恐山へ
長い八戸での1日が明けて
2日目
恐山に行きます。
まずは朝一の温泉
そして朝食
昨夜調べた八戸駅行きのバスで真っ直ぐ八戸駅へ
八戸から下北まで快速しもきたで一本で行きます。
ホームで列車を待っていたら、
「八戸線は落石のため一部区間運転見合わせ」とのアナウンスがある。
本八戸から八戸線に乗る予定をバスに変更してよかった!
昨夜、本八戸から歩いたからバス停に気がついた訳だし
物事はちゃんと後につながる何かしらの理由があってこうなるんだ。
と、感心してしまう。
お天気が良ければ次のバスに乗ることにして、下北駅付近を散策する予定だったけどあいにくの、お天気なのでそのまま11:20のバスに乗る。
下北駅前から下北交通バスで約40分で恐山まで。
登ったり下ったり、ヘアピンカーブを繰り返す。
途中道路沿いに石碑のようなものが等間隔で建っている。
バスの音声案内によると、むつ市田名部から恐山地蔵堂前まで1丁(約100m)ごとに設けられた「丁塚」で
参詣者はこの石を数えながら峠道を歩いたそうです。
江戸時代初期末期、文久2年の恐山千年祭にあわせて寄進されたもので、新道開通後に現在の位置に移されたとのことです。
登り下りとクネクネ道
運転も難しそうです。
恐山手前の冷水
バス停で運転手さんがバスを停めてくれて、みんな下車してお水飲みます。
天然のヒバ林に囲まれた湧水なのでおいしいです。
昔から恐山に参拝する人々の喉を潤して来たようです。
確かに翌日自転車で来ていた人を見かけました。
お水おいしかっただろうなぁ。
恐山でバスを降りた時は雨風が凄くて、
来たらいけなかったのかしら…?
拒絶されてる?
と、不安に思う程
このあとも、時々モーレツな雨風となったので早い時間のバスで恐山入りして正解だったと思う。
恐山菩提寺は比叡山延暦寺、高野山金剛峯寺とならんで日本三大霊場の一つと言われています。
雨風の合間を縫って、入山料500円払っていよいよ総門をくぐります
朝6時に開門、夕方6時には閉門します。
あの世と現世との境目の扉だと言う説もあるらしい。
一歩踏み入れてみた感じは…なんと表現したら良いのか…
とにかく来たものを受け入れる、とても器の大きな場所と言う感じがする。
拒絶されている感じは全くありませんでした。
地蔵堂、本堂でお参りして
奥の賽の河原や宇曽利湖など散策したいのですが、時々スコールみたいに雨が降ったり風が吹いたりします。
4箇所温泉があります。
いきなり小屋がポツンとあります。「冷抜の湯」「古滝の湯」「薬師の湯」は山門をくぐると敷地の左右にあります。
もう一つ「花染の湯」は宿坊の裏にある「花染の湯」はとてもお湯がまろやかで人気があると宿坊の方に教えていただきました。
窓は少し開けておかないと硫黄ガスが
溜まって危険なのだそう。
ちょっと熱めなのでお水で調節。
数分入っただけで全身温まります。
そして、トイレに何度も行きたくなる
全身が温まり血流が良くなって内蔵機能が活発になるのかな?
何度トイレに行っても、その都度おしっこがたくさん出ます。
体内の毒を出す感じ。
イタコさんは今とても人数が減っているそうです。
夏の大祭の時には行列ができるとか。
私達は口寄せはお願いしませんでした。
宿坊、吉祥閣のチェックインは14時から
地蔵堂へと続く長い廊下の奥に吉祥閣はあります。
とても広くてキレイな建物です。
受付をして宿坊の決まりをご説明いただき、鍵をもらって部屋へ
宿坊内や本堂内など写真を撮らないようにとのことでしたので
ご飯だけ撮らせていただきました
写真などはリンクを貼りましたのでこちらをご覧ください。
続きます。