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最新!黒染めを明るくする方法と失敗しないレシピ公開

こんにちは。

新宿三丁目の美容室で働いている田中です。

今回は、過去僕が数多くの黒染めで悩むお客様を明るくしてきて、今現在かなり有効的でこのやり方ならだいたいの黒染めが明るくできるのではないかと思いこの記事を書かせていただきます。

また今回は過去に使用してきた最強の黒染め落とし剤も公表していきますので是非、最後までご覧いただけると光栄です。

その前に簡単(Lv4~5)な黒染めを落とすやり方を説明します。

まず

【ライトナーカラーを使用して明るくしていく方法】

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こちらは現在僕のサロンでも使用しているナプラのファションカラー剤(ナシード)のカラーチャートです。

このライトナーカラーというのは、ファッションカラーの中でも一番明るい(12〜14Lv)カラー剤のことを言います。

メーカーによってライトナーの基準値は異なりますが、大体12LV~14LVがライトナーって覚えておくといいかもです。

このライトナーを使用すればLv4くらいの黒染めなら少しは明るくできます。

黒染め落としというよりただ、単純に明るくするやり方つまり通常のカラー方法ですね。

ですがほとんどの黒染めはライトナーカラーを使ってもほとんど変化しないです。

ライトナーで明るくできれば超ラッキーぐらいに思っておいた方がいいです。

それは

黒染めの色素って色の中で一番最強、だから!

少しカラーのお話です。

地毛はもともと黒ですよね。

その黒のメラニン色素を、カラー剤のアルカリによって破壊します。

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そのあと髪の内部のメラニン色素がカラー剤のオキシに含まれる過酸化水素の働きによって髪のメラニン色素を壊して徐々に明るくしていきます。

と同時に髪の内部に色素を補っていくわけです。

このような理論で髪は明るくなり色をつけます。

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しかし、黒染めをしている髪というのは、一度明るくなっている髪に黒の色素を髪全体に浸透させた状態。

いわば、茶色の紙に画像2

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黒のマジックでビッシリと塗りたくった状態が黒染めをした状態。

この状態を元に戻すのだから結構大変!

実際、美容室の中では黒染めのお客様の施術を断固として断る所もあるそうです。

だからこの状態のままライトナーカラーを使用して明るくすることはほぼ不可能に近いという事。

※ファッションカラーのライトナーでは明るくする力に限界がある為。

こちらをご覧ください。

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こちらは一般的なカラーのレベルを判断するものです。

【上の画像】左から数字の1Lvから10Lvまで、

【下の画像】左から11Lvから20LVまで。

ちなみに黒のレベルにもよりますが大体1~3Lvはほぼ確実にブリーチ、脱染剤を使わないと明るくする事はマジで不可能です。

4~5Lvならライトナーカラーでも明るくすることは可能となります。

ではこれから最強の黒染めを落とすやり方を説明します。

まずはブリーチにファイバープレックスやオラプレックスなどの

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ケアブリーチを使用して明るくする方法!

この商材は主にブリーチ剤(縮毛矯正も可能)に混ぜて使う液体です。

ちなみにこの液体はかなり高価な液体で1本約1万円ほどします。

この液体を使ってブリーチを塗ってあげると、ほぼ髪が切れることなく明るくなります。

ただし!

このブリーチサプリはとても扱いが難しくて、ブリーチ全体の分量に対してオラプレックスを10%以下にしておかないとブリーチの効力が弱まってしまうというデメリットもあります。

つまり色の抜け具合が弱くなってしまうという事。

かといってオラプレックスの分量を少なすぎてしまうと今度はケアブリーチの意味が無くなってしまい、断毛の恐れが出てしまいます。

この見極めが数多くの経験と毛髪診断知識、そして塗布テクニックが必要となってきます。

髪の状態を見極めて、的確な分量をしっかり測って毛髪に塗布を行う。

それがプロです。

そしてこのケアブリーチでも対応がかなり困難な状態なのが

LV1の黒染めや白髪染めを行っている髪です。

通称LV1最強黒染めヘア。

ゲームなら最弱なのに、カラーチャートだと最強と言うまさに奇想天外!

支離滅裂!天変地異!

なぜこのケアブリーチを使用しても黒染めが落としきれないかというと、基本的にブリーチ剤だけだと仕上がりにムラが生じやすいのです。

自宅でホームカラーをされている方は大体ムラになります。

そして美容室で行っている黒染めでも黒っぽさやオレンジっぽさが残ってしまいます。

なので今から紹介する薬剤は、黒染めを綺麗に落とすための前処理剤と思っていただいた方がよろしいです。

そのLv1の最強黒染めを落としてくれるすごいアイテムがこちら!

それが。

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