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名もなき仕事

 先ほど、なかなか本腰を入れて出来なかった作業が一つ終わった。たった一つだけど、なかなかの達成感。嬉しい。
それは領収書の仕分け。
ここの所忙しくて・・・という言い訳もここまでほっておくとなかなかのプレッシャーだったのだけど、いよいよ重い腰を上げてやった。
時間にすると二時間半位で終わることなのだけれど、なんというか・・・ほんとこういうのってやるまでが長い。

大人になるとやりたい事だけやって生きたい・・・と言っていても
やはりやらなくてはならない事ってあるわけで。
向き不向きもあると思うのだけど、自分の性格を知るために必要な事って実はこういういやいややっている事なんじゃないだろうか。気が進まない事、嫌だと感じている事をやっている時が一番内省が進むと思っている。

嫌な事、ツライ事と向き合っていると自分はこう感じているな、とか・・・本当はこうしたかったんだな・・・という自分の心の声が聞こえてくるような感覚がある。そして自分がいやいやしていた理由がちょっと良く分かる。
細かい作業が苦手、数字を見ているとだるくなる・・・そんな事ももちろんあるんだけど、やっぱり終わった後の清々しさと成果を見るとホッとするし、何より自分がちょっとよくわかったような気持ちになる。

嫌な事と向き合う事は元々得意なわけではないけど、最近はこうやって楽しむことも出来るようになってきたのでありがたいな。と思っている。
大人になるって悪くないよな

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