最近祖父母の家に行きづらい。

最近は母方の祖父母の家に行きづらい。つくづくそう感じてきた。

大学生の頃、人間関係や勉強のことで悩んでた時に、すごく辛辣な言葉ばかり浴びせられてたから。いつも決まって言われるのが、「あんたの母親は父親の借金のことに加えてあんたの『大学行きたくない病』に振り回されて可哀想」だの「大きな男二人で小さい女を苦しめないで」だの。

たしかに僕自身も母親に迷惑かけてる自覚はあるし、今でも申し訳ないと思ってる。でも、僕だって悩みたくて悩んでるわけじゃないし、自分が抱える悩みに真剣に向き合っていた。

それなのにいつも言われてきたのが、僕の母親の擁護ばっかり。たしかに自分の娘が苦しんでいる姿を見て辛いのは分かる。でも、人が深刻に悩んでるのにそれに寄り添おうともせずに、まるで悩んでること自体を否定されてるみたいでものすごく嫌だった。

悩んでることの何が悪い？自分の娘を大切に思う気持ちはあっても、だからといって僕の悩みをないがしろにしていいわけじゃないだろ。もちろん無理に僕の悩みに寄り添えとか厚かましいことを言いたいわけじゃないが、少しは言い方を考えて欲しかった。僕に強くなって欲しいからあえて厳しい言葉を浴びせたのかもしれないけど、僕にとっては全くの逆効果になってる。

おばあちゃん、アンタの言葉には正直虫酸が走る。今まで僕のことをかわいがってくれた優しいおばあちゃんだったけど、もう今はそうじゃない。完全に見損なった。

もう自分の娘を守るために自分を見失ってるんだろうな。だから孫の苦しみには目もくれず、僕のことをディスることしか頭にないんだろう。

もうあの家には２度と行くもんか。少しは挨拶に行ってやりたいとは思ったけど、今度あったらなんと言われるか考えただけでも吐き気がする。

自分を守るためにこれ以上祖父母の言いなりになりたくない。僕の方でもできる限り母親を支えてあげたいとは思うけど、いい加減そんな祖父母に対してペコペコしていい顔しに行くのももう疲れた。だからこれからは僕の思うように好き勝手生きさせてもらう。そうするしか自分を守る手段がない気がしてきた。