note. 再開します
少し落ち着いたので、noteの連載を再開します。
数年前、noteがサービス開始してから、何度か記事を書いては消し、また書いては消しを繰り返していました。そのスタンスは今も変わらないけど、文章が書きたくなった時はどんどん書いていこうと思う。
インターネットはもう後戻りできない世界
インターネットの発言は、どんな形で発信しても形に残るもの。ちょっとした嬉しい悲しい怒ってしまうような感情や、何処にいるか、何を誰と食べたかまで、一度インターネットで発信すれば、必ず「データ」として残されてしまう。
まるで仮想通貨のやり取りのように、取引情報がブロックチェーンとなってうずまき、無数の残骸として残されていく。
スマートフォンとスクショ、サーバのキャッシュ、Web魚拓、コピペ。
いつからか、インターネットは後戻りできない世界になっていて、いちいち発言する言葉や写真を投稿することに、ときどき恐怖すら感じることもある。
消したくなる言葉たちの行きつく場所
それでも、自分が発信した言葉を消したくなるのは何故だろう。
・きっと自信がないのかもしれない
・たいした言葉じゃないのかもしれない
・矛盾していたりおかしなことを言ってたのかもしれない
・自分の言葉を見ていられないのかもしれない
考えられることを全て並べて納得するものの、答えはもっとあるような気がするし、その答えすら矛盾しているようにも思う。
頭の中に浮かんだイメージが、言葉になって、カタチになって、たくさんの人の目にさらされ、そして消されてしまう。
いつか消してしまった言葉はインターネットの中に必ずあって、誰かが掘り起こしたり、自分でみつけたりして、いつか再会するときに「なんだこの文章は!恥ずかしい」「やっぱり意味が分からない」「消さなくても良かったかも」と思うかも知れない。
これからnoteで書きたいもの
日常のできごとはブログに書くとして、noteでは主に読み物を更新していこうと考えています。いままでWebで連載をしていたショートエッセイ、創作の恋愛小説、ずっとエンジニアをやってきて感じた仕事や、趣味の音楽のことを延々と書くのもいいかもしれない。
どんなものが書きたいか、誰が何を読みたいか、面白そうなので手探りのままスタートしてみることにします。