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なんだか私疲れてる?

今朝、家を出る時にスマートフォンをカバンに入れたはず…なのに
いつも入れている所に無くて
あ~忘れた…と、1日デジタルデトックスかな…なんて思った。

職場でカバンの中見ても無かった。

だから、夕方満月がとてもキレイだったけれど写真を撮ることはできなくて。

帰りに途中下車してビックカメラのカレンダーを貰いに行った時、ショッピングモールに大きな大きなクリスマスツリーがあった。
とてもキレイだったけれど、それも写真を撮ることはできない…

どれもこれも記憶のアルバムに写し撮る気持ちで、じっくりと見てきた。

自宅に戻り、鍵を探していたら…

あれ?

こんな所にスマートフォンが…

あるやん。

なんかなぁ。


先週はエプロンを外すの忘れてコート着てしまい、更衣室で制服に着替えるのでコートを脱いだら、みんなの視線が集まり。

ん?
と思って見たら、エプロンしている私がいて。

疲れてるな…

と、情けなくなる。


57歳になって、そろそろいろいろと身のまわりのことを整理していきたいと思うのです。

思うばかりで何も進みませんが。

メイク用品を減らしてみたり。
飲むサプリメントも見直してみたり。

少しずつ。やってみる。


今朝はスマートフォンが無いと思いこんでいたので、読書が捗りました。
東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」読了。

それぞれの悩み事が少しずつ繋がって行くのです。

私が読んでいてとても心にひっかかった所は、ビートルズが解散してしまう事を残念に思う少年のところ。

『…実際は、別れというのはそういうものなのかもしれない

人と人の繋がりが切れるのは、何か具体的な理由があるからじゃない。
いや、見かけ上はあるとしても、それはすでに心が切れてしまったから生じたことで、後からこじつけた言い訳みたいなものではないのか。
なぜなら心が離れていなければ、繋がりが切れそうな事態が起きた時、誰かが修復しようとするはずからだ。
それをしないのは、すでに繋がりがきれているからなのだ。
だから船が沈んでいくのを傍観しているように救おうとはしなかったのだ。…

…裏切られたような気がした。
大切にしていた何かを壊された気分だった…』


ことしの夏から秋にかけて
私は、本当に仕事をしていく事がしんどくてたまらなかった。

仕事は嫌いではない。
むしろキッチリやりたい。
私の今の仕事の原点となった、社員さんが数年ぶりに異動してきてとても嬉しかった時期もあった。

だけど、時間の流れと
職場の方針と
私の仕事に対する考え方の違いの溝がどんどん大きくなって
私のやる気を削いでしまっている気がする。

もがいて、前のように職人のように働きたくても許されない。
それなら、言われただけのことをやっていたらそれでいいじゃないか…

と思うことにした。

わざわざ苦しむ必要無い。

でも、なんか楽しくないのね。

言われただけのことをただ淡々とやっていて、特により良くする提案なんかしないし。
まぁ、パートで働いてるだけだし。
そんな頑張らなくてもね。

なんて、諦めているわけ。

まさに本の中の少年の
『裏切られたような気がした。
大切にしていた何かを壊された気分だった』
この気持ちとおんなじ感じだよなぁ。って、
誰に言っても伝わらないのだけど。
私の中で何かカシャンと音を立てて小さく壊れた気がする。

仕方ないので
もやもやしながらも
少しでも心が穏やかでいられる方法を探している。

そんな満月の夜です。


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