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長続きする恋愛の法則

恋愛を長続きするには、お互いの関係が良好であることが不可欠です。

恋愛の形は、人それぞれな部分もあるかもしれません。

しかしながら、カップルについて研究した心理学データは多くあり、長続きする傾向のある恋愛というのは確かに存在します。


今回はそんな長続きするカップルの傾向をいくつか見ていきましょう。

お互いの関係を良好にするヒントになるかもしれませんよ♪


たまには言葉にして、「ありがとう」を伝える

関係が長く続き、関係が親しくなればなるほど、「言葉にしなくてもきっとわかるはず」と思いがちです。

すると、日々の些細なことでも、感謝の気持ちを自然と伝えなくなってきてしまいます。


「ありがとう」など、感謝の気持ちを言われて、悪い気をする人はいません。

夕食を作る、子どもの世話をする、仕事から帰ってくるというような日常的な場面で、当たり前のようなことでも、「ありがとう」というような感謝の気持ちを伝えられると、和むものです。


感謝の気持ちを伝え合うカップルは、喧嘩をしたとしても、仲直りしやすいです。

日常的に感謝の気持ちを伝える癖はつけておきましょう。


ドキドキが友情に変わっても、幸せを感じられる

長らく付き合っていると、ドキドキする気持ちは減っていきます。

相手 に対する気持ちは、時間とともに友情に切り替わっていきます。

それを 「気持ちが冷めた」 と感じるのではなく、自然な現象として受け入れ、 幸せを感じられれば、関係が長く続きやすくなります。

もちろん、ただマンネリ化していけばよいというわけではなく、2人で旅行に行く、新しいことをするなど、生活の中に刺激を取り入れることも大切です。


相手が喜ぶことをして、見返りや反応を求めない

常に、ギブ&テイクの精神で、何かあげたら何かしてもらう、という精神で居続けるのは、相手の不満の種になりかねません。


たとえば料理を作ってあげたときに「ね、美味しい?」と聞いたり、

「好きだよ」 という言葉をかけたあとで返事を期待したり。

そういうやり取りが楽しい時期もあるでしょう。しかし、やりすぎは禁物です。


相手に反応を 求めるばかりでは、ゆくゆくはそれが不満の種になったり、相手を疲れさせたりしてしまいます。反応を求めず、相手が喜ぶことをしてあげる姿勢があれば、関係は長く続きやすくなります。 


あなた自身、無理のない程度に、何かをしてあげるようにしていきましょう。


口論の回数<セックスの回数

非常に単純で、数値でわかる部分です。

これは、心理学者が多くの夫婦を対象に調査した結果として出たもので、

「結婚への幸福感= 性行為の回数ー口論の回数」

という式が導き出されたそうです。


これは性行為がプラスの行為の代表と考えるとわかりやすいでしょう。

口論の回数<セックスの回数で、結婚の満足度は高まります。


性行為はともかくとして、プラスがマイナスを上回らないことが大切で、ケンカをしたら、お互いに幸せが感じられることをして埋め合わせていきましょう。

これが、カップル円満の秘訣となります。


相手を思い通りに動かそうとしない

相手に対する不満を抱える人は、「相手が思い通りに動かなくてイライラする」 というところから来る部分が少なからず存在します。

しかし不満は、どうしても相手を思い通りにしようと思うからこそ生まれるものです。


これは、トルコの医学者による調査で、「他人を動 かそうとする気持ちが強い人ほど、仕事に対しての不安や不満が強くなる」ということがわかっています。


ですが、大前提として、自分が人をどうこうすることはできませんし、動くのは相手の意思で動いていきます。


これは恋愛でも同じこと。相手は思い通りに動かなくて当然だと大きく捉え、良好な関係を築いていくことを心掛けましょう。


イライラをうまく処理するセルフコントロールが大事

自分の行動を自分で律することを 「セルフコントロール」といいます。

コントロールの方法は様々あり、考え方や捉え方を変えたり、最初からストレスをためないようにしたりすることで、自分自身の感情をコントロールします。

長続きするカップルは、このセルフコントロールがうまくできており、感情的になったりする場面が少なくなっています。

ささいなイライラに対して感情的になっていると、ケンカが増え、関係が悪化しがちになるものですので、こういったコントロールをしていくことで、衝突を防いでいくことが一つの方法です。

ただし、仕事などでセルフコントロールを強いられる場面が多いと、相手に対しては我慢がきかず、つい感情的に突っ走ってしまいやすくなります。日頃からストレスを溜めないようにもしていきましょう。


相手を「自分より上」だと感じることができるようにする

ここ最近、「モラハラ」という言葉を聞くこと、多くありませんか?

相手を下に見て、「お前はこうだから」や「これだからお前は」というように責めるアレです。


もちろんですが、こんな関係、上手くいきませんよね。

これは、相手のことを下に見るということから始まっています。


カナダの心理学者は、カップルに対して自分自身と相手に点数を付けさせるという調査を行いました。

その結果、自分よりも相手に高い点数を付ける人は、今の自分に幸せを感じやすいことが分かり、逆に相手よりも自分に高い点数をつける人は、幸せを感じにくい傾向があります。

つまり、「相手は自分より下」だと感じる人は、不幸を感じやすいということになります。

相手を下に見て自分が優位に立とうとするのではなく、相手の良いところを探し、認めていくことが幸せな関係を長く続ける基本です。肝に銘じておきましょう。  


相手が目指す姿を理解し、それになれるように促す

心理学には「ミケランジェロ現象」という、相手が思い描く「こうありたい」 という理想像を理解し、その理想像に近づくための行動を引き出していくことで、実際に相手が理想像に近づいていくというものがあります。

お互いに相手の理想像に近づけるよう、行動を促してあげられるカップルは、円満で長続きすることもわかっています。


こういったことが、いわゆるサポートし合うということに繋がっていきます。

相手の理想像を理解して、互いに歩んで行けるような関係を目指していきましょう。




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