明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う〜番外68
1910_『尋常小学読本唱歌』
・国立国会図書館
1911_『尋常小学唱歌』
・広島大学教科書ライブラリー
1932_『新訂尋常小学唱歌』
・(出典不明)・近代教科書アーカイブ・広島大学教科書ライブラリー
1932_『新訂尋常小学唱歌_伴奏附』
・広島大学教科書ライブラリー
1941_『うたのほん』・『初等科音樂』
・広島大学教科書ライブラリー・国立国会図書館
1941_『うたのほん_教師用』・『初等科音樂_教師用』
・国立国会図書館・近代教科書アーカイブ
新訂
尋常小學唱歌
伴奏附
第五學年用
文部省
緒言
一
本書は音樂教育の進歩と時代の要求とに鑑み、從來本省著作に係る「尋常小學唱歌」に改訂を加へたるものなり。
二
本書は毎巻二十七章とし、取扱者に選擇の餘地を與へたり。
三
本書の歌詞は、舊歌詞中の適切なるもの、新作に係るもの、及び尋常小學國語讀本・尋常小學讀本中と韻文の一部より成る。
四
本書の歌詞は努めて材料を各方面に採り、文體・用語等は成るべく讀本と歩調を一にせんことを期せり。
五
本書の教材排列は強ひて程度の難易のみによらず、一面季節につきても考慮せり。
六
巻頭の「みがかずば「金剛石「水は器」の曲は女子學習院撰定のものに係る。但し、伴奏は何れも本省に於て、今回特に撰定したるものなり。
七
本書は取扱者の便宜のため、唱歌曲のみの樂譜を掲げたるものと、伴奏附の楽譜を掲げたるものと、二種類を作製せり。教授に際しては其の何れを採用するも可なり。
八
伴奏附の樂譜を使用する場合には、前奏・後奏の如きは時として省略するも可なり。
昭和七年十二月
文部省
一 みがかずば
二 金剛石・水は器
三 八岐の大蛇
四 舞へや歌へや
五 鯉のぼり
六 菅公
七 忍耐
八 朝日は昇りぬ
九 朝の歌
一〇 日光山
一一 山に登りて
一二 海
一三 納涼
一四 風鈴
一五 加藤清正
一六 鳥と花
一七 大塔宮
一八 秋の山
一九 いてふ
二〇 入營を送る
二一 冬景色
二二 水師營の會見
二三 兒島高徳
二四 三才女
二五 進水式
二六 雛祭
二七 卒業生を送る歌
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