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今から最終回まで一気見しませんか?【The Shipper】を薦めたい。

現在YouTube本編は2021年初よりジオブロックされています!日本流通までもう少し待ちましょう…

先週金曜日、タイの、日本の、世界の”Shipper”たちをどん底に突き落としたドラマが昨日完結を迎えました。
賛否両論ありそうなラストでしたが、追いかけていた方はどう感じられたでしょうか。

さぁ、完結したからこそ、これで一気見ができます。
まだ1話も見ていない方、途中までしか見ていない方に最終話まで見てほしい「The Shipper」の魅力を2話以降のネタバレ基本ナシでお薦めしたいと思います。

最終回含むネタバレアリ感想は別noteにて掲載中!(一番下にリンクあります)

【あらすじ】

PanSoda(Ploy)は仲良し腐女子JK二人組。もっぱら優等生の先輩・Kimとその悪友・Way(Fluke)を”Ship"させたBL小説をネットで書いては同級生・Khet(Ohm)に邪魔される、という日々を過ごしていた。
あるとき、その小説が学校内で噂となり、馬鹿にされたWayがけんかを起こしてしまい、Wayの処分を止めるためにKimが退学届を提出してしまう。
さすがにまずいと感じたPanはKimに謝りに行くが、優しいKimは許した上にPanをバイクで送ってあげることに。しかし、帰宅中に事故にあった2人は魂が入れ替わった上に、Kim(の体に入ったPan)しか目覚めず…

【登場人物の魅力】

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1人目の主人公・Kim(演:First)

学校からも認められる優等生でありながら、Wayの親友。
Wayの退学処分を自らとの交換条件で消そうとしたり、退学処分のきっかけとなったPanも許してしまう他者愛に満ちた人格者。しかし、Panと入れ替わったことで様々な面が露わに…?

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2人目の主人公・Pan(演:Prigkhing)

Sodaと共にBL小説創作に勤しむサオワーイ(腐女子)。
好き勝手にKimとWayを”Ship”させていたけども、Wayの退学騒ぎで自らの行為を顧みる…ちゃんとKimに謝って許してもらえたと思ったら、事故でKimの体に入れ替わっちゃった!入れ替わりを通じて一番人間として成長していくのはこの子かも?

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Kimの親友・Way(演:Fluke)

Kimと真反対に見えるけども、大親友なギャング(?)。
Ship騒動で退学の危機が訪れ、さらには親友のKimが事故に巻き込まれると大災難に遭う序盤。そこから、Panの入ったKimとの交流を通し彼の過去が明かされ、彼もある思いを強くしていくことに…

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Panの隣の席の子・Khet(演:Ohm)

Panの隣に座っていつも創作を邪魔する”嫌なやつ”。
KimとPanの事故の後にはKimとの関係性が明らかになり、入れ替わった2人共と近い距離な貴重な存在に。Kimとの関係、Panとの関係、すべてにおいて相手中心で考える実は”めっちゃいいやつ”。

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Panの大親友・Soda(演:Ploy)

Panと共にBL小説創作に勤しむサオワーイ(腐女子)。
Panの事故後は、Panを想う行動ばかりになる友だち想いな女の子。そして、Panの最大の理解者

他にもWayの彼女・Phingphingや入れ替わりの元凶・死の天使、謎の先生・Angkanaなどが登場します。

【ストーリーの軽さ&重さ】

前半は入れ替わり系ラブコメそのもの。そこに腐女子の妄想具現化がプラスされるものだからもうお腹いっぱいになってしまいます。
Kim(中身はPan)目線、要するにPanが見えなかったKimの目線で物語は進んでいくので、そこには現実と理想の乖離に戸惑うJKサオワーイが…

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こんなのとかね。もはや定番でしょう。(笑)
そんなドタバタの中で、いろいろな伏線が散りばめられていきます。

ドタバタラブコメな前半から一転、後半は一気にシリアスモードに突入。
入れ替わりの真相や本当の関係性答えを探しに行く、笑いよりも涙が止まらなくなるような展開になります。
いや、これはPV詐欺といっても過言ではない。(笑)
こんなに泣くはずじゃなかった。(個人の感想です)

ちゃんと段階を踏んで物語は進んでいくので置いていかれる心配は無用。逆に「そこで次回へ続くはやめて!次が見たくなっちゃう!」となること間違いなしです。(リアタイ勢はここが辛い…)
そんな辛い思いをしなくてもいい今だからこそ見てください!

【演者のうまさ】

演者さんみなさん素晴らしい演技をしていたのですが、特に私が感激したのがKim役のFirst君とKhet役のOhm君の素晴らしい演技!

まずFirst君の方ですが正直私初見でした。(すみません)
ですが、入れ替わりのキャラを実写でこれだけ違和感なく演じられているのは素晴らしいなと思いました。
声や仕草だけで「これはただのKimだな」「こっちはPanのKimだな」とわかるくらい明確に演じています。さらに感じたのはもう1ランク上の演技の時ですね。終盤で描かれるそのシーンと涙の流し方はこちらを惹きつけるに十分すぎました。

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あとは「Ehhh!?」ですね。たくさん笑わせてもらいました。(笑)

変わってOhm君は「Make It Right」シリーズと「とな墓」を見ていたので、個人的には比較的イメージのある俳優さんでした。
彼の涙と目の破壊力というのは重々承知していたつもりなのですが、軽く飛び越えてくる破壊力を「The Shipper」でも見せてくれました。

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このシーンもこれぞ”目で語る演技”とでも言いましょうか。
心にグッとくる演技を何度も見せてくれました。
私の所感としましては、過去の彼の作品よりも「テンションが普通の演技」と「感情が高ぶった演技」の毛色の違いがどんどん明確になってきていて今まで以上に”乗せられる演技”をしているな、と思いました。なので、Khetの感情が高ぶっていくと自然と私の感情も高ぶっていくし、彼が泣くシーンはバスタオル必須でした。素晴らしい演技をありがとうございます。

とにかく見てください!

ぜひこのドラマはいろんな人に、ネタバレなしで、初見で見てほしいという気持ちが強いです。
なので、できるだけネタバレしない方向で書いたつもりです。
正直、このドラマの魅力を1割も語れた自信はないです。
それでも、この拙い文章でも魅力を感じていただけたら、ぜひこの機会に全話一気見をお願いします!

そして、全話見た暁には、ネタバレアリの感想noteもぜひご覧ください。(笑)


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