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理想の自分

将来どんな自分になりたいのか。どういう人間になりたいのか。最近、自己分析などで自分と向き合う機会が多々ある。幼い頃はプロ野球選手になってホームラン王になるという明確な目標があった。しかし、歳を重ね、現実が見えてくると夢を失った。幼い頃は純粋に夢を追いかけていたなあと考えると今は少し悲しくなる。だが、今大人になるに連れて見えてきたモノがある。どういった種類の人間でありたいかだ。もちろん世界には色んな種類の人間がいる。人種も違えば、肌の色や目の色、身長や体重、そして職業や性格。個々の人間であるのでどれも否定する気は毛頭ない。ただ自分の中で"カッコいい"と思う種類の人間がいる。それは何事にも余裕のある人間だ。情緒不安定な人間はどうしても好まない。なぜこの人はこんなに怒るのか。いまあなたが怒っているのは悪い面しか見えていないからであって、もっと冷静に全体を分析できないのかと思ってしまう。もちろん教育的な面で怒るのも必要ではある。それにしても言い方はあるし、何でもかんでも怒りのままぶつけていいはずがない。私の言う"カッコイイ"余裕のある人間とは、知識や教養、経験が蓄積され常に冷静な判断をする人間である。自分の人生で得てきた知識や経験を使って周りにアドバイスする。また何かトラブルが起きても過去の経験などから冷静に分析して解決に向かう。どれだけ多くの他人の考えを取り入れたり様々な経験をしてきたかによって自分の懐の大きさが変わるのではないかと思う。これは職業で優れるかどうかではない。人間の本質的な話である。もちろん職で業績を残すのも大事ではあるが、こういった本来の人間の本質を見誤ってはいけない。自分は"経験・知識に富んだ余裕のある人間"になりたい。