鍼灸師に必要な事について考える
鍼灸師になって
自分の治療院を持ち
やりたいことをやりたいようにやる。
それが実現できた2018年。これはゴールではなく、スタートなのだけど、自分のやりたい治療って何?ゴールはどこに設定すればいいの?認めてもらうってどうしたらいい?等の言葉がよく頭に浮かんでは消え、浮かんでは消える。
唯一そういうことが浮かばないのが治療をしているときなのだ。
患者さんの体と向き合い
患者さんの体の不調を見つけ、それを取り除く
この刺激でとれるかな??痛くない?辛くない??
その繰り返し。
患者さんの寝息が聞こえると話しかけないようにして
寝かせてあげる。気持ちよさそう。
この治療の時間を私は患者さんの体との対話の時間だと思っている。
これまでの治療の内容や、患者さんの生活や頭の中はフル回転している。
私の事を考える余裕なんてない。
私は知っている。こういう風に治療と向き合える鍼灸師は少ない。
雑念だらけ。
そしてそれは治療を受けている人にも伝わる。(と信じている、少なくとも私は分かる)
私にとって幸せな事は治療に対しての悩みがないという事。
この治療でいいのか?とかもっといい治療ができるようになりたい。
そういう気持ちが全くない。
それでも私は自分の治療が毎日進化しているのを感じるし。
進化するための努力もしている(と思う)
たくさんの迷える鍼灸師の卵ちゃんたちが気づきそうで気が付かない事。
感じた事を少しずつまとめていこうと思う。
頭の中にあることは
私にとって大切な治療の事であっという間に取って代わられる
だから忘れないようにここに記す事にしました。
手探りですが、鍼灸師として、やりたいことを自由にやれるようになった今だからこそ、文章として残していこうと思います。
この文章から私の軌跡が残せる本になることを夢見て。
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