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私のオススメSideM楽曲10選

牙崎漣の担当をしております、シャインマスカット大福と申します。
楽しそうな企画を拝見したので、便乗させていただきました!

10曲も選ぶの大変そうだなぁ、と思いながら始めましたが、実際はその逆。どれもこれもいい曲というか、私を救ってくれた曲ばかりなので、選ぶのにかなり苦労しました。最強の楽曲たちの中から選んだ最強の10選です。

かかってこい!!!



1.Symphonic Brave/Legenders

私がSideMを語る上で避けては通れない楽曲です。この曲がきっかけでSideMに興味を持ち、同郷の先輩Pに導かれるままPへの道を歩き始めることになりました。

2021年3月、SideMのアニメと3rd幕張公演がYouTubeで立て続けに配信されました。アニメの配信は別のコンテンツの配信と時間が被っており、とりあえずライブだけでも観てみるかというような軽い気持ちで足を踏み入れました。

「この曲好きかも」「こっちもいいな」などと思いながら観ていると、出会いは突然訪れます。ブルーグレーのライティング、時計の針の音、こちらに近づいてくる足音。もしかしたらこの特殊イントロの時点で心を掴まれていたのかもしれません。そしてティンパニー(かどうか少し自信がありませんがそうだと勝手に思っています)の一打の直後、お3方の奏でる歌声があまりに素敵で、一気に引き込まれていきました。

元々自己肯定感の低い人間であることに加え、この当時は仕事によるストレスを抱えておりました。そんな中聴いた「その顔をあげて」「胸の勇気が奏でるメロディはそのままでいい」といった歌詞に、自分を肯定してもらったような、救われるような気持ちになりました。

3rd幕張公演はその後1週間配信されていたため、毎日浴びるように聴きました。起きたら朝の支度とともにシンブレを聴き、帰宅したらシンブレ、寝る前もシンブレ。軽い気持ちで観たはずが、まさか自分の心を救ってくれるとは思いませんでした。

ピアノの音が好きなのでそれが綺麗に聴こえること、オケが全体的に壮大で美しいこともハマった理由の1つなのかもしれません。いつか現地で浴びたいと願っています。



2.いつかのトライアングル/Jupiter&Beit&THE 虎牙道

SideMにハマって以降、各種ライブやイベントの円盤を観たり、その中で気になる楽曲が含まれているCDを中心に集めたりしておりました。そうこうしているうちに6thライブが近づき、現地参戦ではないものの予習をしておこうということで、5thアニバやネクステのCDにも手を出すことにしました。

まだ九十九買いという発想はないため、好きそうな曲があれば買おう、そう思って試聴ページへと向かい、「この青い衣装のジャケ写めっちゃいいな」という何ともぬるい気持ちで再生、そして被弾しました。

JupiterとBeitはまぁ分かる、まさかあの武闘派ユニットTHE虎牙道がラブソングを歌うなんて。シークバーを戻し、何度も聴きました。こんなことをする人間が試聴動画で満足できるはずもなく、当然購入を決めるわけです。

届くまで試聴動画をエンドレスリピート。そしてCDが届いてフル尺を聴けるようになり、運命の瞬間が訪れます。「痛みの理由が今はわかるよ」という漣の歌唱パートです。

ただでさえ切ないこの曲に漣のざらついた声色が合わさって、切なさに拍車をかけるんです。あまりにも良い。というか漣、あんた痛みの理由がわかるってどういうことよ?そうきいたとしても、彼は綺麗な銀髪をゆらしながら鼻で笑ってはぐらかすでしょうけど。

この曲を知る少し前あたりから、THE虎牙道の曲もいいなぁ、『強く尊き獣たち』もオケがカッコいいよななんて思っていたこともあり、流れるように漣のP、もとい下僕となっていました。

この曲がライブで披露されたのは2回ですが、そのどちらも凄まじい威力でしたね。配信でも相当な威力でしたので、現地参戦の皆様は果たして無事だったのかと心配になります。

6th東京公演Day2のDisc2、2:15の小松さんの表情は完全に漣のそれですし、2:32の寺島さんのアクリル板を用いた身振りにはアイドル・天ヶ瀬冬馬を感じます。実はしょっちゅう「冬馬に会いたい!」と騒いでいる私、瀕死でした。

6th北海道Day1のDisc2もこれまたヤバい。東京公演と何が違うって、特殊アウトロがあるんです。こんなのきいてない。ピアノと、あれはヴァイオリンでしょうか?とても綺麗なアウトロに泣かされました。

お時間のある方は是非観てみてください。それ相応の覚悟を持ったうえで、ですが。



3.From Genius/牙崎漣

担当のソロ曲です。
「生まれた時からトクベツでしかない」なんて、まさに最強大天才にふさわしい曲。試聴の時点でめちゃくちゃ好きでした。CDを手にする前から聴きすぎて、イントロのハイハットが聴こえただけでひれ伏してしまう体になりました。

現地での披露は7th横浜。ユニットが揃わないということで、これはソロ曲の披露があるだろうなと予想しておりました。甘かった。予想することはできても、実際に浴びて衝撃に耐えられるとは限らないんです。

MC明け、次はどこのユニットかなとワクワクする私の耳に聴こえたのはあのハイハット。瞬時に担当のソロ曲がきたことを察してペンラの色を変えましたが、小松さんの立ち姿、眼光があまりにも漣そのもので、歌唱が始まるまで棒立ちになってしまいました。1サビ後の間奏で舌を出してくれた小松さんには足を向けて寝られません。


4.オモイノウタ/神速一魂

某ヤンキードラマを彷彿とさせる曲。
いつか披露する時は河川敷っぽい背景だといいなぁと思っていたら、6th東京で本当にそんな感じの演出をしていただき、早くも泣きそうになった覚えがあります。あんなの放課後の土手だよ。

周りを牽引していくようなオラオラな神速ももちろん好きですが、相棒への信頼をたっぷり、そして力強く歌い上げるのが刺さります。「俺がお前を守ってみせる!」の歌詞が示すお互いへの想い、泣けます。



5.Moon Shape/明鏡止水/黒野玄武

8thライブで心を鷲掴みにされた曲のうちの1つです。
イントロのピアノがもう既にカッコいいし、それを背負ってステージに上がるあの背中のカッコよさ、もう315億点です。

カッコいいのはイントロだけじゃありません。夜の街を颯爽と歩く、そんな疾走感があります。これを歌っているのは高校生だということをたまに忘れそうになります。

夜のドライブのお供にこの曲を聴いたことがありますが、かなり雰囲気がマッチしていて気持ちよかったです。浸れます。



6.Toward Pole Star/High×Joker

初っ端の5人のハーモニーからもう優勝です。
そして歌い出しの隼人の歌声があまりに優しくて綺麗で、初めて聴いた時から好きな曲です。モバエム初期のイベント「Starlight Live」を彷彿とさせるような曲だとも思っています。

High×Jokerは青春!楽しい!というような楽曲がたくさんで、それはそれで元気を分けてもらえるのですが、この曲に関してはガラリと雰囲気が変わるため、こんなに綺麗で繊細な表現もできるのか!となります。

冒頭に続きまた隼人の話をしてしまいますが、「Pole Star 見上げて?未来へ未来へ向かっている」の歌い方が好きです。
だめだ、もう好きという言葉しか出てこない。


7.SOOTHING PLACE/FRAME

残業した日の帰り道なんかによく聴きます。
サビの「精一杯駆け抜けた日も 余力ちょっと残し気味な日も ひとまず超えたらハッピーデイ」という歌詞に励まされるんです。限界まで頑張った日もそうでない日も、全部肯定してもらえるような気がします。

特に好きなポイントは英雄さんの「ありふれた夜を過ごそう」です。甘くて優しい声に何度救われたことか。いつもありがとうございます。

SideMの楽曲には、聴くと呼吸がしやすくなるような、肺に空気を取り込みやすくなるようなものがいくつかあると思っていますが、この曲はそのうちの1つです。まさに精神安定剤。



8.Hungry?/THE 虎牙道

『強く尊き獣たち』で「倒れた奴らに 同情するほど甘くない」と歌っていた彼らが、まさかの応援歌です。そっと背中を押すというより少し強引に引っ張ってくれるタイプのものですが、その力強さに何度助けられたことか。

出勤したくないな~なんて思う朝に聴き、自分を奮い立たせています。
またこの曲の魅力として外せないのがラップです。もはや語彙力のかけらもありませんが、カッコいい。これにつきます。



9.Reflection BREAKERS/THE 虎牙道

ド頭のハモリから315じゃないですか?ハモリ大好き人間なので、担当ユニットでこんな曲を出していただけるともう感謝しかありません。

「その壁を壊していけ」「出し切ったと決めつけるんじゃねえぞ」「”あの日”の壁 ぶち壊すため」など、歌詞もいい。トレーニングに効きます。8thライブ前に筋トレをしましたが、実際にこれもお供にしておりました。

8thでのパフォーマンスも素晴らしかったですね。まさかあの大きな箱でヒーローショーを観ることになるとは。やられっぱなしのまま間奏が終わってしまいますが、そこからの反撃、さらには歌いながらの殺陣に圧倒されました。過去315を毎度しっかり越えていくパフォーマンス、こちらだって負けていられません。


10.Take a StaMp!/315 STARS

やっぱり最後は全体曲!
他己紹介というコンセプトが「うちの仲間みてよ!すごいんだから!!」という感じがして好きです。

ハモリ大好き人間なので、サイスタくんがまだ元気だった頃は、下のハモリ担当の恭二、信玄さん、玄武、道流さんの4人を両脇に置き、センターを漣にして、担当とハモリの両方を堪能するという高貴な遊び(?)に興じておりました。楽しいんですよ、これが。おかげで下のハモリはだいたい覚えました。ゆくゆくは上のハモリも覚えたいと思っています。

下のハモリを気にしたことがないという方でユニットコレクションCDをお持ちの方、是非Beit、FRAME、神速一魂、THE虎牙道の歌唱を聴いてみてください。特におすすめなのが神速一魂です。主旋律1人に対してハモリ1人、どちらもしっかり聴こえて315です。


以上、私のオススメ楽曲10選でした。
まとまらなくなったらパッションで乗り切るという雑な書き方をしたので、拙い部分などあるかと思います。そこは目をつむっていただけると幸いです。

それにしても10曲に絞るの大変でした。SideMっていい曲ばっかりなんだなぁと改めて感じました。素敵な企画をありがとうございました!!