③16針 / 慎 the spilit

③16針 / 慎 the spilit
(beat by uni beats)

*vers 1*
気づいた時には日赤のICU
自分の腹の傷見ては内心BLUE
でも やめなかったファイティングポーズ
ベッド上 動けんが第一歩
1/3 無くなった膵臓
手術7時間半でも楽勝
カーテンレールで区切られた部屋
真っ白い天井 こっからさ
売店で買った安ものイヤホンからは
日本産のHIPHOP
音楽に俺は助けられ
Dr.Ns.医療に助けられ
会長が見せた男の涙
無駄にした時には己はカスだ
鏡の前 必至に言い聞かす
次は俺が返す番だ

*HOOK*
滋賀から全国に噂
OT(作業療法士)でnew type RAPPER
whoo 医療従事者 傷を勲章に変えて行くMusician

*vers 2*
立ちはだかる壁は昨日の自分
考えれば渦巻く憂鬱な気分 だが
諦めって言葉を忘れちまってる脳の言語中枢
2ヶ月ちょいの入院期間
身体に通ってた5つの管
傷がうずいて動かない身体
WTFxxx まだだ くたばるな
あの時が今じゃターニングポイント
自由な発想で今going going
バイトして必死に貯めて専門
白紙のキャンパスが今じゃレインボー
当時は22 青二才
遅いって思ってたがアホみたい
ごめんね、よりも ありがとう
与えられた分、今返して行こう

*HOOK*
滋賀から全国に噂
OT(作業療法士)でnew type RAPPER
whoo 医療従事者 傷を勲章に変えて行くMusician

【曲の解説】
この曲は20歳くらいの時の実体験を描いた曲です。

当時自分は、ビルなどのメンテナンス(ゴンドラでのガラス清掃など)の仕事をしながら、格闘技を真剣にしていました。
そんな時にたまたま不慮の事故で、膵臓断裂、長時間の手術、2ヶ月間入院生活を送りました。
最初はICU(集中治療室)にも入っていて、普通の病室に移動になってからも、身体中に管が通っていて、動けず、車椅子からスタートしたのを覚えています。

その時にお見舞いに来てくれた家族、友達、何より会長の涙は、今でも覚えています。身体的に再び格闘技は出来ないとドクターストップがかかったので、やめざるを得なかったですが、あの時の会長の涙を無駄にしないように、今も何とか腐らずにやっています。

僕のお腹には今でも16針もの一生傷が残っていますが、その事故がキッカケで、お医者さんや、看護師さん、その他のスタッフに助けてもらい、自分も医療職を目指してみようと思いました。
ただお金もないし、今まで勉強もしたことなかったので、それからは必死でした。
親の援助もありましたが、バイトして資金を貯めて、滋賀医療専門学校(今のびわこリハビリテーション専門職大学)に入り、一生懸命勉強して作業療法士になんとかなり、今に至ります。

この曲は、自分が作業療法士になるキッカケとなった事故のことや、その際にお世話になった方々へ、次は僕から返す番であるという強い想いが込められた曲です。

・配信(試聴有り)→https://linkco.re/mU4axxU7
・CD通販→https://lakesideb.thebase.in/
・ホームページ
https://shin-the-spilit.jimdofree.com
・LIVE、講演依頼→077shin1988@gmail.com

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