『Just Because』【進路選択という節目】

こんにちは、しんです。

最近dアニメストアの月額会員になってアニメが見放題になりました。
僕のことオタクだって見損ないました?
だとしたら浅はかですね!!

Just Because

昨日と今日で、『Just Because』という作品を見ました。
2017年に放送されたやつです。

内容的にはベタベタで、「恋愛する高校生の青春群像劇」みたいな内容なんですけど、ちょっと今の自分と照らし合わせて見ちゃったところがあったので記事にします。
一気見して、無性になにか書きたくなりました。

「今の自分と照らし合わせた」と言っても、別に僕が恋愛の渦に巻き込まれてるとかそんなのは皆無です。笑

Just Becauseは、高3の3学期という極めて短い期間を切り取った作品です。
簡単に説明すると中学の時に転校した主人公が高3の3学期に戻ってきて、当時の同級生と再会して、新しいメンツも加わって、みたいな流れ。

その中で、高3の3学期っていうのはやっぱり濃密な時間です。
それぞれがどんな進路を選んでどんな生活を送っていくのかが決まる大事な時期。
作中では、推薦が決まっている人、地方に進学する人、就職する人、そして受験する人がいます。
(もう一人大事な登場人物で高2の後輩がいるんですが、今回は割愛)

つまりは、進路選択によって各々の恋愛の命運が決まるみたいな感じなんです。
地方に行っちゃう人とは関係を続けられないし、別の大学に進学すると一気に心の距離が離れてしまう。

…とまあ、あくまで恋愛がメインのアニメなのでそれを自分に当てはめるのはとっても恥ずかしいんですが、「進路選択」という一点に絞って、話を続けたいと思います。


僕の進路選択

ここで自分の進路について軽くおさらい。

大学3年で入ったゼミで、教育経済学というすごく意義があっておもしろい学問に出会いました。
そこで大学院進学への関心が湧いてきて、院進を志します。
が、結果はボロボロ。
4年になる頃には心が折れて勉強はおざなり、試験は散々でしまいには合格発表すらすっぽかして滑り止めの院試も途中辞退。
院進への意欲は完全に消え失せて、来年就活する予定。

改めて書くとほんとに自己嫌悪に悩まされますが、周りの人達や登山・自転車などの趣味に助けられて、なんとか生きてます。

振り返ると、自分の身の上に合った進路選択ではなくて、そこにたどり着くまでの実力も努力も圧倒的に足りなかったんだなぁと思います。
悔しいですが、現実こうなってしまいました。

「就職浪人」っていう言葉が言いたくなくて、就活失敗して浪人なわけじゃないから就浪じゃないし!ってくだらない意地を張ってましたが、Just Because見て、なんか認めちゃおうと思いました。

どうも、就職浪人生です。

こんな感じが、僕の進路選択…。はぁ(ため息)。


進路選択にテンプレってあるの?

Just Becauseの作中では、登場人物の進路がバラバラです。
就職する人、進学する人、どちらもいます。

大学の描写を見る限り、作中に出てくる翠山学院大学と上睿大学(漢字あってるか自信ない)が、それぞれ学習院と立教でした。
生徒会長が一般入試で立教になんとか受かるくらいの学力の高校が舞台だと思われます。

そういう高校でも進学する人と就職する人がいる。
僕の高校は周りに就職した人などいなかったのであんまり想像できませんが、それくらい進路選択には幅があるってことです。
(結局はアニメの中の話なので現実に照らし合わせるのが間違ってるかもしれませんが)

作中の「高3の3学期」という時期を、「大4の後期」くらいに考えたら自分にも少し当てはめられました。

でも、高校生の時には「GMARCH以上に進学する」が当たり前だったように、大学では「大企業に就職する」が当たり前な空気があります。

そういう当たり前がなんとなく嫌で、就活したくなくて院進を決めたっていうのも少しはあると思います。
高3の時は「大学行きたくない」って駄々をこねていたし、4年間を経たところで自分の本質も大して変わらなかったのかな。

だけど、僕はそれでよかったと思います。

結果として、高3の時は嫌々大学に進んで、大4の時は就職したくなくて道を外れて失敗した。
でもそれ自体に後悔はしてないし、いろんな選択肢があっていい。

「こういう進路を進んでこういう大人になるべきだ」っていう進路選択のテンプレートみたいなものは、僕はなくていいと思ってます。

現実失敗してるので説得力はないですが、皆さんはどう思うんでしょうか。
Twitterで教えてくれたら嬉しいです。

さいごに

ちなみにJust Becauseでは、ほぼ全員が一応ハッピーな感じで終わります。
進路選択に失敗した人はいません。

ただ、最後まで進路に悩んで、もがいて苦しむ登場人物たちが印象的でした。

僕が進路選択に失敗したのは、単に努力不足だったのかなぁと。

なんか失敗の言い訳みたいにまとまりのない記事ですが、書きたいことはなんとなく書けました。

大事なのはこれからで、来年就職するのか、別の道を探すのかはわかりませんが、やりたいことは明確にあるので、何年かかってもいいからそこに至れるように頑張りたいと思います。


おわり

サポートがあればすぐ次書きます!!