見出し画像

【1話】「女性、苦手だからメイクのプロになれた?」東京広尾

【1話】
「女性、苦手だからメイクのプロになれた?」


今日は私が男性でメイクのプロになれたお話です 
もし、男性の方で女性が苦手な方,逆に女性で男性が苦手な方にお読み頂ければと思います。

【ポイント】
苦手を仕事にすることもできることを知る。


苦手にどう向き合うのか
どう克服しようと努力するのかが大切。
自分が幸せだと感じられることを知りましょう。
それをどうしたら日々の生活の中で
より多く感じることができるかを考えましょう。


① 苦手を知ること。


この仕事をしているとよく言われるフレーズがあります。
「河村君って、女性と接するのが得意だよねー」
 
そう思われがちなのですが、実はちがうんです。
決して、僕自身は女性が得意なほうではありません。
 
もし女性が得意だったら、
 
『高級ブティックの販売員や
女性社員中心の会社の中間管理職の仕事につけたのに!』
 
と思うことがあります。
 
こう言うと疑問に思う方もいると思います。
メイクの講師なのに、
女性が得意ではないというのはどういうことなんだろう?
そんな風に思われる方がほとんどなんです。
でも、本当のことなんです。
 
 

②    生き生きできること?ってなんですか?


そもそもこの仕事には全く興味がなかった。
サーフィンに没頭していた16歳の時。
この道に進むきっかけをくれたのは進路に悩む僕に
サーフィンの仲間が
 
「何をしてる時が一番生き生きできるの?」
 
と聞いてくれたことがきっかけでした。
 
生き生きできること。
女性が周りにいるとわくわくする。
幼稚園のころ、ピアノの先生が梅宮アンナ似の美人で、
練習の成果を見せると喜んでもらえることが嬉しく、
練習に没頭できたんです。
自分は、女性が周りにいると成長できるんだ!
とわかってしまってからは
 
「それを仕事にしてしまえばいいんだ!」
 
となったわけです。
 
そこでまた悩みました。
女性が苦手なのに女性の周りにいられる仕事で、
僕が一旗あげられる仕事ってなんだろう。
最初のキーワードが女性。
次のキーワードが自由人の僕の中では
「世界中どこにいても青天井に稼げること」
に決まってたんですね。
 
そんな中でメイクの仕事になったきっかけが二つ。
ジーパン屋のミナトさんにこの話をしたら、
 
「メイクやれ!男が少ない世界だし
 珍しがられることしたら注目されるよ!」

 

って言われたんです。
その2週間後に飲み会があって、
そこにすごく可愛い女の子、
えりこちゃんがいたんです。
その子がメイク学校に通っていて、
学校でも可愛い子がいるなら、
勉強にもせいが出そうだなって思ったんですね。
 

その日の1年後に願書を出してました。
 

③ 苦手と向き合う必要性。


思い出してください。
僕は女性の周りにいると
生き生き仕事はできるけど、
女性は得意ではないんです。
苦手と向き合う必要性があったんですね。
 

<1ファーストステップ>
19歳、専門学校の時は周りの女性から無視されました。
苦手が伝わってたんでしょうね。
でも、練習が必要な勉強なんですよね、メイクって。
なので、もう仕方なくメイクのモデルを頼んだんです。
そしてら、
 
「素直にたのんでくるところがいいよね」
 
と褒めてもらえるようになったんです。
 



<2セカンドステップ>
22歳、化粧品売り場に就職したあとは、上々!
なわけないんです。
女性苦手が就職しても抜けきらず、
クレームを多々もらってしまったんです。
 


「なんでだろう?似合うメイクを提案してるのに。」
 


って正直思ってました。
ただ、1か月目の最初のクレームから
休憩中に女性向けの本を読み漁るようにしました。
すると、クレームの回数と売れるようになる度合いが
イコールで、3か月後には1番になってたんですよね。
 


23歳、ホステスのスカウトマンの時は、
ブラック心理学の本を読んで、
そこに書いてある内容の実践を繰り返しました。
実践する中で気づいたこと、
女性の気分は秋模様といいますが、ほんとその通りで、
スカウトマンのレベルによって、
女性の受け答えは全く違ってくるんです。
 



3サードステップ
25歳、メイク教室を立ち上げましたが、
お客様は全員年上の女性だったんです。
メイクを教えてるだけなのに、
 
「年下のくせに!若いから分からないんでしょ?男だから分からないんでしょ。」
 
といわれたんです。もうここで確信しました。
異なる価値観の人と通じ合えるコミュニケーションや対話を
引き続き学び自分のものにしていくしかないんだと。
女性が苦手は苦手なんです。どんなに頑張っても苦手のままなんです。
何においても、もともと上手な人なんていないんだなっと。
重要なのは、向き合っていくことが大切。
 
恩師 メキキの会 
出口光先生の言葉の中に、
 
「嘆きの中に天命がある」
 
という言葉あります。結局これに尽きるんです。
いやだいやだと嘆いた結果、一流になることができる。
 


だから、女性のみなさんには
こう言いたいです。



メイクが最初から上手な人なんていない。
メイクを学ぶということを通して。
 

女の魅力を上手に扱って、
目の前の彼と通じ合ってほしい。
外見を磨くということが
同時に内面を輝かせるんです。
 

──────────
以上 


最後までお読みくださり
ありがとうございます。



次回は
【2話】 いつ会ってもキレイな人がいる?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?