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人にものを教える時に、一番大事なものって

先日火曜日に第一回目PC教室を終え、
講座とか講義とか、人にものを教える時に一番大事なのって「優れた専門知識」ではないな…と、ここ最近感じてます。
※まだ一回やっただけ、なのですが。

もちろんお金を介して有料で教える訳だから、そりゃ中身は大切。
知識量が同じだったら、「金返せー!」て言われそうですよね(^_^;

でもほんとにちょっと、半歩でもその方より進んでいたら、OKなのかも??と、最近ほんとに考えてます。

その理由は、
①自分では((これくらい当たり前に知ってるやろ…))と思ってることでも、相手は案外知っていない?むしろ感謝される?かも。
②誰に習ったらいいのか?それが分からずに困ったままな人が、けっこう沢山いる?
③あんがい半歩先程度の方が、悩みやお困り事に共感でき、それが相談者さんにとって嬉しい?気がする??・・・などです。

僕も自分のお店を使って[パソコン教室]をやる、と言ったものの、
そもそも僕がやっていいのか?
パソコンなんて習ってもいないのに、そんなんで人に教えてもいいのか?
しかも有料で=お金を貰って教える資格などあるのか?いや、ない…とも思ってました。

まあ今でもそれは感じますし、
この先大きなトラブル「金返せ!消費者センターに訴える!!」というクレームがあるのかも?知れません。
未来はわからない。

でもこの前、お一人様に2時間教えさせてもらい、
しかも僕がその方のパソコンを見繕って買わせてもらい、
そして初期設定や不要な広告アプリなども排除しておいて(←僕が今年始めにwindows7のサポート終了で買い替え、自分もやったから分かるのです)で、明後日火曜日にお渡しして、2回目の教室(2時間)をまた行う。
なんか美容師の僕が、サロンワークしか行って来なかった僕がここまでやっていることに、とても不思議を感じます。

でも、お客さま(ご年配の)から見たら、確かに助かっているのですよね。感謝もされているし、まったくパソコンに疎い人から見たら、こんな幼稚な僕と、専門スキルのあるパソコン教室の先生とは、助かればもうどっちでも良いのかも知れません。

むしろ今、②番:誰に教わったらいいのか?分からない方がいる。
だからその分からないままで放置して、で、今困ったまま…って方も案外多いかも、と気付きました。

だからその最初のナビゲーションというか、最初の取っ掛かりだけ僕がお伝えして、で、「もうちょっと上達したり、もっと専門的分野が知りたくなったら、もっと上の先生に習ってくださいね~」でもOKなのかも、と。

そして案外、お客さまはその取っ掛かりだけで満足しちゃったり、そこだけ解決したかった!ありがたい!!って感謝され、仲良くなったりもしますよね。

美容師さんでも僕から見たら、まだまだだな~と技術力を感じるのに、
やたら指名が多い子や、頼りにされたり、仲良くやれたり信頼&相談されたりする子も沢山います。
そしてその逆の、技術は長けていても宝の持ち腐れというか、お呼びの掛からないベテラン美容師さんもいる。

そーゆう美容師さんって、きっともう飽きてるんですよね、美容師に。
なので③番の((あー、僕もそうだったな~。同じようにそれで困っていたな~))という新鮮なものが無いんですよね、きっと。

だから共感もできない=親身になれない=お客さまも付かない=売れないって感じになっちゃうと思うのです。

で、最初の話に戻りますが、人にものを教えたり、有料で伝えたりする場合に一番大事なものは、専門知識じゃない。

そー言えば大学の先生なんかもそうですが、偉~~い先生の講義でも、やたら上から目線だったり、授業の内容が極端に一方的過ぎたりすると、聞く気や学ぼうとする気が失せてしまいますよね。
もちろん専門知識は、長けたものをお持ちの方だと思います。

でも、相手は人間。
人にものを教える訳だから、どーせなら楽しく、しかも分かりやすく和やかに、ディスカッション形式やインタラクティブ(=双方向)、互いに行き来して、楽しく学んで行きたいですよね!

なので人にものを教える時、一番大事なのは優れた専門知識ではなく、
それは2番目、もしくは3番目で、
一番は何かその楽しく学べる雰囲気を作り出せる力かな?とも思っています。

まだ上手く言葉に出来ていませんので、もう少し検討&検証していきます。

ところで今日は、父の日ですね^^
みなさまも素敵な週末をお過ごしください。

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