代の作家が そうしたタッチを生み出すのは
必然だったのかもしれません
その後は11pmのレギュラーとしても活躍なされます


歌川大雅のハードボイルド

歌川大雅先生も 60年代に入ると 
アメコミやアール・ヌーヴォー的イラストも試みるようになり
妙にバタくさい世界を見せ始めていました
時代の流れに対応したためでしょうが 
少年誌で連載されていた絵物語 「大都会x」の流れにある
ハードボイルド作品を取り扱うようになります


次回は オリンピックに向かっていく日本と
その周辺のエロについて見ていきたいと思います
ご覧いただきありがとうございました

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