【本】目標設定と目標実現に向けたプロセス~「ダメな私」を今すぐやめる200のアイデア/マイケル・ヘッペル⑦
久しぶりの「ビジネス本再読」シリーズ。ここ最近はあれこれ書きたいテーマがいろいろあり、ついついそちらを中心に綴って参りましたが、今回は原点回帰。かつて読み漁ったビジネス本、自己啓発本を振り返りながら、今の時代にも生かせるヒントをまとめていきたいと思います。
「もし~だったら」思考
「もし~だったらなぁ」と夢想するだけでは生産的なものは生まれませんからね。それよりは「~するためには、どうしたらよいだろう?」と考える方が前向きになれますよね。気持ちがネガティブモードの時は、他人や周りが羨ましく見えてしまい、ついつい「自分が~だったらなぁ」などと羨望の眼差しになってしまいがちです(これは自分も経験があります)。しかし結局コレって嫉み以外、何もプラスなものを生み出さないんですよね。人生がこうした気持ちで支配されては勿体ない。やっぱりそうではなく、「自分だったらどうしようか?、どう乗り切ろうか?」という前向きな気持ちを持ちたいものですね。
目標を設定する(輝かしい未来を考えるためのヒント集)
この本が海外で書かれたものなので、例として挙がっている内容が興味深いですよね。サルサのレッスンか・・・とか、なかなか思いつかなかったです、正直。ちなみに太文字は私が過去から現在に至るまで、意識していた目標になります(改めて読み直して見て、これ以外にも挑戦したくなってきました。)
実現させる
目標を紙に書き出すと、成功率が向上するという話はよく耳にしますよね。さらにそれを目に付くところに掲げておくと、さらに高まるという話も聞いたことがあります。要は「習慣化」なんでしょうね、常に頭の中で意識しているので脳内の「潜在意識」が働くのかもしれませんね。そう考えると冒頭の「~だったらなぁ・・・」と夢想するだけでは夢が叶わない、というのが分かってくるような気がします。人間、意志力がそれほど強い生き物ではないですから、そこは周りの助けや文明の利器なども利用して目標を実現していきたいですよね。
未来派になる
こういう発想も大事ですよね。先ほど意志力について触れたように、もしかしたら途中で挫折してしまうかもしれない。そんなときに「やっぱり自分はダメなんだ・・・」と落ち込んでしまうことが多々ありますよね。でもそこはある意味開き直って「ま、そういうこともある」という気持ちでいるというのもある意味大事なのかもしれません。なんといっても「三日坊主」などという有名な諺があるくらいですから。古来の人も同じように悩んでいたんでしょうね、きっと。
ですから、1日、2日挫折したからって、命まで取られるわけじゃないでしょうから、3日目からリスタートすればいいんじゃないですかね、きっと。とはいえ、その分だけ達成までの道のりに時間が掛かるわけですから、代償もあるということも認識しておかなければいけないわけですが。ただ、繰り返しますが、あんまり気にしすぎて身動きが取れなくなるよりは、こんな風に今の気持ちを楽にすることも大事だなと思います。
まとめ~実体験をもとに振り返る
今回は目標達成までのプロセスがテーマの回となりました。私の個人的なエピソードになりますが、TOEIC勉強に関しては試験日が決められていたこともあり(さらには時間に余裕があったことが大きいのですが)、そこに向けてテキストを何周しよう、であるとか、リスニング教材に関しても毎日何分聴こうというように、割と計画通りに進めることが出来ました(当然、スケジュールをタイトにしすぎず、バッファー日を設けたことも心理的負担を軽減したように思います)。
また趣味として定着したトレーニングに関しては、概ね毎日何かしらの形で身体を動かすのが日課になったようです。ま、筋トレの場合は翌日以降に鍛えた部位で筋肉痛が起きたり、パンプアップされたことが目に見えるなど、分かりやすい結果があるので続けやすいのだと思います(ま、あとはなんとしても一生に一度はシックスパックを手に入れたい←というか人間誰しも実はあるんですけどね笑、という長年の目標が未だに到達できていないからかもしれませんが・・・涙)。
一方で、挫折したものも多く、例えば台湾好きなので、台湾語を覚えようとテキストを買ったまではいいものの、なかなか習慣に出来ず、たまーにテキストを開く程度なので、なかなか身にならなかったり。まあ、試行錯誤ですね、いろいろと。とはいえ、今後もいろいろチャレンジはしたいと思っているので、今回の内容は参考になりそうです。