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【バスケ】まさに日本一丸!「天地人」がビタっとハマった新生ホーバスJAPAN

なんと88年ぶりに中国戦に勝利!そんな歴史的快挙を男子バスケ日本代表チームが成し遂げてくれました!すでに各メディアでも取り上げられ、連日の日本代表チームの活躍はすでにご存じの方も多いかと思います。前回のグアム戦同様、単なるイチ「にわか」ファンによる興奮レポートをお送りしたいと思います。


バックアップメンバーの活躍!

もちろん今回の試合では前回欠場されたしまった馬場選手の大爆発と「鷹ちゃん」ことホーキンソン選手の活躍が大きいわけですが、個人的に「控え」好きとしては、スタメン以外のメンバーにも注目していました。特に井上選手、吉井選手、川真田選手のW杯メンバー。目に焼き付いているのが、W杯沖縄大会でも率先して声を張り上げ、大きな声援をコートの5人に送っていた彼らが今回はコート内でもしっかりと「見せ場」を作ってくれたのが嬉しかったです。

勝手に命名「ベンチ盛り上げ隊」(プレーも凄いんですよ!)

いいチームってやっぱりスタメン以外の「控えチーム」にも勢いがあると思うんです。これは昨年のWBCでもそうでしたよね。特に牧選手の試合前の声出しが印象的でした(「控えも準備バッチリしてます!」みたいな内容を、あの牧選手らしい明るさでチームを鼓舞していたシーン、覚えている方も多いのでは?)。惜しむらくは原選手も次回は代表メンバーとしてベンチに入ってほしいところです。それくらい沖縄大会での「ベンチ盛り上げ隊(←勝手に命名)」の元気さは心に残っています。

チャンスの女神は前髪しかない!

WBCで言うなら中野選手(阪神)と周東選手(ソフトバンク)に代表されるように、ここ一番、というチャンスをしっかりモノに出来るか否かは非常に大きいですよね。中野選手の場合、源田選手の小指骨折アクシデントによるピンチヒッターとして見事に役目を果たし、周東選手は・・・最早言うまでもありませんよね。誰もが記憶に残ったあの準決勝での代走です。こうしたチャンスに結果を残す、これこそ日頃の努力だけではない、不思議なパワーを必要とするわけですが、今回の試合ではテーブス海選手がまさにチャンスの女神の前髪をしっかり掴んだように思いましたね。

これまで日本のガードといえば河村選手と富樫選手の「Wユウキ」中心だったわけですが、ここへテーブス選手が入ることで、これまでとは違った戦術で攻めることになり、これが中国戦ではうまくハマったように思いました。もっともっと息が合ったプレーに仕上がってくると、とんでもなく面白い試合展開になるのでは・・・?という期待しかありません。

比江島選手とホーキンソン選手のWチームからの・・・!

ハラハラドキドキしまくりの展開で、あちこちに名場面があったわけですが、中でもシビれたのはラスト第4クォーター。比江島選手とホーキンソン選手がWチームし、ボールを奪ってからのホーキンソン選手が豪快なダンクを決めたシーン。ここを挙げる方はきっとたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか?それくらいワクワクしたシーンの一つでした。年齢的にはベテランの域である比江島選手が、後半の疲れてくる時間帯にガンガンアグレッシブにオールコートであたりに行くって相当しんどいと思うんですよね、しかし、そうした背中をしっかり体で見せるからこそ、若手もついていくんだと思います。普段は飄々としている比江島選手ですが、やっぱり「ここぞ」という時に見せてくれました。

やっぱり守護神はホーキンソン選手!まさにリアルゴリ!?

グアム戦のジョシュ・ハレルソン選手も頑張っていたんですが、やっぱり判官贔屓(それだけW杯が良すぎたと言うことで)の私としては「鷹ちゃん」が帰ってきてくれたのが嬉しかったです。ゴール下の守護神。そしてもちろん3ポイントも入るオールラウンダー!とはいえ、今日の試合では2メートルオーバーの中国選手と当たり負けしない、タフなゴール下での格闘が胸熱でしたね。ちょっと途中から右肩を気にする仕草が気になるところですが、これからBリーグもありますから、無理せずしっかり調整してパリ大会でも活躍に期待です。そしてラストのお立ち台?というかインタビューでのギャグも良かったですね(笑)。帰化してくれて本当にありがとう!!!

ゲームのハイレベル化が止まらない!

回を重ねるごとに、試合のハイレベル化に圧倒されています。今やフリースローは入れて当たり前(←これは昔からですね)、そしてコートの5人は隙あらば3ポイントを確実に決めることが求められるんですね。各ポジションによる分業ではなく、まさに全員野球ならぬ、全員バスケ。さらには比江島選手、馬場選手、そしてテーブス選手がインサイドへ切り込んでガンガン強引に点を取りに行く。センター陣も守りのみならず、3ポイントをしっかり決めなければならない・・・という。これは今回中国チームも3ポイントの確率は日本チームより高かったですからね、これぞトムさんの求めるプレー。7月まではまだ時間がありますから、このあたりも期待が高まります。

昨年のWBC杯から引き続きのバスケ熱と追い風に乗る!

・・・と見出しには書きましたが、実はその根底には「THE FIRST SLAMDUNK」があるはず!と思っているわけですが(笑)。スラムダンクが火をつけ、Bリーグも盛り上がり、映画のロングランが終わった9月にW杯が開幕。フィンランド戦の奇蹟は忘れられませんし、その後のベネズエラ戦でも見事に逆転劇を制し、一方のカーボベルデ戦ではリードした戦いでの見えない「慢心」が生む恐ろしさを共に経験し・・・と、とにかく見所が満載でした。そしてBリーグの開幕。もう日本全体でバスケブーム到来といった様相を呈してきました。そんな中での半年ぶりのホーブスJAPAN。否が応でも盛り上がってしまいますよね。

好循環時に起こる、「天地人」

タイトルにも「天地人」と書きましたが、不思議とうまく回るときって、必ずこの「天の時、地の利、人の輪」があると信じています。「天の時=ちょうどトムさんがHCであり、素晴らしい選手たちが集まった」、「地の利=W杯沖縄大会、今回も東京有明」、「人の輪=言うまでも無く選手たち、そしてサポートするスタッフ、コーチ陣」・・・と、このどれもがビタっとハマったからこその結果ではないでしょうか。これはどのチームであっても不思議とうまくいくときは自然と作れているんですよね(もちろん「自然」ではなく、そういうふうにしているという面もあるわけですが・・・)。

渡米組抜きでの中国戦勝利は大きい!

この試合では川島選手の登場はなく、少し残念な気持ちもしますが、グアム戦では満遍なくメンバ-を試してみたのでしょうし、今回はまさに「ガチ勝負」に挑んだということでしょうね。それにしも、アメリカメンバー(渡邊雄太選手、富永啓生選手、そして八村選手!)抜きで中国相手に勝利をもぎ取ったというのは、快挙であり、代表チームとしても経験値を積むことが出来たのではないでしょうか。今日の試合ではベンチから外れてしまいましたが、金近選手らの活躍も期待しながら、しばらくはBリーグ観戦を楽しみながら、いよいよ夏のパリ五輪、否が応でも期待が高まりますね!

28日にはいよいよ・・・!

そしてしつこいですが、28日にはそんなバスケブームの火付け役「THE FIRST SLAMDUNK」のblue-rayがいよいよ発売に。インスタのストーリーも凝っていてこちらも期待大です(笑)。


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