明治の唱歌を合唱ｿﾌﾄに唄って貰う358
明治二十三年（１８９０）明治唱歌 第五集
18 夏の風
高知市民図書館アーカイヴより
夏の風
大和田建樹 作歌 (西洋曲)
一
野辺(のべ)の木(こ)かげはしりすぎて
今(いま)ぞあそぶ川(かは)の瀬(せ)に
花(はな)よをどれ水(みづ)ようたへ
こゝちよくもろともに
こゝぞわが遊(あそ)ぶ庭(には)
いまぞわが遊(あそ)ぶ日(ひ)
二
魚(うを)をとへば波(なみ)もをどる
蝶(てふ)をとへばてふもまふ
波(なみ)とたはれ草(くさ)にうたひ
川(かは)をわたり山(やま)をこえ
うれひなきおのが旅(たび)
自由(じいう)なるおのが世(よ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？