チャンピオンズカップ

第23回 チャンピンズカップ[GⅠ]  

2023年12月3日 中京11R GⅠ  ダ1800㍍ (左)15頭 予報:晴れ

  1. コース形態とチャンピンズカップについて

  2. 出走馬

  3. データ要素

  4. 予想

今回の記事を書くか迷いましたが、どうしても書きたくなるのがター君であります。ちなみに記事を書いている日が11月29日という事で、「いい肉の日」であります。その日食べたご飯はつけ麺です。

ター君の2ヶ月以上の休み明け予想成績をしたジャパンCでは
本命のリバティアイランドが2着に入り
【1ー3ー0-0】
と成績が維持されたター君です。

今回は連闘となりますので約2か月休み明け後の連闘成績にについて調べてみました。
【1-0-0-0】といった成績で休み明け連闘は1戦1勝と相性は抜群です。



1.コース形態とチャンピオンズカップについて

スタートはスタンド前からで、坂の途中からです。スタートしてからは急なカーブがありペースは上がりにくい形状です。3・4コーナーからは下りながらのスパイラルカーブで外を回す馬、追い込む馬は厳しい形状です。ただ追い込みや差し勢でも直線まではインコースで動かず、直線でイン差し出来る馬であれば届くコースです。逃げ馬は基本スタミナ切れて馬券外

チャンピオンズカップについて
昨年のテーオーケインズは最終コーナーで外を回してきたため4着となりました。この中京競馬場事態が下りでコーナーを回ってくる形状の為、ポジション取りが非常に大切です。
今回は前目で競馬が出来るかつ、ラチ沿いから2頭目ぐらいまでのポジションを取れそうな馬。差し馬であればインコースからでも差せる馬。この2点のポイントから絞っていきます。


2.出走馬

1枠1番 メイクアリープ 牡4 58㎏
父シニスターミニスター 母スペシャルクイン
栗東:大根田 騎手:幸英明 脚質:先行差し

堅実な先行馬
内枠の先行馬でチャンピオンズカップの傾向的には最高の形か。前走のみやこSでは2着だが、インコースをロスなく回り、直線もスムーズだったことを考えると加点にはならず。大崩れはしにくいタイプで【4-5-1-1】とダートの成績は抜群。今回もインコースを上手く立ち回れれば1発馬券内。

2枠2番 メイショウハリオ 牡6 58㎏
父パイロ 母メイショウオウヒ
栗東:岡田 騎手:浜中俊 脚質:差し

進路無いからと外回さなければ
前走のJBCでは展開向かず。それでも上りは2位で脚は使えている。枠も2番とよくインコースから直線まで我慢できればイン差し出来るだろ。フェアリーステークスではスタートして直後に落馬寸前だったがそこから盛り返しての3着。外を回しても中京よりかは不利の少ない東京の長い直線だが、強い競馬だった。そこからG1を連勝しており、能力があった証拠。思ったよりも人気していない為、ワイドなどでも配当付きそうで。

2枠3番 ジオグリフ 牡4 58㎏
父ドレフォン 母アロマティコ
美浦:木村 騎手:W.ビュイック 脚質:差し

イクイノックスに土をつけた皐月賞馬。
そのあとは成績振るわず。イクイノックスが引退した今意地を見せてほしいが、分が悪い。

3枠4番 テーオーケインズ 牡6 58㎏
父シニスターミニスター 母マキシムカフェ
栗東:高柳大 騎手:松山弘平 脚質:先行

まだ見限るのは早い
最近は王者だったころの勢いがないように見えるが、今回は調教も動いてきており復調気味。前走のJBCクラシックでは3着だが馬場が合わなかった可能性も。(JBCの開催期間に砂を入れ変えたため。)前々走の帝王賞、こちらも3着だが、4角で不利があり追い出しが遅れてた。進路も探って空いた時に伸びて来ていたため、不利が無ければ勝っていてもという感じだった。一昨年のチャンピオンズカップ勝ち馬。昨年は1番人気に支持されるも、中京競馬場ではやってはいけない最終コーナー外回しを行い会えなく撃沈。明確な敗因で、今年は枠も内よりで昨年よりレースはしやすいはず。外の人気馬よりも評価をあげたい1頭。

3枠5番 ドュラエレーデ 牡3 57㎏
父ドュラメンテ 母マルケッサ
栗東:池添学 騎手:B.ムルザバエフ 脚質:先行

ダートでは未知数
ダートは1回ドバイのUAEダービーで走っており2着。成績だけ見ればダートも走れそうな馬だが、ドバイで展開も向いており、今回は先行勢が強力なため、それら他馬を蹴散らすとは考えにくい。

4枠6番 グロリアムンディ 牡5 58㎏
父キングカメハメハ 母ベットーレ
栗東:大久龍 騎手:C.ルメール 脚質:差し

G1はルメールかっとけ
昨年はスタート出遅れて位置取りが悪くなった。その後も位置を取りに行くがかなり追ってやっと集団について行った形。それまでとそれ以降では、先行出来ておりたまたまだった可能性も。前々走の平安Sのハンデ戦を今回と同じ58㎏を背負って勝てている為、斤量も問題なし。内枠も引け〇。

4枠7番 ウィルソンテソーロ 牡4 58㎏
父キタサンブラック 母チェストケローズ
美浦:大手川 騎手:原優介 脚質:差し

地方の方が
基本的に地方で好走する馬はチャンピオンズカップでは合わない。逆に地方で凡走するような馬の方がチャンピオンズカップには合う為、今回は軽視したい。

5枠8番 アーテルアストレア 牝4 56㎏
父リーチザクラウン 母スターズインヘヴン
栗東:橋口慎 騎手:横山武史 脚質:追い込み

中京巧者
中団から速い上りを出せるタイプでレースの質にマッチ。3走前に同舞台を勝っておりコース適正も問題なく、レース内容も最終コーナーで外3頭目を待ってきたが、追い出しは直線に向いてからで、あのレース運びを再現できれば。

5枠9番 クラウンプライド 牡4 58㎏
父リーチザクラウン 母エミーズプライド
栗東:新谷 騎手:川田将雅 脚質:差し

ダート界の王者へ
今回1番狙ってみたい馬。どんどんオッズが下がってきており、妙味は少なくなって来ているが、どんなレースにも対応しており、今回もかなり向くはず。昨年は2着だが、その時よりも確実に筋肉量も増え、パワーが増した。枠もいい感じと見ており本命にする。

6枠10番 ノットゥルノ 牡4 58㎏
父ハーツクライ 母シェイクズセレナーデ
栗東:音無 騎手:松若風馬 脚質:逃げ

大胆に勝負仕掛けて
陣営は「思い切った競馬を」と言っているように、逃げ馬が不在。先行馬で能力上位のレモンポップは距離不安でそこまで競ってこない。太りやすい体質だが絞れれば強く、当日の馬体重や馬体には注目したい。時計面では劣るが、今の時計が掛かる馬場ではチャンスあり。前で粘れるスタミナもあり1発期待。

6枠11番 ハギノアレグリアス 牡6 58㎏
父キズナ 母タニノカリス
栗東:四位 騎手:岩田望来 脚質:差し

コメントは少ないがかなり強い
前走は前有利の展開を差し切り好内容。怪我で長期離脱を余儀なくされた同馬が逆襲へ。

7枠12番 セラフィックコール 牡3 57㎏
父ヘニーヒューズ 母シャンドランジュ
栗東:寺島 騎手:M.デムーロ 脚質:追い込み

連勝街道どこまで
上り最速を連発。しかし差し馬の外枠で内に潜り込める位置取りがあるのかどうか。外を回すタイプのジョッキーも不安で軽視してもいいのでは無いか。

7枠13番 ケイアイシェルビー 牡5 58㎏
父ディープインパクト 母ケイアイガーベラ
栗東:平田 騎手:藤懸貴志 脚質:逃げ

切り。

8枠14番 アイコンテーラー 牝5 56㎏
父ドュラメンテ 母ボイルトウショウ
栗東:河内 騎手:J.モレイラ 脚質:先行

ダートに変えて
ダートに変えてから才能が開花。芝でも重賞馬券内あり、狙いたいが、枠が8枠。これに尽きる。

8枠15番 レモンポップ 牡5 58㎏
父レモンドロップキッド 母アンリーチャブル
美浦:田中博 騎手:坂井瑠星 脚質:先行

現ダート王者
1400mダートの方がこの馬には合うが、能力が高いためこなしてしまう可能性も。大外枠も減点だが、まっすぐ坂を上るよりも、斜めに上った方がスタミナの消費は少なく、逆に良かったのかもしれない。ただ行くなら行かなければ、終始外を走らされ足が無くなるため、ジョッキーが腹をくくれるか。

3.データ予想


枠別

1枠【0-2-2-12】 連対率13%
2枠【2-2-2-12】 連対率22%
3枠【3-0-1-14】 連対率17%
4枠【1-0-0-17】 連対率6%
5枠【2-1-1-14】 連対率17%
6枠【1-1-2-14】 連対率11%
7枠【0-3-1-14】 連対率17%
8枠【0-0-0-17】 連対率0%

こう見ると勝ち馬は真ん中ら辺の枠から出そう。
8枠は圧倒的に不利。馬券内0はやばい。


人気別

1人気【2-3-0-4】 連対率56%
2人気【2-0-0-7】 連対率22%
3人気【1-3-3-2】 連対率44%
4人気【1-1-0-7】 連対率22%
5人気【0-0-1-8】 連対率0%
6~9人気【2-2-2-30】 連対率11%
10人気~【1-0-3-56】 連対率2%

上位3頭が安定しており、穴馬が1頭絡めるか?
しかし、今回は上位人気2頭が外枠の不利な枠に入ったため、相手は広めでも。

年齢別

3歳 【2-2-1-11】 
4歳 【2-0-1-31】
5歳 【3-2-3-23】
6歳 【2-4-2-22】
7歳~【0-1-2-27】

基本的にダートは年齢を重ねても大丈夫な。年齢で切るという事は無い。


5.予想


今回のチャンピオンズカップは人気馬2頭が不利な外枠に入りました。これは大チャンスです!8枠は不利でありながら距離に不安のあるレモンポップが入り飛ぶ可能性が一気に増えた印象。レモンポップが頭まで来たら仕方ない。アイコンテーラーに関しては狙いたかったのですが8枠なので軽視。7枠12番のセラフィックコールは追い込みの馬で外枠。上手くインに潜り込めれば2着まであるか?そんなイメージになりました。

という事で本命馬の発表です!

◎5枠9番 クラウンプライド 川田将雅

はい。現在の推定オッズは6番人気14.0倍となっておりかなりおいしい。当日はさすがにここまでオッズが付くとは思いませんが、3~4倍でも本命にしていたぐらいの馬ですので迷わず本命に。
昨年のチャンピオンズカップは2着と適正もあり、段々と筋肉も付きダート馬になって来た。先行出来る馬で、先行する馬が手薄な今回はコース形状も相まってそこまで速くならず先行有利に。ここは勝負するしかない。

相手も書きたいが、土曜日の中京ダートは超絶パサパサなタフな馬場。G前の含水率が2.0%。日曜日のレース見てどう変化するか見てから決めたい。
この馬場だった場合の上位馬適性
テーオーケインズ こなせるが湿った方が
クラウンプライド 許容範囲
セラフィックコール 差しが決まりやすくなるため、追い風
レモンポップ 2000m級のスタミナ必要な馬場。来たらバケモン

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