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遊びがスポーツ習慣を決める⁉️

【遊びがスポーツ習慣の秘訣】

現時点で児童や生徒である彼らは、10年後には小学生なら20歳前後、中学生なら20代も半ばになり、高校生なら30歳も間近な働き盛り、社会の中心を担ってしかるべき年齢になっている。10年後の未来が少しでもベターな世の中になることを望むならば、今、彼らが何に出会い、考え、学び、挑戦するのかはとても重要なのは間違いない。

スポーツにおけるコミットメントに関する研究でも、同様の考えは示されている。まず、スポーツ・コミットメントの定義は、金崎良三の論文から引用すれば「スポーツへの到達、執着、結びつき、あるいはスポーツ行動やスポーツ集団に身を投入すること」となる。

そして、コミットメントの度合いが高ければ高いほど、スポーツの実施程度は高くなり、実施時間は長く、さらにはスポーツへの出資も多くなるということが明らかになっている。また、スポーツ・コミットメントを形成するのに大事な要因として、学校体育や運動部活動など過去の経験が大きく関連していることもわかっている。

つまり、乱暴にまとめるならば、子供の頃のスポーツ体験が、学校を卒業し、社会人になってからのスポーツとの関わり方にも影響を及ぼすということ。

人がスポーツとの関わりが強くなるというのは、スポーツを行うだけでなく、観戦なども含めた活動が増えることで、つまりスポーツビジネスの市場の発展という意味でも、子供の頃にいかに興味深いスポーツ体験をさせるか、がとても大事というわけだ。

一方で、子供時代のスポーツの取り組みにおいては、バーンアウト(燃え尽き)など離脱してしまう課題もある。自分の周りを見渡しただけでも、「体育嫌い」だった人は肌感覚だがとても多い印象だし、家族にそういう人がいて、スポーツ観戦や週末のアクティビティにお金や時間を使うことに苦労する、などという話も珍しくない。 
スポーツすることが好きな子も、
・学校で部活動頑張ったから、大学ではやらない。
・大学卒業を節目にスポーツを卒業する。
など大人になってからのスポーツの関わり方、楽しみ方があることを知らない。

学校という場所は、子供の頃だけでなく、大人がスポーツを楽しんでいる姿が見れるような場所として学校の施設を提供していくことができると考えています。
このような、未来を実現するためにも総合型地域スポーツクラブが浸透して発展していく必要があると感じています。

毎日投稿していきます。
読んで頂けたら幸いです♪

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