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有馬記念の予想

有馬記念の枠順が発表されたので、予想の個人的メモです。参考程度にご覧ください。

はじめに

今回の予想で重視するのは余力と中山適正です。

余力(臨戦過程)

有馬記念は暮れの大一番のレース。
大半の馬は秋のG1を戦ってきた馬で、
「有馬記念目指してメイチで仕上げました!」
なんて馬は滅多にいません。大半の馬は連戦の疲れをケアしつつパフォーマンスを落とさないことを重点に仕上げられます。
よって、前走からの間隔・秋の使用レース数は重要です。

【前走からの間隔】
中11週 スルーセブンシーズ(凱旋門賞)
中10週 プラダリア(京都大賞典)
中8週 ソールオリエンス、タスティエーラ(菊花賞)
中7週 ジャスティスパレス(天皇賞)
中6週 ウインマリリン(BC)、ヒートオンビート(アルゼンチン杯)
中5週 ホウオウエミーズ(福島記念)、ライラック(エリ女)、ハーパー(エリ女)
中3週 タイトルホルダー、ドウデュース、ディープボンド、スターズオンアース(ジャパンカップ)
中2週 アイアンバローズ(ステイヤーズs)、シャフリヤール(香港出走取り消し)

臨戦過程から目につくのは中8週以上のメンバー
仮に秋にレースを使っていても、間隔が空いていればケアしつつ状態を維持することもしやすいと思います。
特にスルーセブンシーズは例年にはない良い馬場の凱旋門賞で4着好走。凱旋門賞帰りの反動も例年ほど心配しなくてもいいと感じます。1週前の追い切りの動きもよく見えました。
あとは菊花賞からの転戦となるソールオリエンスタスティエーラ。この2頭は枠もいいとこですね。

中山適正

個人的に、
中山は他のコースとは別な適性が必要なコースと考えています。
具体的には、他のコースでは器用に立ち回れても、中山では通用しないケースがあるということです。

メンバー中、中山勝ちがあるのは
内から
ソールオリエンス、ホウオウエミーズ、タイトルホルダー、アイアンバローズ、ライラック、ウインマリリン、タスティエーラ、スルーセブンシーズ
の8頭。
一方で、
シャフリヤール、ハーパー、プラダリア
は中山競馬場の経験がなく、今回が初めての出走です。

以上を踏まえてメンバーを考えてみます

簡単に有力馬診断

・スルーセブンシーズ
ローテ、適性ともに文句なし。2500mは初距離ですが、条件戦から2200前後を使われているので十分適正内。
一方で悲運の8枠がどう出るか。
(個人的には全然気になりませんが)

・プラダリア
臨戦過程は良好も、秋は9月初めの新潟記念を使っていて、長い休みがないのが気掛かり。
やや実績では見劣り、初コースなのも不安。

・ソールオリエンス
今年の皐月賞勝ち馬。大外を加速しながら回すタイプなだけに、最内はかえってこの馬には誤算。
鞍上の川田騎手は2500以上のG1で勝ちがないのも不安材料。
(川田騎手が下手ということではなく、単に「長距離向きの騎手でない」というだけです。この話はおいおい別記事でやろうと思います)

・タスティエーラ
適正ローテともによく、枠も良いとこ。
若干外枠が気になるくらい

・ジャスティンパレス
天皇賞で見せた末脚が印象的。
完全に個人的な意見ですが、直線でしかアクセルを開けられない印象。コーナーを加速しながら回していくことは厳しそうで、中山ではトップギアに入る前にゴールしそう。

・タイトルホルダー
同条件で重賞勝ちの実績も、中山自体は勝ったり負けたりを繰り返している。
いかにリラックスして運べるかが鍵。
枠順でアイアンバローズより内なので、せっつかれずに逃げられれば。

・シャフリヤール
悲運の香港出走取り消し。中2週で帰国検疫後はそのまま中山へ。
海外転戦後と初コースで狙いにくい

・ドウデュース
ここ2戦は主戦不在で厳しい結果。
しかし、コーナーで加速できるタイプで小足も使える。枠も良く、ここ2戦が大きい着順なので、疲労さえなければ勝ち負け。

・ディープボンド
主戦変えても仕方がない。プボはプボ。
この馬ばかりは乗り替わりが吉と出た試しがない。

・ハーパー
安定したレース運びが魅力。
斤量差から一発あっても良さそうだが、ローテと距離が気掛かり。

・スターズオンアース
アクシデントで天皇賞からスライドして、秋シーズンはこれが2走目。
実力、臨戦過程も良いが、なんといっても大外。
ここ2戦は見せていないが、スタートはあまり得意でない。
でもまともにスタート切れれば馬券は外さないと思う。ルメールなので。
ルメールを切るな。

最終結論

◎スルーセブンシーズ
○タスティエーラ
▲スターズオンアース
△ドウデュース
△ライラック

最後に

年に一度の有馬記念。
好きな馬を買いましょう。
私はドウデュースから行きます!
以上、年間収支マイナス月収1.5ヶ月分くんでした。

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