今年の夏!花火の思い出
100歳のお祝いにNYの家族も駆けつけてくれて、色々な思い出を作りました。
その中でも特に印象深かった思い出と大きな気付きがあったのが花火でした。
元々は、小3の娘のリスエストで花火をすることなり、母も車椅子で公園に行きました。
最初は、母は、子どもたちが花火をするのを見るだけとつもりだったようで、長い間子ども達が花火をするのを観て楽しんでいた様子でした。
しかし、娘達が、「おばあちゃんもやろうよ❣️」と誘い花火を手渡しました。
もしかしら、自分で花火を手にしたのは、40年以上前だったかもしれません。🤔
そして、そして、10年以上、キッチンで火を使って料理するの事も無くなっていた母は、身近なところで火🔥に接することも無くなっていました。その為か、花火を手渡されたとき、躊躇し緊張した面持ちでした。
しかし、一旦、花火に火がつくと、表情は一変し、童心のスイッチが入って子どもに戻った様子。これまで、観たこともなかった満面の笑顔で2-3回 花火を楽しんでいました。
そして、持ってきた花火を全て終り、火を消して帰ろうとした時、どうやら母の子ども心にスイッチが入ったらしく、もっとやりたい様子(笑笑)
そこで、もう一回やろうと約束して、日を改めてもう一度やりました。
母が花火を想定外に楽しんでくれた事。そして、それは、目の前で花火が勢いよく燃えている事は、お年寄りにとって、とても良い意味での刺激になる可能性があることに気が付いたことでした。これは、私にとっては、大きな気付きになりました。
100歳の母は、年相応に、認知機能も低下してきており、食べたものも思いだせないし、自分の息子(私)の名前を兄と間違える頻度も最近増えてきています。
しかし、
「花火楽しかったね。覚えてる?」と尋ねると
「もちろん覚えている。」と即答。
「また、やりたい?」と尋ねると
「また、やりたい」と満面の笑みを浮かべて即答が帰ってきます。(笑)
火の取扱いに気をつける必要はありますが、お年寄りとの良い思い出作りに、花火はおすすめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?