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明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う365

明治二十三年(1890)明治唱歌 第五集
25 山を裂く響
高知市民図書館アーカイヴより

山を裂く響
大和田建樹 作歌 (西洋曲)

山(やま)を裂(さ)くひゞき漲(みなぎ)る黒煙(くろけむり)
いくさいまなかば味方(みかた)はいかならん
われも国(くに)の民(たみ)ひくべきものか
あゝこの手(て)をまもる心(こゝろ)は鉄石(てつせき)

あれを見(み)よ敵(てき)の軍旗(ぐんき)のそのみだれ
あれを見(み)よ敵(てき)の逃(に)げゆくそのすがた
天(てん)もかちどきをこだまに返(かへ)す
あゝ御祖(みおや)の神(かみ)の御霊(みたま)はわが軍(ぐん)に

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