宝塚記念

第65回 宝塚記念[GⅠ]  

6月23日 京都11R GⅠ  芝2200㍍ (右・外)13頭 予報:雨

  1. コース形態

  2. 出走馬

  3. データ

  4. 予想


1.コース形態

外回りコースの非根幹距離で1周するコースになっております。向こう正面途中から4.3mの高さを登り、3コーナー4コーナーにかけて下っていくレイアウトになっており、下りを利用できる馬にはプラスに働く。

今年は雨の影響で内より外の方が伸びると予想。


2.出走馬


1枠1番

この表の見方を少し解説
脚質
:色がついている部分がレース中のポジション
シュトルーヴェに関しては差しに回るということ
スピード:数字が小さければ小さいほど良い。
スタミナ:こちらは大きければ大きい程、良く。ハイペースでも強い
パワー:こちらも小さいほど良い

元々は気性難の左回り専用機という認識だったものの、セン馬になってからは3勝クラスをあっさり勝ち、G2を怒涛の2連勝。

ピッチというよりは大飛び、京都外回りは合うどころか大箱は大歓迎、13頭立てもすんなり馬群を捌けそうでプラス。
前走、前々走ともにロスなく立ち回っての勝利で展開が向いただけとの見方もあるが、目黒記念では58.5kgを背負ってスローの前有利のレースを差して勝利しており、3勝クラスでグズグズしていた馬とは思えないほどの覚醒状態。

そして鞍上はレーン。軽視禁物。
1枠は間違いなくマイナス。
馬群に包まれにくい外枠は欲しかった。
重馬場については未知数で、間違いなく良の方がいいタイプたが、日経賞をみる限りパワーはそれなりにはありそう。
上位陣と比べても実績的には一枚劣るものの、勢いと鞍上の力でどのようなレースをするか楽しみ。

堀厩舎でしが、関西遠征はあまり成績が良くなく、関東メインの厩舎で、今回の遠征は間違いなくマイナス。宝塚記念自体が関西馬が圧倒的有利で、イクイノックスやタイトルホルダー並の馬であればという所か。

2枠2番 

まぁ、強い。
スピード持続力に関してはメンバー中最強で、一度スピードに乗れば長くいい脚を使えて、トップスピードはかなりのものです。
コーナリングは苦手。
大箱の外回りコースは絶好の舞台で、坂を下っての平坦な直線と、スピード持続力を活かせる。
一方、瞬発力に関しては他のディープ産駒に比べてもそれほど高くなく、後方からの瞬発力勝負は絶対キレ負けする。
ただ、この馬に関してはスタートがすべて。
ピークを過ぎた秋以降はズブさがとにかく目立つし、スタートも悪くここ最近は後方からの競馬に。
ポンとスタートし前目好位で競馬できれば勝ち負けする。
絶対視は危険も能力最上位。
ルメール鞍上である程度勝負になる位置で競馬はするだろう。

3枠3番 

絶好枠。

本質は機動力と自在性を活かした小回り内回り巧者だと思う。
大阪杯のように持ち前の機動力と万能性を活かしたロスのない正攻法の競馬でこその馬。
距離延長がプラスになるとも思えない。
今回の外回りかつ道悪もプラスには働かないだろう。ただ、今回は逃げ馬がおらずこの馬が逃げ馬第1候補で、皐月賞みたいなハイペースにはならないだろう。4歳世代の中でも世代の中では能力も上位で、今回の結果次第で世代の強さを見直しても。

これまでは相手関係に恵まれただけ。相手は格上。正攻法の競馬では勝てない。

大逃げでもぶちかまして欲しいが…

4枠4番 

前走1800以下からの参戦は【0-1-0-7】でドウデュースのとってはマイナス

枠は正直微妙。
外目のほうが良かったかな
まぁどうせ後方から捲る競馬になるかと。

ただ、舞台適性という意味ではジャスティンパレスに分がある。
これちら本質的には機動力、コーナリングセンスを活かした小回り内回りコース適性の高い馬。
距離適性は1600m〜2000mで、コーナリングがいいがゆえに距離が伸びても戦えたかなと印象。コーナーが多い方がよく4つも歓迎だが、外回りの為その辺もどうか。
あっさり勝つ可能性もあるものの、毎度人気するので妙味なし。
鞍上は豊さんなので、京都はめっぽう強い

4枠5番 

マリオカートで例えるとクッパ
ズブい。ほんとに現役馬で一番ズブいと思う。超大飛の走法で、持久戦に滅法強い。
1度加速してしまえばという感じで、内にいるべラジオオペラに最初のコーナーまでについていけるかどうか?にかかってると思う。
上がりの時計は掛かれば掛かるほど良い。重馬場をものともしないパワーもある。

例年の大阪開催は用無しも、京都外回り勝負ではチャンスあり。雨予報もまさに恵みの雨でスロー濃厚の展開利もある。

前目につけてしぶとく粘るスタミナは健在でスピードこそないものの、まさにパワーとスタミナの鬼。

雨による重馬場を歓迎する馬がすくないこともアドバンテージ。

5枠6番 

距離的には2000だと忙し過ぎる印象なので2200という距離はいい。舞台適性はそこそこ合いそうで、血統からみても完全には軽視できない。
だが、パワーもないため流石に雨天では厳しいか。
良馬場がいいと思うし今回は雨が…

5枠7番 

京都外回り専用機。良枠。
G2善戦マンに最後のG1チャンス到来か。

この馬もタフな馬場を得意としており、スローからの瞬発力勝負や時計の早い高速決着には不向きで、自慢のスタミナや持続力が問われそうな今年の宝塚ではやはり面白い存在。

58kgを背負った京都記念では斤量1kg差のベラジオオペラをねじ伏せており、あちらがコース適性が微妙なことを加味してもやはり京都外回りでは目下適性が最も高い。
距離的にも2000は短い印象。雨も歓迎。

馬の能力自体は一線級には及ばないものの、今回は京都変わりで格上に対してスタミナ&持続力で互角以上の勝負ができそう。
枠に関しては比較的いい。
前目好位の競馬が好走の絶対条件。

GIの舞台では力不足も馬場、コース、雨と条件は今までの中で1番

6枠8番 

買わない。
距離はマイルの方がいいが、年齢を重ねズブくなってきて再び伸ばしている。
雨よりも良馬場の方がよく今回は天気もマイナス。近走は目立ったレースも見せ場もなく今回もさすがに厳しい。

6枠9番 

できる事が少ない、好走するパターンが決まってます。ハイペースの後ろ有利の展開にならなければきません。確たる逃げ馬がおらずドスロー濃厚な今回は厳しいか。
皐月賞の勝ち方に騙されないように。皐月賞は雨で重馬場かつ1000m通過58.5と超絶ハイペースを後ろで追走し、最後の直線も馬場の綺麗な外に回し、他馬の脚が鈍ったところを指した感じで、豪快に見えるがそこからはあまり瞬発力勝負になると勝ちきれていない。
瞬発力はトップ層に比べてもそれほど高くはない。かといってスピード持続力もそれほど高くない。先行力もない。

7枠10番 

5~9月成績が【3-1-1-0】
と温かい時期の方が走り頃

絶好枠。
気性難のこの馬にとっては他馬に包まれにくい外枠が必ず必要。ハービンジャー産駒自体も外枠の方が好き。
スピード持続力が高く、自分から動いていってロンスパ勝負に持ち込める。京都のくだり坂も歓迎。
コース形態からも瞬発力勝負というより、持続力勝負になりそうなので、絶対に抑えたい軸候補の1頭。

7枠11番 

さすがに格が違うか。今までGIIIで【0-0-0-3】とグレード競走では見せ場なし。
買わない


8枠12番 

京都外回り成績【2-1-0-1】

ブローザホーンも良馬場での瞬発力勝負やスピード持続力勝負は厳しいため、時計の掛かりそうな今年の馬場は合いそうではある。重以上なら買う、程度で良いと思う。

何が心配ってローテーション。馬体重420kg代の馬で57.8kgの斤量背負って阪神大賞典→天皇賞春はローテ的にかなりきつい。
天皇賞・春3着以内からのローテは【1-0-2-12】と成績が振るわず。
これで疲労なかったらマジモンの化け物ですから。
パドックわかる人ならパドック見て判断した方がいい馬

8枠13番 

枠は最悪。やはり内で脚を溜めて中団から脚を伸ばす競馬だけに外を回らせられるこの枠はマイナス…。

が、

前走の大阪杯のように内に潜り込ませるような騎乗ができればだけど。
前走の菅原くんは150点の乗り方。ロスなくこの馬の能力を引き出した菅原くんに対して川田将雅がどう乗るか。枠を活かした競馬をするのか、前走のように3.4コーナーあたりで潜り込ますのか。能力は間違いなくある。

スタートは良くないけど、瞬発力、持続力ともに備えているタイプ。早い馬場は得意じゃなさそう。雨はあまりに気にしないでいいと思う。
他馬空けた内をぶっ刺す


3.データ予想


4枠と6枠が成績が悪いが少頭数。気にしなくて良いか
直線までの入りも長い為枠は今回は外目の方がよいか。

ローテーション別

・天皇賞・春 【3-3-3-33】 
・大阪杯   【2-2-1-18】 
・鳴尾記念  【1-2-0-15】 
・ドバイSC  【2-1-1-6】  

これらのレースからがいい感じの成績で。

前走G1組が有利
ジャスティンパレス
べラジオオペラなど


年齢別

4歳 【3-1-5-30】
5歳 【7-4-5-37】
6歳 【0-4-0-26】
7歳~【0-1-0-25】

4歳5歳が成績が良く、特に5歳が優勢

前走G1の5歳馬なら信用アップ
・ジャスティンパレス
・ドウデュース
・プラダリア
・ローシャムパーク
・ブローザホーン

4.予想


当日判断



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