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阪神タイガース選手名鑑2021〜野手編〜

個人で勝手に阪神の選手名鑑を作りました。野手編。

テンプレ
①生年月日
②出身地
③経歴
④前年度成績
⑤寸評

00 山本 泰寛(やまもと・やすひろ)

①1993/10/10
②東京都
③慶應義塾高→慶應義塾大→巨人→阪神
④一軍出場なし
⑤内野ならどこでも守れるユーティリティで、パンチ力のある打撃も魅力。巨人との金銭トレードで今年から阪神に加入した。昨日の友は今日の敵、以前までのチームメイトを宿敵とし、今年からは巨人キラーとなる。

0 木浪 聖也(きなみ・せいや)

①1994/6/15
②青森県
③青森山田高→亜細亜大→Honda→阪神(18年3位)
④92試合 打率.249 3本25打点 OPS.660 盗塁2
⑤安定した守備が武器のショートレギュラー最有力候補。パンチ力のある打撃も持ち味である。ガッツ溢れるプレーが魅力で、気持ちを前面に出してプレーする。今年は球団のマスコットキャラクターであるトラッキーを自らが描いたグッズが作成されたが、かなり個性的な出来映えとなった。

2 梅野 隆太郎(うめの・りゅうたろう)

①1991/6/17
②福岡県
③福岡工大城東高→福岡大→阪神(13年4位)
④98試合 打率.262 7本29打点 OPS.723 盗塁5
⑤ワンバウンドの投球を止めるブロッキング技術や盗塁阻止のスローイングなど、守備のレベルがずば抜けて高い正捕手。今年からは憧れの選手である城島氏がつけていた背番号「2」をつけて出場する。お立ち台に上がった際の締めのセリフ「明日も勝つばい」がファンの間でも定着している。

3 大山 悠輔(おおやま・ゆうすけ)

①1994/12/19
②茨城県
③つくば秀英高→白鴎大→阪神(16年1位)
④116試合 打率.288 28本85打点 OPS.918 盗塁1
⑤元々評価されていた長打力が昨年大きく開花し、巨人・岡本和真との白熱した本塁打王争いを演じた。新井良太打撃コーチと共に元広島・新井貴浩氏の打撃フォームを参考に新たなフォームを作り上げ、それによって対応力が高まったことが成長の要因としている。今年も4番サードとしてチームを勝利に導く一打を放つ。

4 熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)

①1995/11/10
②宮城県
③仙台育英高→立教大→阪神(17年3位)
④38試合 打率.313 0本3打点 OPS.790 盗塁3
⑤監督公認の「虎のジャニーズ」。今年は顔だけでなくプレーでもファンを魅了する。そのためには走攻守全てにおいてレベルアップが必須だ。地道な練習を重ねて一軍での活躍を目指す。

5 近本 光司(ちかもと・こうじ)

①1994/11/9
②兵庫県
③社高→関西学院大→大阪ガス→阪神(18年1位)
④120試合 打率.293 9本45打点 OPS.759 盗塁31
⑤昨年は序盤不振に喘いだが、そこから見事にV字回復。ルーキーイヤーから2年連続となる盗塁王のタイトルも獲得した。今年は自身初となる打率3割と2桁本塁打、そしてGG賞の獲得を目指す。スピードが持ち味のプレースタイルだが、性格はとにかくマイペースである。

7 糸井 嘉男(いとい・よしお)

①1981/7/31
②京都府
③宮津高→近畿大→日本ハム→オリックス→阪神
④86試合 打率.268 2本28打点 OPS.720 盗塁2
⑤昨年は移籍後最低の成績に終わり、ライトのレギュラーの座も失った。しかし、それでも打撃技術の高さはチーム内でも随一。今年はチーム最年長となるが、再びレギュラー奪取に向けて闘志を燃やす。「超人」エピソードは枚挙にいとまがない。

8 佐藤 輝明(さとう・てるあき)

①1999/3/13
②兵庫県
③仁川学院高→近畿大→阪神(20年1位)
④――
⑤現巨人監督・原辰徳以来の大卒野手4球団競合の末に阪神が獲得した超大物新人。その体格、風貌、能力は既に新人らしさを感じさせない。軽々とバックスクリーンすら超えていく打球を放つ規格外のスラッガーの新たなストーリーが始まろうとしている。

9 高山 俊(たかやま・しゅん)

①1993/4/18
②千葉県
③日大三高→明治大→阪神(15年1位)
④42試合 打率.152 0本3打点 OPS.433 盗塁1
⑤卓越した打撃技術を持つ外野手だが、1年目以降なかなかレギュラーを掴めずにいる。昨年も結果を残すことができず、二軍暮らしが長くなった。ライバルが年々増えているが、今年こそは打ち続けて一軍で立場を掴みなおしたい。

12 坂本 誠志郎(さかもと・せいしろう)

①1993/11/10
②兵庫県
③履正社高→明治大→阪神(15年2位)
④38試合 打率.213 0本4打点 OPS.596 盗塁1
⑤メジャーリーガー・ダルビッシュ有にも評価されたフレーミング技術の高さが持ち味の捕手。打撃でもパンチ力を活かした一打を放つ。選手らの誕生日にはケーキを自作することから「パティシエ」のあだ名が付き、選手コラボメニューも1人だけ自作している姿が公式YouTubeにて公開された。

24 メル・ロハス・ジュニア

①1990/5/24
②アメリカ
③米マイナー→KBO→阪神
④142試合 打率.349 47本135打点 OPS1.097 ※KBOでの成績
⑤左右両打席で本塁打を量産する韓国最強スラッガー。昨年は韓国リーグで本塁打王、打点王、シーズンMVP、ゴールデングラブ賞を獲得した。今年からチームメイトとなるサンズとは韓国時代から親交が深く、家族ぐるみの付き合いをしている。

25 江越 大賀(えごし・たいが)

①1993/3/12
②長崎県
③海星高→駒澤大→阪神(14年3位)
④45試合 打率.000 0本1打点 OPS.154 盗塁3
⑤高い身体能力を活かした守備走塁が持ち味の外野手。パワーも凄まじく、バットに当たれば遠くに飛ばす力を持っているが、とにかく当たらないため毎年打撃フォームを試行錯誤している。応援歌のカッコ良さでも人気が高いが、上述の打撃力の問題から打席数が少なく、なかなか聞ける機会が少ないという難点がある。

26 北條 史也(ほうじょう・ふみや)

①1994/7/29
②大阪府
③光星学院高→阪神(12年2位)
④40試合 打率.192 2本7打点 OPS.559 盗塁2
⑤高い野球センスを持つ内野手。元々はショートだったが、守備力に不安があることからセカンドやファーストの練習に取り組むことが増えている。オフには背番号が「26」へと変わり、心機一転、もう一度レギュラー取りに向けてバットを振る。

31 ジェフリー・マルテ

①1991/6/21
②ドミニカ共和国
③MLB→阪神
④29試合 打率.252 4本14打点 OPS.783 盗塁1
⑤豪快なスイングで速球を叩き潰すパワーヒッター。試合に出れば優れた選球眼と持ち味のパワーで好成績を残すが、怪我が多いという難点を抱える。強面な顔だが陽気な性格をしている。公式YouTubeにて公開されている「マルテ先生のスペイン語講座」が人気。

32 井上 広大(いのうえ・こうた)

①2001/8/12
②大阪府
③履正社高→阪神(19年2位)
④6試合 打率.091 0本1打点 OPS.273
⑤夏の甲子園優勝を経験している若きスラッガー。将来の4番候補として、「立場が人を作る」という平田二軍監督の考えのもと1年目は二軍で4番打者として出場し続けた。既にプロ初安打を放っているが、同時に一軍の壁も経験。2年目は更なる成長を誓う。

33 糸原 健斗(いとはら・けんと)

①1992/11/11
②島根県
③開星高→明治大→JX-ENEOS→阪神(16年5位)
④63試合 打率.294 3本20打点 OPS.733 盗塁1
⑤セカンドのレギュラー格だが、昨年は離脱を繰り返し悔しい一年となった。しかし、その中でも本塁打は自己最多を記録。本塁打数は1→1→2→3と推移してきているので、今年は5本を期待したい。今年からキャプテンを後輩に譲り、「名誉キャプテン」なる立場に移行した。

38 小幡 竜平(おばた・りゅうへい)

①2000/9/21
②大分県
③延岡学園高→阪神(18年2位)
④54試合 打率.220 0本7打点 OPS.515 盗塁3
⑤高い守備力を持つショート。昨年は一軍デビューを果たし、一時はスタメンで出続けるなど大きくアピールした。今年はそこで得た課題を克服し、昨年以上の成績を残すことができるか注目だ。「ベリーグッドマン」のメンバーであるMOCAが高校の先輩にあたり、その縁から登場曲にはMOCAの「No rain. No rainbow」を使用した。

39 榮枝 裕貴(さかえだ・ゆうき)

①1998/5/16
②高知県
③高知高→立命館大→阪神(20年4位)
④――
⑤抜群の肩と安定したスローイングが武器の新人捕手。矢野監督の現役時代の背番号である「39」を受け継いだ。先輩捕手である梅野を超えるような選手を目指す。趣味は大学時代にハマったという麻雀。

45 遠藤 成(えんどう・じょう)

①2001/9/19
②秋田県
③東海大相模高→阪神(19年4位)
④一軍出場なし
⑤2年目を迎えた若手内野手。肩の強さと泥臭いプレーが持ち味で、芯の強さを持ったプレイヤーである。キャンプ中は朝から晩までひたすら野球に打ち込み、同期である井上に負けじと一軍デビューを目指す。

51 中野 拓夢(なかの・たくむ)

①1996/6/28
②山形県
③日大山形高→東北福祉大→三菱自動車岡崎→阪神(20年6位)
④――
⑤バットコントロールの良さと守備力が持ち味の新人内野手。アマチュア時代にセカンドとショートともに経験しており、チームの弱点であるこの2つのポジションで活躍できる存在として期待されている。山形県の生まれだが、幼少期から阪神ファンだった。

52 ジェリー・サンズ

①1987/9/28
②アメリカ
③MLB→米独立リーグ→KBO→阪神
④110試合 打率.257 19本64打点 OPS.814 盗塁2
⑤配球を読む技術の高さと勝負強さでチームを幾度となく救った助っ人。昨年は主にレフトを守ったが、チーム事情により今季は韓国時代に守っていたファーストにも再挑戦する。本塁打を放ったあとの独特なパフォーマンスは「ハッピーハンズ」として定着している。

53 島田 海吏(しまだ・かいり)

①1996/2/6
②熊本県
③九州学院高→上武大→阪神(17年4位)
④43試合 打率.176 0本1打点 OPS.476 盗塁3
⑤昨年は一軍で多くのチャンスをもらったが、活かしきることはできなかった。今年こそは一軍に定着するため、走攻守全てを見つめ直し、レベルアップに努める。足の速さと肩の強さには定評がある。

55 陽川 尚将(ようかわ・なおまさ)

①1991/7/17
②大阪府
③金光大阪高→東京農業大→阪神(13年3位)
④71試合 打率.247 8本24打点 OPS.770 盗塁2
⑤内外野を守れるユーティリティさに加え広角に長打を放てるパンチ力で出番を掴んだパワーヒッター。愛称は「ゴリラ」で本塁打を放った後にはドラミングのパフォーマンスを行い、また公式グッズとして「バナナタオル」が存在しているが、実は本人はそれほどバナナが好きではない。

57 長坂 拳弥(ながさか・けんや)

①1994/4/28
②群馬県
③健大高崎高→東北福祉大→阪神(16年7位)
④5試合 打率.400 1本2打点 OPS1.400 盗塁1
⑤強肩とパンチ力が武器の捕手。今年から背番号が「57」へと変わった。ここ2年連続してシーズン初打席で本塁打を放っており、それが年をまたいでの2打席連続本塁打になったという珍しい芸当を成し遂げている。今年もシーズン初打席で本塁打が飛び出すか、密かに期待が集まる。

58 荒木 郁也(あらき・ふみや)

①1988/4/25
②東京都
③日大三高→明治大→阪神(10年5位)
④16試合 打率.091 0本0打点 OPS.182 盗塁2
⑤内外野どこでも守れるユーティリティプレイヤー。特にファーストの守備力には定評があり、一軍で出場する際は足の速さを活かした代走からそのままファーストの守備に着くという形が多い。田中将大(楽天)や坂本勇人(巨人)、斎藤佑樹(日本ハム)らに代表される1988年世代の一人であり、現在の阪神ではこの世代は荒木ただ一人となっている。

59 藤田 健斗(ふじた・けんと)

①2001/10/18
②滋賀県
③中京高→阪神(19年5位)
④一軍出場なし
⑤強肩と柔らかさのあるバッティングが持ち味。オフに有鉤骨切除の手術を受けたが、そこから順調な回復ぶりを見せている。将来正捕手を奪うために、着実にレベルアップしていく。

60 中谷 将大(なかたに・まさひろ)

①1993/1/5
②福岡県
③福岡工大城東高→阪神(10年3位)
④70試合 打率.215 2本16打点 OPS.571 盗塁1
⑤パンチ力のあるバッティングと安定した外野守備が持ち味。一方で確実性やファーストの守備には難があり、特にミスショットが多いという課題をなかなか克服できずにいる。逆境には強さがあり、自身やチームが苦しい状況になると会心の当たりを見せることが多い。

62 植田 海(うえだ・かい)

①1996/4/19
②滋賀県
③近江高→阪神(14年5位)
④74試合 打率.153 0本3打点 OPS.537 盗塁9
⑤足の速さと盗塁の上手さに定評があり、代走として重宝されている。守備では主にセカンドを守るが、時おり派手なミスをしてしまうことで評価が下がってしまう一面がある。非力さが否めない打撃と守備の課題を解決するため、練習に励む。

63 板山 祐太郎(いたやま・ゆうたろう)

①1994/3/27
②神奈川県
③成立学園高→亜細亜大→阪神(15年6位)
④5試合 打率.167 0本0打点 OPS.452 盗塁1
⑤内外野どこでも守れるユーティリティさとパンチ力を兼ね備えた打撃が持ち味。二軍では毎年数多く出場しているが、一軍には定着できていない。メジャーリーガーである秋山翔吾と自主トレを行っており、殻を破るために奮闘している。

67 高寺 望夢(たかてら・のぞむ)

①2002/10/17
②長野県
③上田西高→阪神(20年7位)
④――
⑤2020年ドラフトにおける阪神の指名選手で唯一の高校生。優れたバットコントロールとパンチ力、肩の強さを持ち合わせており、素材型として評価が高い。まずは二軍で結果を残し、一軍デビューを目指す。

68 俊介(しゅんすけ)

①1987/8/17
②福岡県
③広陵高→近畿大→阪神(09年5位)
④9試合 打率.125 0本0打点 OPS.250
⑤守備力に定評のあるベテラン外野手。近年は若手の台頭のあおりを受けて出場機会を減らしている。もう一度打撃力を磨き直して一軍での出番を掴み取りたい。本名は藤川俊介だが、藤川球児が引退した今年も登録名を「俊介」のままにすることを決めている。

94 原口 文仁(はらぐち・ふみひと)

①1992/3/3
②埼玉県
③帝京高→阪神(09年6位)
④48試合 打率.278 3本19打点 OPS.778
⑤度重なる怪我に加え大腸がんも乗り越えた不屈の捕手。がんを克服して臨んだオールスターゲームで2試合連続の本塁打を放ち、全国の野球ファンを感動させた。一球で仕留める打撃技術の高さが武器で、それを活かしてチャンスに代打として送り出されることが多い。

95 片山 雄哉(かたやま・ゆうや)

①1994/6/18
②愛知県
③刈谷工業高→至学館短大→独立リーグ・福井→阪神(18年育成1位)
④一軍出場なし
⑤チーム内唯一の左打ちの捕手で、パンチ力のある打撃が持ち味。いつも大きな声を出すなど練習態度の良さに定評がある。支配下登録を掴んだものの未だ一軍デビューはできていない。まずは一軍昇格に向けてアピールする。

125 藤谷 洸介(ふじたに・こうすけ)

①1996/2/12
②山口県
③周防大島高→パナソニック→阪神(16年8位)
④一軍出場なし
⑤日本プロ野球に所属する野手の中でもトップクラスの大きな身体を誇り、その体躯を活かしたパワフルなプレーが持ち味。長い腕を畳んでインコースを打つ姿にはセンスを感じさせるが、アウトコースへの対応にはまだ苦しんでいる。野手転向から3年以上が経ち、そろそろ結果が欲しい。

127 小野寺 暖(おのでら・だん)

①1998/3/17
②奈良県
③京都翔英高→大阪商業大→阪神(19年育成1位)
④一軍出場なし
⑤高めの球をしばくように打つパワフルな打撃が持ち味。内野も外野も練習し、今年は念願の支配下登録と一軍デビューを目指す。チームの中でも特に元気印であり、いじられキャラでもある。

128 奥山 皓太(おくやま・こうた)

①1997/9/3
②山梨県
③甲府西高→静岡大→阪神(19年育成2位)
④一軍出場なし
⑤球団史上初の国立大学出身選手。身体能力を活かしたプレーが持ち味で、外野守備と走塁には定評がある。まずは二軍で試合経験を積み、支配下登録と一軍デビューを目指す。

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