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【バスケ】男子日本代表、新生ホーバスJAPAN始動!~ルーキーセンセーション!

一人で勝手に昨年のW杯沖縄大会の興奮が蘇ってきたかのような、新生ホーバスJAPAN「アジアカップ予選」対グアム戦が22日に行われました。結果は77ー56での勝利。内容に関するテクニカルな解説は、それこそプロフェッショナルにお任せするとして、自他認める「にわかファン」ならではの勝手目線で久しぶりの日本代表観戦記をご紹介したいと思います。


待ってました!日本代表!

場所は有明アリーナ。いいですねー、チケットが取れた皆さん。会場はアカツキジャパンの赤いカラー一色。なんだか沖縄アリーナの興奮を思い出してしまいました。そしていよいよ真打ち登場。日本代表チームの面々が次々にコートに現れるという、テンション上がりまくりのオープニングでした。ちなみに私自身はテレビの前での観戦です。BS日テレさん、放送ありがとうございました!笑。

エントリーメンバーはこちら!

今回のメンバーは以下の12名。昨年のW杯メンバーだけでなく、新たに加わったメンバーもいて、これからの良い意味でのMIXに期待です。(太字は昨年からのメンバー)

(2)PG 富樫勇樹 (1メートル67=千葉)
(5)PG 河村勇輝 (1メートル72=横浜)
(6)SG 比江島慎 (1メートル91=宇都宮)

(7)PG テーブス海 (1メートル88=東京)
(10)SG 今村佳太 (1メートル91=琉球)
(13)SF 金近廉 (1メートル96=千葉)
(17)SG 須田侑太郎 (1メートル90=名古屋)
(18)SF 馬場雄大 (1メートル95=長崎)
(25)PF 川島悠翔 (2メートル00=NBAグローバルアカデミー)
(55)C ジョシュ・ハレルソン(2メートル08=佐賀)
(75)PF 井上宗一郎 (2メートル01=越谷)
(99)C 川真田紘也 (2メートル04=滋賀)

スポーツニッポン新聞社より抜粋

リアル花道、川真田選手の泥臭いディフェンスが熱かった!

すみません、ただのにわかファンなのに、一番応援している川真田選手について書かせて下さい(笑)。日本人センターとして、決して当たり負けせず、どんどんアグレッシブに攻めのディフェンスを見せてくれる川真田選手。今回はきっちりフリースローやゴール下シュートを決め、オフェンスでも活躍してくれました。上から目線で恐縮ですが、昨年のW杯当時よりも確実にレベルアップしている様子が、私のようなシロートにもわかり、今後にさらに期待です。トムさんもこういう泥臭いプレーできっちり役目を果たす職人タイプ、好きなんでしょうね。さらにムードメーカーで底抜けに明るいところも大好きな選手です。

リアルリョータ、河村選手は今日も凄かった!

ご本人は試合後のインタビューで「自分たちが目指すバスケにはほど遠い試合だった」と反省されていましたが、それでも試合の流れを日本サイドに持ち込もうと果敢にゲームメイクをしていた河村選手の様子はしっかり伝わってきました。かつてはパス周しに終始し、トム監督からガチ切れされている映像が流れましたが、そんなのはかつての話。今では隙あらばガンガン攻め入って得点をもぎ取ってくる、そんなアグレッシブなプレーで流れをチームに持ち込んでくれました。今後、チームとしての連携がもっと出てくると、河村選手お得意のノールックパスからのアシストなども出てくるのでは・・・と期待大です。

そしてタイトルの「ルーキーセンセーション!」は川島選手!

もちろんスラムダンクの流川が個人芸で攻めまくった回のタイトルへのオマージュのつもりです。それくらい今回のチャンスをしっかり勝ち取ったのが、弱冠18歳の川島悠翔選手でした。若さ故の我武者羅なプレーがとても好感もてましたね。最初は緊張気味だったそうですが、徐々にノってきたようで、オフェンスでもディフェンスでも見せ場を作ってくれました。そしてラストの惜しくも得点にはなりませんでしたが、ダンクシュートは圧巻。インタビューでのほどよい緊張具合もまた初々しさを感じ、とても良かったと思います。プレー時間も長かったですし、個人ファールも重ねてしまったんですが、それでもトムさんがコートに出したということは、かなりの期待だったのではないでしょうか。

テーブス、金近、須田、今村、ジョシュ・ハレルソン選手も随所に見せ場

今回、新メンバーのテーブス海選手、金近廉選手、須田侑太郎選手、今村佳太選手、そして二人目のジョシュ、ジョシュ・ハレルソン選手らも登場し、見せ場を作ってくれました。特に序盤のジョシュ選手の3ポイントなどはこれから始まる試合への期待を醸成してくれましたし、今村選手も3ポイントを1発目からしっかり決めるなど、光るプレーで会場を沸かせてくれました。テーブス海選手も大柄ながらもポイントガードを担当し、河村&富樫選手たち(Wユーキ)とは違ったゲームメイクには今後も楽しみです。この試合では若干不発というか物足りなさもあったかもしれませんが、金近選手、須田選手も点取り屋タイプだと思うので、中国戦での爆発に期待したいですね。

もちろん昨年のW杯の試合と比べると・・・

・・・と、ここまで選手たちの紹介と、素直にホーバスJAPANファンとしては、純粋に彼らを応援したいので、「良い面」に光を当ててきました。しかし、選手本人たちも試合後のインタビューで語っているように、不本意だった点は否めないようですね。特に比江島選手が悔しそうだったのが印象的でした。まあ、私のようなシロートの目にも、まだまだ連携不足だったり、今回はたまたま日本に比べると、格下チームだったから救われた感は否めないな・・・というシーンも見られたので、このあたりはきっと今頃トムさんもガチギレしたでしょうし、選手たちも自覚されていると思うので、きっと中国戦までには修正してくれると期待したいです!

レジェンド・田臥選手の解説が優しかった!

私は今回、BS日テレの中継を観戦していたのですが、解説にあの田臥勇太選手が出演されていて、非常に選手たちに優しい目線だったのが印象的でした。昨年のW杯では女子バスケのエブリン選手が熱く、そしてなおかつ最期まで諦めずに選手たちを励ます解説が話題になりましたが、田臥選手もまたコートでプレーする選手たちに寄り添い、時に励ます語りにとても好感を持ちました。とくに川島選手に関して「はじめて(プレーを)見るので僕も楽しみです!」と、新生の登場を喜んでいる様子が伝わってきました。やっぱり現在も現役でプレーし、なおかつ日本人初のNBAプレーヤーである田臥選手は同世代(田臥さんの方が若いですが・・・)としてもずっと応援してきましたし、これからも応援していきたいですね。

目指すゴールはパリ五輪!新生日本代表の今後に期待!

ということで、結果は勝利に終わりましたが、試合をご覧になった方やニュース記事をご覧になると分かると思いますが、内容に関してはこれから調整が必要だな、という点が多々あったように思います。馬場選手の欠場など、イレギュラーもあったそうですから、今後のチームのまとまりに注目したいところですね。まあ、今はBリーグ開幕中につき、選手の方々は体自体は作っているはずなので、あとはチームとしての息を合わせるところなんでしょうか、今日の試合ではそうした連携ミスが見られたように思うので、そのあたりの調整を重ね、どんどんとブラッシュアップしてほしいと願うばかりです。だって、目指すは夏のパリ五輪ですから。4ヶ月間で徐々にペースを上げていき、ピーク期を夏に持ってこれればいいんですから、大丈夫!きっと。シロートならではの根拠無き、勝手な願望で締めくくりたいと思います。

ちなみに、日本チームのベンチ脇のコートサイドでジョシュ・ホーキンソン選手や吉井裕鷹選手が観戦しているシーンがTV中継で映っていてちょっとホッコリしました(笑)。日本チームの好プレーや得点時にリアクションをしている姿も見え、チームの「絆」のようなものを感じました。いやー、今後も楽しみです。次回は25日(日)!(そして28日はTHE FIRST SLAMDUNK ブルーレイ発売!笑)



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